赤いトマトはお好きでしょうか?
冬も売っていますが本当の旬は初夏。
旬の野菜は他の季節にはないほどの栄養があります。特にトマトには、強力な抗酸化力で有名な赤い栄養素リコピンが豊富に含まれています。健康にだけでなく美肌や美白にも役に立ちます。
インターネットのニュースで飛び込んで来た116歳のイタリア人の女性は一人で暮らしています。食事は、毎日同じものを食べているそうです。それにしても116歳って凄くご長寿です。
注目すべきは独り暮らしということです。116歳で誰にも世話をかけず長生きできることは素晴らしいです。これぞ健康長寿そのもといえますよね。その秘訣はいったい何処にあるのでしょう。
秘訣などは、特にないようです。ただ、気ままにストレスがなく自由に暮らしているようです。なんだかわかる気がします。女性の独り暮らしは本当に気ままなんです。
ところで、トマトがおいしい季節
トマトの栄養の中で特筆すべきは抗酸化物質のリコピンですよね。そして、ビタミンCとカリウム、食物繊維などなど美肌や美白に深い関わりがある物質ばかりと言うことはご存知ですよね。
赤い栄養素?赤いあの有名な化粧品にも入っています。FUJIFILMアスタリフトにも含まれています。リコピンを毎日お顔に塗っている訳です。
アスタリフトは、美意識の高い女性からの支持が非常に高い化粧品ですよね。そのリコピンをたっぷりのトマトを体の内側から摂取出来れば、肌に良いだけではなく体にも良いと言う訳です。
トマトに含まれるリコピンは、他に類を見ない活性酸素を減らすことが出来る物質で赤い色素の一種です。強力な抗酸化力を持つカロテンの仲間です。
活性酸素を体から減らすことが出来れば、さまざまな良いことがありそうですよね。まず、ガンの抑制が思い浮かびます。活性酸素はストレスや喫煙などで発生します。
そして、トマトにはリコピンだけでなくビタミンCも豊富で抗酸化作用とビタミンCのW効果があり美肌や美白効果が期待できます。
大病をしないことが健康長寿の秘訣
長生きでもベッドに横になって長生きすることと活動的に生きるのでは意味が違います。健康長寿は理想ですよね。
数年前まで看護師をしていた80歳を過ぎた伯母から聞いた話しでは、大きな病気をしない場合大抵の人は80歳までは軽く生きることが出来るそうです。
因に伯母は、凄く元気です。毎日さまざまなカルチャースクールを渡り歩いています。凄くパワフルな女性です。健康長寿で若々しい生き方には憧れます。健康に毎日生活したいですよね。
健康長寿とは、人の世話にならず独りで暮らせることを言います。抗酸化力とは、体が酸化=サビ=老化を防ぐ力があると言うことなのです。
リコピンとビタミンCが豊富な完熟のトマトは、健康に理想的な野菜と言えますよね。イタリアの116歳の世界一のご長寿の女性はトマトを食べているのでしょうか?
何を食べるかはさておき116歳でひとりで暮らせることが素晴らしいと思いました。この女性は、以前、気の乗らない相手と無理に結婚したそうですが子供を失ったことで夫と離婚したそうです。
それ以来ひとりで生活していると言うことです。長生きには気ままが良いとコメントを出しています。
そう言えば、ストレスでも活性酸素は発生します。なにか関係がありそうですよね。それにイタリア人ですからトマトは沢山食べていそうですね。
年齢を重ねることは、酸化=老化
抗酸化力のある食品を取ることは老化に抗うと言うことになります。そんなことは意識しなくても美味しいものは体にも心にも良さそうです。長い人生をいつまでも健康でキレイでいたいですよね。
50代は、メンテナンスひとつで美しくも醜くもなる境目だと感じています。体調が良くストレスがなければ、当然、肌の調子も良くなります。効果的な美味しい野菜で体調を管理したいです。
特に初夏のトマトは、栄養価が高く紫外線を浴びた肌や体のリカバリーに役立つ野菜なのです。旬のトマトを食べて紫外線対策をしたいですよね。
夕方の八百屋さんやスーパーでは
夕方にお買い物に行くと完熟した真っ赤なトマトが大安売りしています。トマトは完熟すると皮が切れやすくなります。
お店としては、早く売ってしまいたいのです。大きなトマトが袋に幾つか入って半額?なんてこともよくあります。
ちょっとセコいかも知れませんが、完熟で栄養満点なのに大安売りの野菜って少ないですよね。
野菜は、どんどん鮮度が落ちてしまうのが通常です。でトマトはギリギリが丁度良いのです。私は、安くなった完熟トマトを買ってパスタを作るのが好きです。
甘くて濃厚な味は生トマトでもソースにしても美味しいものです。体に良いのは、翌日の朝に感じます。洗顔のあと肌の調子が良いのは触ってわかりますし肌の色も良いのです。
食べ切れない場合は、湯剥きをして冷凍すれば保存が出来ます。使う時にそのまま鍋に入れれば直ぐに使うことが出来ます。忙しい時には本当に助かる保存食です。
湯剥きは鍋にお湯を沸かして洗ったトマトをお湯に1分くらい入れ皮がめくれたら冷たい水の中に入れます。すると皮がするっとむけます。
なかなかむけない場合は包丁で、皮に少し切れ目を入れるとそこからスルッと剥くことが出来ますよ。
トマトをパスタで美味しく食べるポイントは?
