家庭菜園6月のキュウリ栽培② kaori の「秘密の花園」

キュウリ栽培定植。その後 6月も終わり。あっという間にキュウリが成り始めました。

家々に囲まれた、細長い庭は、私だけの秘密の花園。

東京の片隅で kaori が書く 耕す生活・家庭菜園日記。


2016家庭菜園・キュウリ栽培、開花・結実

4月に種を撒いて苗を作ったキュウリの苗梅雨入り直後定植しました。この時点でかなり出遅れています。定植した後のキュウリの苗のその後をご報告します。

梅雨入りし沢山雨が降って直後に非常に陽射しが強くなる日が繰り返しありました。降っては晴れて暑くなる。陽射しが強い日が続きました。

何となくここ数年同じようなお天気です。雨の後の強い陽射しは、定植したばかりのキュウリには過酷すぎるのです。雑草除けの黒いビニールマルチをしている関係もありかなり土の中の温度が上昇します。

2015年は、梅雨の前に定植後、猛暑で全部の苗が枯れました。ここ数年かなり苦戦しています。以前は定植後に苗が枯れると言ったトラブルはありませんでした。

ここ数年、寒暖差が激しい気がします。また、梅雨時でも一旦晴れると陽射しが非常に強い気がします。地球温暖化の影響が出ているのでしょうか。

梅雨の晴間の強い陽射しでも生き残った苗

今年は、遅れての定植ではありますが、苗自体は生き残りました。徐々に生長していくと思います。しかし苗は若干弱々しいです。

ちゃんと根付いたので少し安心しました。ネットも装着を終えました。いろいろ考えて今年は乾燥にも暑さにも負けない強い畝づくりを試してみました。

しかし、4本の苗のうち3本の苗の親蔓が枯れてしまいました。多分種まきの時期が遅れたのが原因だと思います。先だけが枯れ親蔓を失いました。苗の先はやはり弱いのだと思います。

本来は、主に伸びる親蔓から脇芽が出て広がって行くのです。しかし、親蔓が枯れてしまうと脇芽が旨く出るか微妙です。運を天に任せ脇芽が出るのを待つしかありません。

でも、あまり気にしなくても、キュウリは、食べ切れないほど成るはずなので大丈夫でしょう。かなり能天気な性格です。多分売るほど成るに違いありません。

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ネットを付けて数日でしっかりネットにしがみつきました。親蔓が枯れた苗も元気です。ひとつ前の写真より全然育ちが良くなっています。こうして写真を見ると生長の早さを感じます。

3日くらいしか経っていません。色々問題はありますがあまり神経質にならないように趣味の家庭菜園なのでストレスフリーで行きましょう。

キュウリにも、色々な種類があるをご存知ですか?

漬物に良い四葉キュウリ(すうようきゅうり)は病気に強い耐病性のあるキュウリです。原産国は中国です。八百屋さんではなかなか目にしない四葉キュウリ漬物に適しています。

「キュウリのキューちゃん」のキュウリあれが同じ種類です。四葉キュウリだと思います。ボツボツが大きいキュウリなのです。

ぬか漬けにすると、とても美味しいキュウリです。実がシャキシャキしているので、お味噌で食べても美味しいです。ここ数年四葉キウリを育ててきましたが、今年植えたのは「強健夏秋キュウリ」です。凄い名前ですよね。

植物の病気にはカビの一種で「うどんこ病」があります。キュウリはうどんこ病に罹りやすい弱点があります。ウリ科の植物はうどんこ病に弱くキュウリも例外なく葉が白くカビてしまううどんこ病への対策が必要です。勿論、カボチャやズッキーニなどもうどんこ病になりやすいのです。

対策としては、うどんこ病にかかりにくい種を使うことが第一選択となります。せっかく栽培してもうどんこ病で農薬を使うのがイヤですよね。どんこ病に罹りにくい種類を選び「強健夏秋キュウリ」を植えることにしました。

