冬に感じなかった汗臭さの残る洗濯物
臭い衣類は2回すすぎでキレイになる
ちゃんと洗濯したはずのおしゃれ着が臭うことがりますよね。普通に洗濯機で洗っても臭うのです。春になり薄手のハイネックのシャツなどが臭うのは変化する気候に原因があります。
徐々に湿度も気温も上がります。汗もかきやすいですし湿度が上がれば臭いの原因である衣類の雑菌も増えるのです。
冬の乾燥している時季とは違い明らかに湿度が上昇していますよね。また雨の日も増えます。ちょっと蒸し暑かったり小雨に当って着ていた服が濡れてしまったりします。衣類の湿気や蒸れは臭いの原因の雑菌の温床となり時間とともに悪臭が発生するのです。
そして、雨が降れば部屋干しをする機会が増えて洗濯物の臭いが気になるようになります。更にスギ花粉の飛散も始まる季節になり部屋干しをすると臭いの原因が増える可能性が増えるのです。
春は梅雨や夏と同じく衣類の臭いが気になる季節でもあるのです。
おしゃれ着など大切な衣類を臭いから守ってしっかり洗いたいですし色落ちなども防ぎたいところですが、どの洗剤を使えばよいでしょう。おしゃれ着って洗濯洗剤の選択が難しいですよね。
実際に体験したので記事にまとめます
寒い冬はフリースのハイネックなどをよく着ているのですが徐々に暖かくなると綿やポリエステルの混ざった衣類を多く着用することが増えます。綿で出来たハイネックシャツやTシャツなどです。
冬に愛用しているフリースは洗濯後の乾き方が早い上に繊維の奥に汗や皮脂が染み込むことが少ない化学繊維です。
しかし綿の素材の入った衣類は汗や皮脂が染み込みやすくこれらが悪臭の原因の雑菌繁殖の温床になります。また乾きも悪くなり、なかなか乾燥しません。衣類が洗濯の水分が乾く間に雑菌が増えて悪臭が発生するのです。
今回はうっかりフリースと一緒に洗ってしまった綿混の花柄ハイネックシャツが臭ってしまいました。私にとってはちょっとしたおしゃれ着です。
肌に直接触れる衣類は早めに洗濯をする
汗をかく季節の衣類は早めに洗濯をする習慣が大切です。夏のように滴る汗が染み込んでいなくても実際肌に触れる衣類は皮脂や汗が染み込んでしまっています。
うっかり普通に洗濯して安心していると洗ったはずの衣類からイヤな臭いがしてきてしまいます。
せっかく洗濯したのに衣類から悪臭がしたら、時間も手間も洗剤も無駄になってしまいますよね。そして毎日働いていて休日に洗濯のやり直しは非常に憂鬱になります。
洗濯をしたのに何か臭い・イライラします
徐々に暖かい日が増えてそんな日に着用した綿とポリエステルの混合のハイネックのシャツを洗濯しました。生憎の雨が降って部屋干しをしました。すると何かが臭うのです。
一緒に洗った洗濯物を確認したところ犯人はこの花柄のハイネックのシャツでした。
当初は何故この花柄のハイネックのシャツだけが臭うのか意味がわかりませんでした。いったい何時に着用したのかいろいろ考えてみました。
着用履歴を思い出してみましょう
思い出すと暖かくなったばかりの日に丸一日汗をかくような状態の日に着ていたことを思い出しました。
私はあまり体臭がある方では無いのですがうっかりしました。冬の洗濯習慣で臭い対策がおろそかになっていたのです。
夏は汗をかいた衣類をしっかり除菌しながら洗っていますが、冬は衣類の傷みを考慮してやさしく洗っています。さりとて実際に使っている洗剤は冬でもトップのハイジアと決めています。除菌効果が蓄積される効果があり非常に清潔に洗濯の出来る洗剤です。
花柄のハイネックシャツもお気に入りのおしゃれ着なのでハイジアでやさしく洗いました。しかし臭いので急遽洗い直しをしました。
選んだ洗剤はアクロンと酸素系液体漂白剤
まず、洗面器等におしゃれ着の花柄のハイネックシャツを入れて液体ワイドハイターEXを臭うところに直接塗ります。
液体ワイドハイターEXをキャップに取って一番臭う襟の部分に直接塗りをしました。今回は少し多めのキャップ一杯を少しずつ塗りました。
下の写真の赤く囲った部分ですが写真ではよく見えないです。
