トマトを種から栽培・無駄なし10倍お得なバラ蒔き分割栽培法

トマトの苗は買うより種から発芽させる方が楽しく経済的

せっかくの家庭菜園をよりリーズナブルに楽む方法


夏は家庭菜園でトマトを栽培するという方は多いですよね。手順としてはトマトの苗をホームセンターや園芸店などで購入してそのままプランターや畑に定植するのが一般的だと思います。トマトの苗を購入さえすればすぐにトマト栽培が開始できます。でもトマトの苗は結構なお値段がしますよね。

 

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トマトの苗を購入して栽培する利点としては発芽がうまくできない問題を回避して簡単に苗が手に入ることやさまざまな種類のトマトの苗を買って色々なトマトを収穫できるなどです。

でも一種類か二種類でたくさん育てたい場合や1から10まで自分で栽培を楽しみたいというのであれば断然トマトの種を購入してトマトの栽培をスタートする方がお得ですし楽しいです。

どのような植物でも発芽の瞬間は感動的なものです。家庭菜園ともなれば尚更楽しく感動的でしょう。今回はトマトの種まきから発芽そして生長させたトマトの苗の定植を中心に記事にしていきたいと思います。

園芸の初心者が育てやすのはミニトマトです。ミニトマトとかプチトマトとかさまざまな呼び名がありサラダやお弁当の彩りにはもってこいの一品ですよね。

夏になればひとパック100円程度で購入できますが、家庭菜園で栽培すれば美味しさも食べる喜びもひとしおです。ミニトマト栽培の良いところは場所を取らずにベランダでも簡単に多くの実を収穫でき熟した実から少しずつ料理の彩りに使えるところではないでしょうか。

難点は実が小さいことと若干皮が硬いことでしょう。家庭菜園の中級者ならミニトマトより中玉種のトマトを栽培する方がより一層使い勝手が良いと考えます。中玉トマトの場合大きいものは小さめの鶏卵くらいの大きさになり小さいものはミニトマトと同じくらいになるので料理に使いやすいです。味も濃くてジューシーです。また実も房でたくさん成るので結実の喜びも大きいでしょう。

大玉のトマトも苗の育て方は同じですが大玉特有の病気、尻腐れ病や雨の後に皮が破れるなど収穫までの問題を乗り越えるのが大変です。おすすめは中玉のトマトです。この辺りはご自身のお好みでセレクトしてください。

私は今年は、中玉のレッドオーレというアタリヤさんの種を購入しました。値段も300円と安かったのが決め手でした。人気のあるアイコやフルティカなどのブランドトマトの種は、数粒で500円くらいします。ブランドのトマトでなくても家庭菜園で育てれば完熟まで栽培を続行できるので味わいは素晴らしいはずです。ご予算に合わせて購入してください。

トマトの種まきは春・3月(東京基準)

トマトを発芽させるにはかなりの温度が必要です。基本的に陽当たりが良く暖かい場所であれば10日から2週間で発芽します。積算で言うと100度程度が発芽の目安で、種を蒔いた時期の気温が高ければ早く発芽するのです。

 

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発芽には温度が必要な条件です。そして発芽後は日照が苗の生長に欠かせない要因となります。できれば、春のお彼岸の前には種まきを終えましょう。

トマトのバラ蒔き分割法とは?

今回は私が毎年やっているバラ蒔き分割栽培法を説明します。発芽した種を無駄なく苗に仕立てることができますよ。通常は一つのポットに2~3個の種を蒔いて発芽した元気な芽だけを残して残りは間引く方法を取りますが勿体無いのでバラ蒔きして発芽した芽を可能な限りポットに移し替え育苗します。種をひとつのポットにバラ蒔いて発芽したら分けるのです。

要は芽が出た苗は全部活かすのです。通常購入した種の発芽率は80~85%と控えめに書いてありますが私の経験では10個蒔くと9個以上は発芽します。

なので種を蒔く時は少し大きめのポットに欲しい苗の一割増くらいの数を蒔きましょう。苗を5本欲しいなら種は6個、10本欲しいなら種は11個で充分です。万が一発芽しなくてもその時点で更に追加して再度種蒔きをしても間に合います。季節は早足で進んでいる時期なので気温は上がる一方です。気温が高ければ発芽も早まります。だったら4月に種を蒔けば?とも思いますが害虫やら寒暖差などマイナス要因を考えれば3月に蒔く方が安全です。