トマトの中の種のゼリー質の部分を捨てないことが重要です。トマトの種の部分にある水分でパスタとウマく絡みます。
湯剥きしたトマトをざく切りにして白ワインとバジル、オリーブオイル、塩少々を混ぜれば冷製トマトソースの出来上がりです。
茹でたてのバスタに冷水を掛けて冷まし、作っておいたトマトソースを掛けるだけです。ガーリックやアンチョビをプラスすれば本格的なイタリアンになります。
煮込んだトマトソースを作る際は、トマトを湯剥きして小鍋で煮詰めます。お好みで白ワインやバジルなどハーブをプラスし熱が均一にと通れば終了です。
冷ましてからジップロックなどの冷凍保存用のパックに入れて冷凍庫へ入れましょう。夏場は、気温が高いので早く冷ましたい時は保存パックのまま水に入れて冷まします。出来るだけ早めに冷凍しましょう。
熱いままの食材を冷凍庫に入れると冷蔵庫に負担が掛かるので止めましょう。また、冷凍している他の食材に悪影響が出ます。
特に熱いものを入れられる機能のある冷蔵庫の場合は、冷蔵庫の説明書に従ってください。
経済的で栄養のあるトマトで野菜不足を解消
ここ数年の異常気象や各地の震災の影響で野菜が高騰しています。トマトも高いですよね。
保存出来る野菜をうまく活用して節約しましょう。節約のみならずトマトは体にも良いのです。一石二鳥と言うことです。
安売りのトマトは、大抵が大袋に3~4個入って売られています。何度か食べて、美味しいかったトマトを思い出しながら選ぶと良いでしょう。一目見れば美味しいトマトか見分けられます。
凄く抽象的ですが、意外と人間は美味しかったモノの見分けがつくのです。
また、安売りなのでトマトの実が潰れていたり皮が破けて汁が漏れていないかを良く見て購入しましょう。皮が切れて汁が出てしまっているモノは避けましょう。
きれいな完熟トマトを多目に買って下処理をして冷凍しておけばいつでもお料理に使うことが出来ます。パスタだけでなくカレーやシチュー、スープの具材にもなります。
日本のトマトは味が良い
ほとんどの場合、この時期のトマトは美味しいです。大玉なら桃太郎というブランドが真っ赤で美味しいですよね。さまざまなトマトが売られています。
プチトマトもあります多くの種類が売られています。赤いものや黄色いもの緑や黒もあります。加熱するお料理用も多く出回っていてどれが良いか迷いますよね。
大玉、中玉、プチトマトや細長いイタリアントマトなど、それぞれのトマトの種類で栄養素が違います。どの種類も味が濃厚で美味しいです。
さまざまなトマトの種類
ところで、トマトには大きく分けて三種類の色分けがあるのをご存知でしょうか?
ピンク系と赤系と緑系です。日本ではピンク系トマトが主流となっていました。しかし、赤系トマトは最近の抗酸化物質リコピンの影響で人気が出て来ています。赤いトマトの方がリコピンが多く含有されているのが原因です。
もともと赤系トマトは料理用や加工用に多く栽培されていました。トマトジュースやトマトケチャップは、無添加でも真っ赤ですよね。赤系のトマトを使って作られているのです。
最近、スーパーのトマト売り場でも「加熱調理用リコピンが多い」と書かれた料理用の生トマトも多く見かけられます。
多くのメーカーが味や栄養素にこだわったトマトを開発してブランド力を高めることに投資を惜しまないように見えます。
その他では、白や緑、紫色などいろいろなトマトがあります。ご存じでしたか?
トマトの種類は世界に8000種類もあるそうです。そのうち日本では120種類くらいのトマトが栽培されています。
未だ見たこともないトマトが、世界には凄く沢山あると言うことです。どのようなものがあるのか気になりますよね。
冬でも食卓に上るトマト
日本人の野菜の摂取量で5番目に多いのがトマトです。一年中、美味しくなりました。
しかし、ここ数年トマトの消費量は横ばいだそうです。サプリメントでの摂取や機能性飲料のトマトジュースの存在が影響しているようです。
また冬場は、良いお値段なのが影響していると思います。冬にトマトを結実させるのです。原油価格が高騰していた時はどんな野菜も高い値段でした。
夏野菜を冬に栽培するにはビニールハウスを暖房し電気で明るくしたり特別な肥料や栽培方法で野菜を育て結実させます。
冬の北海道で雪が積もった場所にトマト栽培の温室があるテレビ番組を見たことがあります。最新の技術で季節に関係なくトマトを栽培するのです。
既にトマト畑のイメージはなく何かの研究所のような場所でトマトが栽培されているのです。
土がなかったように記憶しています。雪が積もって真っ白な感じでした。そこに建つビニールハウスで、トマト栽培をしていました。もしかして、ビニールハウスではないのかも知れません。
未来にはトマトもキュウリも研究所のような温室で作られるのかもしれませんね。
昔は、冬のトマトはトマトの形をしてはいるものの酸っぱくて硬く味がありませんでした。
下の写真のような青いトマトも食べたことがあります。子供の頃に食べたトマトは酸っぱくて硬いものが多かったです。
冬のトマトは味気ないのです。それが当たり前でした。今は逆に季節感がないといえばないですね。
でも、冬でもトマトは美味しくなりました。生産者の方々の努力の賜物と言えるでしょう。
せっかく、旬を向かえたトマトです。沢山トマトを食べて美肌と美白を目指しましょう。味も然ることながら、野菜は旬が一番栄養がありますよ。
そして、健康長寿のおまけがついて来ると嬉しいですよね。美味しく食べて健康でご長寿なら幸せです。
皆様のご健康をお祈りいたします。
長文をお読みいただきまして、ありがとうございます。 ♡香
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