酸素系漂白剤を塗った部分(臭いのあった部分)から泡が出て来ました。思った通り雑菌が繁殖している証拠です。
臭いの元である雑菌のタンパク質と液体ワイドハイターEXが反応して泡が立つのです。泡が立っている状態で10分ほど放置しておきました。
その後、温めの40℃お湯を洗面器に入れてからおしゃれ着洗いの洗剤の液体アクロンをキャップ一杯入れます。
おしゃれ着洗い用の洗剤「液体アクロン」ですが中性で洗浄力は非常に優秀でニットなどさまざまなおしゃれ着がキレイに洗えます。
衣類の洗濯タグに手洗いマークの付いているものであれば液体アクロンを使って洗濯が可能です。必ずタグを確認して洗濯をしましょうね。
液体ワイドハイターEXも液体アクロンもちょっと濃い目です。そのまま15分放置します。徐々にお湯を足しながら薄めて行く作戦です。始めは濃いめで徐々に薄めるのです。すると衣類に刺激が少ない状態で汚れが落ちて行くのです。
放置後は、他のおしゃれ着やセーターと一緒に洗濯
せっかく濃い目の洗剤を使っているので冬に着たおしゃれ着のアクリルのセーターやフリースなどを一緒に入れてお湯を使いつけ置き洗いをしました。
洗面器から洗面台に移して他の洗濯物を一緒に入れます。お湯を更に足して普通の濃さの洗剤液の状態にします。
セーターなどは肌に直接触れるような着用はほとんどしていませんのであまりゴシゴシと洗濯するのではなく洗剤につけて押し洗いする程度です。
それでも空気の乾燥している時季に着たものはホコリを吸っているので洗剤の入ったお湯は少し色がつきます。
ここでもほとんど放置状態です。あまり神経質にゴシゴシしなくても大丈夫です。アクリルで作られている衣類は水を吸い込んでキレイに汚れが落ちやすい素材です。
洗濯洗剤をしっかり落とす
洗濯中の汚れた洗剤液の水をしっかりキレイになるまですすぐことが大切です。洗濯洗剤の説明書に一回すすぎ可能と書いてあっても臭う場合は二度すすぎましょう。
そして今回の主役の花柄のハイネックシャツもしっかりすすぎます。一旦臭った衣類は有効な洗濯洗剤を使って洗ってもしっかりキレイな水でしっかりすすがないと臭い戻りと言って干した段階で臭いが再びしてしまいます。
花柄のハイネックシャツは臭いのせいで二回も洗う羽目になりました。なのでここでしっかりと洗い清潔な状態にしたいと思います。
特に臭いが気になる衣類は2回すすぐ
洗濯する際には通常洗濯洗剤を使いますが最近の洗剤は時短と節水の為にすすぎ回数が1回と書いてあるものが主流です。
特に液体のコンパクトサイズの洗濯洗剤は1回すすぎの商品が多い気がします。
通常の洗濯ものの場合は1回のすすぎで充分ですが、汗を沢山かいたシャツや体臭が気になる方や成長期の子供の着用した肌に直接触れる衣類は酸素系漂白剤と除菌や消臭の機能性が高い洗剤をしようして、すすぎを2回行うことでしっかりと効果を得ることが可能なのです。
通常は洗濯洗剤はしっかり計量して使う
洗濯洗剤の量も仕様説明書をよく読んで計って使用しましょう。多ければ良いと言うものではありませんし洗濯洗剤も高価ですよね。
節水や節約の面から言えば、しっかり計量して使用することで無駄を省けますし経済的で環境にやさしいと言えます。
すすぎを2回することで水道代が掛る分洗剤をしっかり計量して節約しましょう。
洗濯洗剤の入れすぎは黒ずみの原因になる
さらに洗濯洗剤の入れすぎですすぎ1回コースで柔軟剤を使用すると衣類に黒ずみが発生することがあります。
洗濯洗剤の成分と柔軟剤の成分が反応して衣類に黒ずみが発生するのです。全自動の洗濯機に多い事故です。
一旦黒くなるとなかなか落ちなくなってしまいます。予防方法としては洗濯洗剤の使用量の正確な計量とすすぎの徹底が有効です。
地域によっては水道水に含まれる鉄分が反応してシミになることもありますが、急な黒ずみはすすぎ不足が原因と考えられます。
1回の洗濯で確実に臭いを除去する
おしゃれ着以外で、汚れて酷く臭う衣類を洗う際は通常の洗剤と酸素系漂白剤をプラスすることに併せてお湯を使って洗うことをお勧めします。