 

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例えば、ひとつのポットに10個の種を蒔くと9~10個の芽がでます。日本の種は品質が良く発芽率も高いのです。トマトの種は新しい培養土を入れたポットに一粒づつ全部で10粒蒔いて上から培養土で覆います。

土の表面に静かに優しくたっぷりの水を与え発芽を待ちます。発芽するまではしっかり水やりし発芽後も雨の日以外は一日に一回はたっぷりと水をあげましょう。たっぷりとは、ポットのそこから水が滴るくらいです。当然ですが種まきの時点では肥料は必要ありません。培養土の中には元肥入りと書かれているものもありますがあまり気にせず安い培養土で充分です。もちろんお高い培養土でも問題ありません。発芽した小さなトマトの苗から双葉から本葉が出たら分割して植え替えます。

発芽後双葉から本葉が出たら一本立ちのポットへ

トマトの芽が出て双葉の間から本葉が出てくるとトマトらしい葉になります。ここから一気に生長を助けるために苗のポットを一つずつ用意して植え替えることが大切です。双葉→本葉→植え替えのタイミングも大事です。あまり早くてもダメですし、あまり遅くてもヒョロヒョロな苗になってしまいます。ここが通常の栽培方法と違うところです。種の袋の裏に書かれている栽培方法とは全然違います。

小さい芽を植え替えたら枯れちゃうのではないかと心配になるかもしれませんが発芽して本葉の出た苗は意外と生命力に溢れていて元気いっぱいです。トマトの苗の根を傷つけないように植え替えましょう。アイスの棒やスプーンなど小さめの道具を使うとうまくできますよ。私はもっぱらハサミを使って植え替えています。

慣れてしまえばトマトの小苗は簡単に植え替えができます。植え替えの日はあまり暑くなく陽差しが弱い日にするか夕方など涼しい時間帯に行うと間違えがないと思います。暑い風が吹いていたりすると一気に苗が弱ってしまうので要注意です。

植え替え後はしばらく日陰に置いて水やりを丁寧にしましょう。しばらくすると生長を始めるので見た目ですぐに元気に根付いたことがわかります。小さいうちの植え替えはあまり苗にダメージはないと考えます。ポットに一本立ちさせてじっくりと定植できるサイズまで栽培を続けましょう。

余談ですが、温床を使って早い時期=寒い時期に発芽させられればその分早く栽培が開始でき収穫期も長くなりますが、私の経験では、温床を使って無理に発芽させてもその後に日照が不足すると良い苗は育ちません。

自然を味方に家の特徴や気温の高い場所で栽培すれば安心

これまでの反省点を踏まえて今年は、ベランダで発芽させ苗は屋上で朝日から夕日までを浴びさせて生育を促進させてみました。茎は太くきれいな葉を持ったしっかりとしたトマトの苗ができました。これまで未だ液肥などは与えていません。

屋上がない方はベランダの陽当たりの良い場所に苗を置けば良いと思います。大概のベランダは南向きなのでちょうどよく陽があたると思いますよ。

 

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また今回ベランダや屋上を利用したのは害虫の食害を防ぐ意味もあります。これまでは家の前の西側のポーチで育苗をしていましたが玄関前にはたくさんの植物があり虫が寄ってきます。ハモグリバエなどの害虫に狙われ葉が傷んでしまうことが問題でした。殺虫剤は使いたくないので思い切ってベランダと屋上で栽培をしました。

ただ、屋上の難点は非常に風が強いこと。苗がまだ小さい時に2本根元で折れてしまいました。一つはなんとかリカバリーできましたが1本はダメになってしまいました。

リカバリー中の苗は一時根元から折れていました。これはダメかと思いましたが可哀想でなんとか助けようと考え少しずつ培養土を増やして茎からの発根を促しました。現在は元気に生長中です。