以前、栽培した「四葉キュウリ」も今年の強健夏秋キュウリもうどんこ病に罹りにくい種類のキュウリです。

特に強健夏秋キュウリはうどん粉病抵抗種なので安心です。せっかく育てて病気に罹ってしまうのは残念ですよね。種を選ぶ時に説明や、袋の表書きをよく読みましょう。

この強健夏秋キュウリは「株式会社アタリヤ農園」の商品です。

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良い種を選び、しっかり保存。残りは次の年

この種は、実は一昨年の残りです。かなり古い種です。でも、沢山しっかり芽が出ます。無駄がないので残った種は口をしっかり締めてお菓子の缶に保存します。

キュウリだけでなく、トマトも昨年買った種です。庭が狭いので沢山植える場所がないのです。

でも、何年も発芽してくれます。ある意味種は命のタイムカプセルのように感じます。無駄なく栽培が出来ます。それに家庭菜園なのでお金は賭けたくないですよね。

残った種は、しっかり口をクリップなどで止めて乾燥剤と一緒にお菓子の缶などに保存しましょう。


話しが飛びますが、トマトの脇芽をみつけたので脇芽かきと言って脇芽を切り取る作業をしました。

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この日に行ったトマトの脇芽かきの写真も載せます。太い茎と葉っぱの間に出ている芽が脇芽で、これを切り取ります。そうしないとジャングルのように枝ばかりが伸びてトマトが大きくなりません。


定植から、一週間でキュウリを一本収獲

梅雨で雨が降るので小さい苗に普通のキュウリが成っている不思議な光景でした。

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栽培のはじめは支柱でキュウリを仮に固定しておきます。でも、どんどん大きくなることは確実なのでまず縦のネットを張ります。徐々に上にもネットを設置します。

基本的に真夏の作業は夕方からしか出来ずあまり沢山のことが出来ません。でも暑い時間におもてに出て作業をするのは危険なので避けましょう。

熱中症になって、誰にも見えない秘密の花園で倒れてしまったら、誰も気が付きません。死あるのみです。

炎天下での作業は、ある意味自殺行為なので涼しい時間帯だけにします。勿論、朝早くやっても良いと思います。

農作業の時は、必ず時間を決めて休憩と水分補給をしましょう。私は朝寝坊なので朝は無理です。

特に梅雨の時季は朝が辛くなかなか起きられないのです。歳を取ると寝ていられなくなると言いますがそこだけは若いままです。かなり沢山何時間でも寝られます。若いのか?違います。

早起きは三文の得と言われますので早起きになりたいです。そのうち暑くて寝ていられなくなりますね。

キュウリの栽培は、8回くらいやっています

キュウリ以外では、小玉スイカやマスクメロンが成りました。どちらも、食べた種から発芽させて収獲しました。

小玉スイカは、意外と美味しくできました。マスクメロンは、やはり温室がないと無理で熟すまで茎が老化して旨く行きませんでした。食べたら硬くて甘くありませんでした。やはりメロンはお高いだけありますね。

今思うと小玉スイカの栽培はとても面白かったです。雌花が咲いて人工授粉して結実を促すのです。

しかし、思ってもみなかった場所に実がついていました。多分ミツバチが受粉をしてくれたのだと思います。

実が成っても成らなくても非常に良い経験

種は、食べたものの種なのでタダです。目的は土を耕し土の出来具合をみるための栽培なのです。成った実はおまけ的な感じです。

しかし、最近は欲が深くなって確実に収獲を狙っています。人間、歳を取ると強欲になるものらしいです。

ここに引っ越して来て10年目の今年は、トマトとキュウリを栽培しています。そして、ゴールドキウイフルーツもふたつ成っているので秋まで楽しめそうです。

因に、今年のトマトは昨年の残り種でキュウリは一昨年の残りです。キウイフルーツは、2年前に苗を購入しました。

苗を買う時点で非常に挑戦的な気持ちになりました。昨年は花は咲きましたが、実は成りませんでした。

でも、今年はも見ることが出来て嬉しい限りです。後は、量を増やせるように来年に向けて世話をしたいと思います。

家庭菜園のキュウリの良い部分は?

