
いつから日焼け止めを使い始めるのか?
実は、紫外線対策は、一年中するのが良い。
紫外線対策は一年中することが必要です。特にシミやシワの気になる年代には特に必要です。あなたは紫外線対策をしていますでしょうか。夏はもちろんのこと冬も紫外線はあなたの肌を狙っています。特に紫外線の量が増加する3月中旬からは「上級」の紫外線対策をおすすめします。
実は、5月は真夏に勝るとも劣らないほどの紫外線量だからです。紫外線にはUV A波とUV B波があることをご存知でしょうか。
UV A波は、波長が長く肌の奥までダメージを与え徐々にシミの素が生まれ年齢とともに肌表面に現れます。
紫外線はコラーゲンを破壊しシミやシワの原因に
紫外線の害は、長い時間を掛けて肌にダメージを蓄積し年齢とともに出現します。この紫外線のUV A波は、オゾン層を通り抜け雲もそしてガラスも通り抜けるのです。そして明るい部屋の中にも入り込みあなたの肌に害を及ぼします。
何よりも怖いのはUV A波は常時UV B波の20倍降り注いでいることです。曇っていても目に見えず降り注いでいると考えると非常に恐ろしいですよね。
紫外線対策は一年中必要なのです
紫外線は、家の中にまで侵入するので、たとえ出掛けない家に居る日も紫外線対策が必要なのです。UV A波の防御率は、P++++と表記されています。以前は、P+++まででしたが新たにP++++が登場し更に強い防御率になりました。
UV B波は、波長が短い紫外線です。肌の表面にヤケドのように赤く炎症を起こします。皮膚ガンの原因とも言われています。現在の日焼け止め商品にはUV B波の防御時間をSPFで示しています。
高性能な日焼け止め化粧品が出揃いました
夏が近づく時季になると多くの日焼け止めが発売され店頭に並びますますよね。どれも高性能でこれまでの常識や理論を覆す感じです。新たに加わったP++++の表示も気になりますよね。更に50+と言う最高レベルの商品も出てきました。
もっと深い部分まで紫外線を防ぐDEEP UV Aの商品も開発されています。業界初だそうです。因にブランドはアスタリフトです。FUJIFILMは光や膜と言った部分では最高の技術力があると感じます。なんだか楽しみですよね。
紫外線対策の下地を購入する時は、日焼け止めの商品ボトルに表示されている「SPF20」「SPF50」などの表示を確認します。あわせてP++++の表示も確認しましょう。
日焼け止めの強さや持続力を示す数値です。
日焼けするまでに掛かる時間を示したものと考えるとわかりやすいです。
SPF(サンプロテクションファクター)と言う単位で表示されています。
SPF1 = 20~25分
例えば、SPF20と書かれている場合は?
20×20で400分=約6.6時間と言うことになります。
紫外線対策の基準は、肌の1平方メートルあたり2mgを塗った場合の数字です。2mgっていったいどのくらいの量なのでしょう。まず、顔から首までの場合で考えてみましょう。
乳液タイプのものであれば、1円玉くらいの大きさの量と説明書に記載されています。商品に書かれている説明に従ってください。
顔の大きさなども配慮すれば、極端に神経質になる必要は無いと思います。
塗り漏れが無いようにしっかりガード
注意点は鼻のワキや目の周りの凹凸にしっかり塗り塗り漏れがないようにすることです。そうすれば肌は紫外線から防御されるはずです。また首の周り特に首の後ろや耳の後ろも防御しましょう。
襟のない服装などには胸元への塗布もお忘れなく。首や胸元は意外な盲点です。首も胸も日焼けするとなかなか厄介な肌が薄い部分です。しっかりチェックしましょう。
また、肌の水分量が少ないと日焼けをしやすくなります。化粧水をしっかり肌に入れてから乳液紫外線対策のUV化粧下地を使うとより効果的に日焼けを防止できます。
例えば、生の魚を丸ごと焼くのと干物を焼くのでは、干物の方が断然早く焼けます。干物の方が水分が少ないからです。定期的にシートマスクなどを使って肌の水分量を高く保つように心がけると紫外線対策になります。
肌の水分量と紫外線の害の関係を頭に叩き込んでおけば、自然と化粧水をしっかり使いたくなると思います。酷いたとえですが、これを聞いた時に非常に納得できました。干物女にならないようにしたいですよね。
塗っている感がイヤと言う人にも朗報です