また、すぐに洗濯出来ない場合はバケツなどに入れて水と洗剤に浸け置きしてから洗濯をします。非常に汚い場合は他の洗濯物とは別にして洗濯しましょうね。
臭いの原因はさまざまですが基本的には汗や皮脂が衣類に付着して衣類の繊維の中で雑菌のエサになります。
衣類の繊維の中で雑菌が増殖し悪臭を発生させているということです。大切な衣類の中に雑菌を飼っている?そんな風にイメージすると何だかすごくイヤですが、洗濯洗剤も進化して使い方次第で非常に有効です。
またすすぎの大切さも今一度考えてお洗濯をしていただきたいと思います。
いくら除菌力の高い洗濯洗剤で衣類を洗濯してもしっかり洗剤液をすすぎ落とさなければ汚れや雑菌は容易には除去できません。
出来るだけ臭い残りによる洗濯のやり直しを減らせるようにするには、洗濯する時のちょっとした工夫が大切です。
特に臭う衣類の洗濯では有効な洗濯洗剤+酸素系漂白剤+お湯、併せてしっかりすすぎをすることをしましょう。
洗濯が終わり仕上がった衣類は濡れたままにせず早めに干す習慣を身につけましょう。水分は雑菌の温床になるので早めに乾燥させることが大切です。
肌に直接触れない着用方法を考える
お気に入りの衣類は出来るだけ素肌に触れない状態で着用するようにしましょう。特に汗をかきやすい体質や体臭があることが気になる方はユニクロのエアリズムやヒートテックなどを一枚着用するとかなり効果があります。
おしゃれ着は基本的に洗濯自体が難しかったり使える洗濯洗剤が限られるので臭いの原因である汗や皮脂が付着しないようにアンダーウエア着用する習慣を身につけましょう。
アンダーウエア(下着)を着ることに抵抗がある方もおられるでしょうが一枚着用するだけで気になる体臭のストレスから開放されると考えて試してみていただきたいと考えます。
最近では繊維に消臭効果がありデオドラント効果のあるアンダーウエア(下着)も普及しているのでお試しください。
アンダーウエア(下着)であれば洗濯も簡単ですしおしゃれ着よりは安価です。また、汗をかきやすい春や夏場には着ていないよりも着ていた方が涼しく快適です。
おしゃれ着の消臭洗濯法・まとめ
私のおしゃれ着の花柄のハイネックシャツも臭いが消えてキレイに洗い上がりました。
色柄が褪せることもなく生地も傷んでいません。何よりも形が崩れること無くキレイなままに洗い上がり大満足です。
①着用したおしゃれ着は出来るだけ早めに洗濯をする。
②液体アクロンと酸素系漂白剤・液体ワイドハイターEXなどを使用する。
③着用履歴を考えて臭いの原因を確認する。
④衣類の洗濯タグを確認して衣類に合った洗濯洗剤で洗う。
⑤洗濯洗剤と酸素系漂白剤を使いお湯で洗う。
⑥汚れが出た水を確実にすすぐために2回すすぎをする。
⑦洗い上がった衣類は早めに乾燥させる。
⑧おしゃれ着は直接肌に触れないようにアンダーウエアを着用する。
いかがでしょう?家にある洗濯洗剤を駆使してお湯を使うことでイヤな臭いを消すことが出来ます。
洗い方を工夫するだけで洗剤の持つ効果を最大限に活かすことが可能です。あなたの大切なおしゃれ着を雑菌の温床にしないように上手に洗濯をしましょう。
下はニットに付いている洗濯のタグです。お湯で洗えることが書かれています。このニットも液体アクロンで洗えますね。
クリーニングに出すのは簡単ですが、家で洗濯が出来るおしゃれ着は意外と多いものです。洗濯タグをよく読んでご自身でお洗濯すれば経済的ですし石油系の洗濯洗剤で洗うクリーニングよりキレイに洗い上がる場合もあります。何よりも簡単ですぐに洗えるのは助かりますよね。
これからの季節は汗をかく機会が増えますし急な雨に濡れることも増えるので衣類は早めに洗い乾燥させて保管することを実行しましょう。
今回も長文をお読みいただきましてありがとうございます。♡香
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いつもサンカウントをお読みいただきましてありがとうございます。
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