上の写真が一時は枯れそうになったリカバリー中のトマトの苗です。トマトは茎からも発根しやすい植物で小さい苗の状態でも非常に生命力が強いのです。

生長は一緒に同じ日に蒔いた他の苗と比べると非常に小さく遅れていますが元気に生き返りました。上の写真が同じ日数栽培している苗です。大人と子供状態ですがなんとか助かってよかったと感じています。

ちなみにベランダに置く場合は、エアコンの室外機の前には絶対に置かないようにしましょう。一発でダメになってしまいます。

 

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トマトの苗が大きくなるにつれ風の影響を受けやすくなり苗の高さが15センチを超えた頃からは屋上から撤退してベランダ栽培を中心にしています。風のない昼間は屋上に置くなどその日の状況で管理しました。ちょっと手間暇がかかります。

春から夏にかけては夏日だったり急激に気温が下がったりと温度変化や雨が気になりますが発芽前は雨が降ると発芽が促進されたりと利点もあります。

トマトは小苗のうちから脇芽かきを忘れずに

まだ定植前の苗でも生育条件が良いと脇芽が出て来ます。今回蒔いた「レッドオーレ」は花芽が着く前から脇芽が出てきました。

すごく小さい脇芽ですが油断をするとあっという間に大きくなりかねないので脇芽を見つけたらつまみ取りましょう。その際、茎に傷をつけないように細心の注意をしましょうね。トマト栽培は脇芽かきが付き物です。定植前から定植後も必ず行いましょう。

現在、すでに小さな米粒のような花芽が出てきました。定植まであとひと息です。トマトの苗は開花は定植の合図なので花が咲き始めたらプランターや畑に定植しましょう。

トマトの苗の開花は定植の合図

現在10個ほどのトマト「レッドオーレ」の苗を育てています。風に煽られて倒れたリカバリー中の苗も徐々に育っています。また遅れて発芽したものや昨年の残りの種「フルティカ」も発芽したので控えの苗もバッチリです。

定植まで時間がなくなてきましたので畑の準備を同時進行して行きたいと考えています。もちろんプランターでも栽培可能ですので一緒にがんばりましょう。

残ったトマトの種はしっかり口を封して置けば2年くらいは発芽します。余った種はしっかりと口を止めて空き缶などにしまっておきましょう。しっかり保管すれば来年も使えて無駄なしですよ。


小さかったトマトの苗に黄色い花が咲き始めました。トマトの苗に花が咲くということはいよいよ定植の合図が出たということになります。アップで見ると蕾には生毛が沢山生えていて新しい命のパワーが貰えますよね。

前回ご報告した米粒のようなトマトの花芽はその後一週間ほどで開花し始めています。花が開花した苗から順次庭にある畑へ定植を開始しました。苗の入ったポットの底からは元気な根が顔を出しています。もう育苗ポットの中は根っこでいっぱいになっているはずです。

植物の種はタイムマシーンのようで発芽した時は本当に嬉しいものです。私は発芽の瞬間が一番好きです。

これからじっくり育てたトマトの苗たちの生長劇の舞台は庭の畑へと移動します。今年のトマトはどうなるのか?手塩にかけてじっくり育てたトマトの苗は良い結果をもたらしてくれるのか非常に楽しみです。


トマトの苗に花芽が着いて家庭菜園の畑に定植をして約一週間が経過しました。小さな粒状の蕾は黄色い花を咲かせあっという間に小さな実が成り始まりました。季節が徐々に変化する時期で走り梅雨が気になりますが安定感のある生長ぶりです。

畑に植えるとひとまわり大きくしっかりしました。着いた花芽も落ちることなく着実に結実しています。

中玉のトマトの特徴は房なりです。ひとつの房に沢山の実が成ります。最初に咲いた花の先に次々と花が咲いて先に咲いた花は実を成らせています。

丁寧に苗を育てた甲斐があったと感じています。今年はベランダで他の植物から離して害虫の被害を極力抑えました。結果的に定植するまで葉っぱは非常にきれいで虫食いもほとんどありません。

もちろん殺虫剤は使用していませんよ。現在一段目の花が咲き実り、二段目の花芽が着き始めています。種から育てるトマトの生長をお楽しみに。

今回も長文をお読みいたさきましてありがとうございます。香♡


 

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