少し前までの日焼け止めは、非常に重苦しいイメージでした。
丁度、海水浴で使うサンオイルや日焼け止めのようなベトつく感じです。いかにも塗りました~!と言う。厚化粧系になってしまうのが憂鬱な感じですよね。
また、クリーム状のものだと白く浮いた感じがしたり厚塗り感が凄くありました。
進化し続ける紫外線対策グッズ
しかし、ここ数年かなり使用感が良くなりました。化粧下地は、UV機能が備わった商品がほとんどです。知らず知らずのうちに紫外線対策しています。
日常使いの化粧下地はSPF20~30 P+++ほどの商品がほとんどです。美白を意識した化粧下地では若干SPFの高いものがあります。
SPF20~30 P+++でも屋外に出る時間が短く大汗をかくなどの状況に陥らなければ、大丈夫な数値で充分です。
あとは普通にファンデーションやパウダーを使えば問題は少ないと思われます。パウダーなど化粧直しをすることは大切です。
日常的に蛍光灯の光でも日焼けをすることをお忘れなく。そして、陽射しのある明るい部屋にも危険がいっぱいなのです。UV A波は、オゾン層を通り抜け雲もガラスも突き抜けます。なんだか逃げ場がありませんよね。
紫外線から肌を守る化粧品が増えています
最近のファンデーションやパウダーにもUV効果があります。化粧下地とあわせて使うことで崩れも気にならないでしょう。
長時間暑い場所で日に当たる場合は汗や水に強いウォータープルーフの紫外線対策化粧下地を使うことをおすすめします。
若干重たい感じもしますが効果的で、かなり進化しています。以前より断然使い心地が良くなりました。
炎天下での、スポーツ観戦などに最適
外出時は、出来るだけ状況を想定して日焼け対策のメイクをするとよいでしょう。そして何よりも化粧直しをこまめにすることをおすすめします。
先程の計算式で換算すると朝から日没まで屋外に居る場合SPF50は、必要になります。
仮に5月と想定すると日の出から日没まで約13時間強です。夏至までは昼間は長くなりますのでその間は防御が必要なのです。
上手に使い分けて肌への負担を軽減
今一度、化粧品のボトルの表示をチェックをしてみてください。SPF20 PA+++などの表示があるはずです。
可能であれば普段使いと外出用の二種類を使い分けすれば上手にそして確実に紫外線対策ができると思います。そして紫外線対策で使う日焼け止めもさまざまなレベルがあります。
UV機能は高ければ良い訳ではありません
肌への負担も考えシーンに合った商品を選ぶことが大切です。そして何よりあなたの肌に合う商品を選ぶようにしましょう。
美容部員さんの居るカウンターのある化粧品売り場へ行けばサンプルやテスターを試すことが出来ます。化粧品の場合は一人で悩むよりプロのアドバイスを受けた方が早道です。
使い心地が気に入らなければ、理由を述べて帰っても文句は言われません。
次は、体の紫外線対策を考えてみましょう
顔以外も紫外線対策をするのか?と言う声が聞こえそうですが、そうです体にも紫外線対策をするのです。
最近はシャツやパーカーなどにUV機能があるものが多く販売されています。おしゃれなUVストールなども数多くあります。
服を着ている部分は、あまり神経質になる必要はないと思います。しかし、盲点があります。それは、手の甲から腕やスカートを履く素足です。
半袖を着用して、顔と首だけケアしていると、いずれ足や手の甲から腕にかけて隠れシミが出現します。
特に自転車によく乗られる方は要注意
紫外線防止のロング手袋と体用の日焼け止めをお出かけ前に使うとよいでしょう。ただ、手はよく洗うので長い時間の外出には、塗り直しをおすすめします。
腕や足、体に使う日焼け止めは、意外とさっぱりしているジェルタイプがおすすめです。
スーっと消え、何事も無かったようにさっぱり使えます。お店のテスターで試してみるのも良いかもしれません。
これらの日常使いの体用の紫外線対策商品は、ボディソープで簡単に落とせます。専用クレンジングの必要はないのでお手軽に使えますよね。
さらにお手軽と言えばスプレー式の日焼け止めもあります。さっと取り出してシューッとすれば終了です。
スプレー式は塗り直しや髪用の紫外線対策とお考えください。スプレー式だけで全ては賄い切れないと思います。
紫外線対策用サングラス使っていますか?
あとは目の紫外線対策です。目から紫外線が入るとメラニンを出せ!と脳から指令が出ます。
目から紫外線が入ると、顔に紫外線対策のUV化粧品を使っていてもメラニンがつくられます。そして、紫外線は肌だけでなく目の奥にまで害があります。眼球の中の角膜、網膜に影響が出るのです。
最近の眼鏡やコンタクトレンズには瞳を紫外線から守るUV機能がついています。メガネなどを使用していない裸眼の場合は、サングラスや伊達眼鏡がおすすめです。
意外にも、透明なものが良いUVサングラス
UVとしっかり表示されていれば安価なものでも充分ですが出来るだけ信頼のおけるブランドやメーカーを選びましょう。
暗い色のサングラスは、暗い場所に居ると目が勝手に判断し、瞳孔が開きます。開いた瞳孔から紫外線が多く入り込み網膜を傷める可能性があります。
高齢化社会、白内障は紫外線が影響する
また、紫外線が瞳に入ると将来白内障を発症する可能性を高めることががあると言われています。
特にアレルギーやアトピー体質の方は白内障の罹患率が高くアトピーの合併症とも言われています。
実は私もアトピー体質でアトピー性の白内障を発症しています。白内障は、水晶体が、白く濁る病気です。
加齢によるものがほとんどですが、私の様なアトピー体質からも発症します。20代から発症する場合もあるそうなのでアトピー体質で目に異状を感じたら早めに眼科へ行きましょう。ただし、治療法はありません。病気の有無を知り日常生活に注意することが重要なのです。
私の場合は、非常に早期でお薬もなしです。進行をしないよう紫外線に注意するだけです。実際、自覚症状はありません。
眼科での指導で、UV機能のあるハードコンタクトレンズとサングラスを使用しています。紫外線を避けるしかありません。また痒みなどで刺激すると白内障は進行すると言われました。
地球温暖化のせいなのか年々暑さがましています。紫外線も多い気がします。何よりも暑さだけで紫外線対策の化粧品が汗で流れます。暑さとの闘いでもあると言えますよね。
今する対策は将来への備え、隠れシミ対策
また、お化粧をしない男性の方にも紫外線対策をおすすめします。年齢とともにシミやシワが増えるほか皮膚ガンになる可能性が高くなります。
男性用化粧品にも紫外線対策の化粧水や、乳液など、さっぱりタイプのものが揃っています。
ドラッグストアで、買い物のついでに探すのも楽しいかも知れません。お化粧をする男性?失礼しました。お姉様方は大丈夫ですね。
紫外線に壊された組織はやがてシミやガンに
夏に向かって紫外線対策と思っていたら実は一年中紫外線対策が必要でした。まだ、大丈夫?なんて、すっぴんで洗濯物を干したりしていませんか?
また、主婦の方の多くが、手の甲のシミに悩んでいます。手や首も年齢判断されやすい場所ですよね。
お洗濯や布団干し結構紫外線ダメージが蓄積されます。紫外線対策をするとしないでは、美肌や見た目年齢に非常に大きな差が出ることは確かなことです。
他人は、肌の見た目でその人の年齢を判断
紫外線対策を「した人」と「しない人」では、40代前半からシミや、肌のくすみ、シワの出方でかなりの差がでます。
同じ年齢なのに見た目年齢の差がはっきりと出る年齢が40代です。他人から自分が、どのように見られているのかは重要ですよね。この差は、50代になると更に顕著に現れます。若い50代?老けた50代?どちらが良いでしょう。
一時ブームになった美魔女?も50代の女性が多かったと思います。メイクや髪型に体形、そしてファッションなど。気遣いひとつで自然と若さは保てます。ちょっとした油断が大きく二手に分かれる年代なのです。
年齢的にあまりに不相応な若作りは、如何なものかと思いますが、ナチュラルに若さが感じられる女性は、幾つになっても好感がもて、幅広い年代の人と交流ができますよね。
人間は、年齢や美しいか否かを肌の見た目で判断します。肌がきれいな人ほど若いと印象づけられます。見た目で年齢を高く見られてから大騒ぎをしても手遅れなのです。
肌年齢を戻すのは容易ではありません。既に紫外線によって肌の老化が進むことは明らかです。美肌や健康、見た目年齢などのためにも紫外線対策をしていきたいですね。
手軽に出来る紫外線対策・効果も期待大
それにしても、新しい化粧品は、紫外線対策も美白も凄くいっぱい揃っています。効果も高く良い時代になりました。
もう少し、遅く生れれば良かった〜なんて思ってしまいます。特に、これからの季節は日焼け対策を忘れずにお出かけください。
そして、紫外線対策は部屋の中でも屋外でも一年中が基本です。曇っている日こそ油断しないよう心がけましょう。
隠れジミの原因 = UV A波は、日々雨のように降り注いでいます。有害な紫外線で全身ずぶ濡れにならないようにご注意ください。
皆様の美しい毎日をお祈りいたします。
長文をお読みいただきまして、ありがとうございます。 ♡香
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