朝、収獲した新鮮なキュウリをいつでも食べられることにつきます。季節柄安い野菜ですが無農薬で育てる楽しみがあります。

毎日野菜(キュウリ)を食べる習慣が出来ます。キュウリの苗が、茎を伝い命を注いだ実をすぐに頂くことができます。

食べた時に感じる生命力は、買ったキュウリの比ではありません。

私は、子供の頃キュウリが苦手で食べられませんでした。今では、キュウリは夏野菜代表になりました。キュウリが凄く好きになりました。

下の写真は、茎が割れる茎割れ病のようです。でも、多分大丈夫でしょう。意外とキュウリは強いです。

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近所のおじいちゃんが、飼っているワンコも好物

犬種は、パグなのですが野菜を食べないと嘆いていました。でも、私のキュウリは食べます。ワンコにも美味しい無農薬のキュウリはわかるのかな?

以前、ドラマ「結婚出来ない男」で、阿部寛さんが隣の家のパグにキュウリをあげていたので真似をしてみました。

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私のキュウリは、喜んで食べてくれました〜。私が育てたイチゴも食べます。動物は正直なのか?買ってきたキュウリは食べないそうです。

友人も美味しいと言ってくれます。梅雨が明ける頃にはキュウリのジャングルになりそうです。

収穫は、多い日で10本以上出来てしまうので配って歩くのが大変です。一人では食べ切れません。

今年は、既に水不足と言われています

裏庭でもイチゴを育てています。玄関ポーチとは、育ち方や開花時期が異なります。花が咲き終わって青い実が着いていました。

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プランターでの野菜栽培は、ショウガとサトイモだけなので水やりはあまり心配ありません。

ショウガは猛暑の方が良いので楽しみです。畑への水やりは、ほとんどしません。ゼロメートル地帯なので地下から水が上がってきます。深く掘り下げて作った畑は、地下から水で水やりが不要です。

また、今年はキュウリ畑にブロックを入れ畝を囲いました。これまではビニールマルチだけでした。ブロックで夏の強い陽射しから畝を守る壁をつくりました。

少しでも水分蒸発を防ぎ土の温度を上げないように工夫しました。キュウリの根を高温から守るために工夫をしました。やはり段々暑くなっている気がします。

旨く畑を作れば、水やりをしなくて済みます。夏に水やり無しで栽培が出来るのは助かります。

予報は、猛暑。我が家は、東京の海沿い

海に近いので都心よりは暑さが凌げます。しかし何故か雨雲が除けて通ります。雷雨も通り一本こっちに来ません。猛暑日は出来れば雨が降れば良いのですが不思議です。

海まで10キロくらいの距離。夜には、海からの風が吹きます。そして夢の国TDLの花火の音が聞こえます。近いけど遠い夢の国。物価が高い夢の国なのです。

近過ぎて行く気になれない夢の国?キュウリを食べながら夢の国の花火の音をタダで聞きます。

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練馬など、内陸の東京とは暑さが違います

風は、熱風。地面から沸き上がる蒸気?熱気?叔母が埼玉に近い、練馬区に住んで居ます。

たまに出掛けますが凄く蒸し暑いです。空気が重たく暑苦しいです。帰り道は池袋から新宿まで戻るとやっと空気が変わります。都心は空気が悪いので嫌いです。

東京の片隅で楽しむ家庭菜園は、贅沢の極み

キュウリ栽培の方は、まぁ、順調とは言いがたいですが何とか根が張り生長を始めました。暑いとか色々文句を言っていますが畑は、家の裏庭なのでちょっと出れば済みます。

二階の窓からもキュウリが見えます。遠くまで行く必要もなく家に戻れば冷たいものも飲むことが出来ます。贅沢の極みです。

東京で、このようなことをやっています。あまり出来ることではないと感じています。ある意味贅沢です。

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でも、人生ひとつくらいやりたいことや欲しいものを手に入れても罰は当たらないって考えています。楽しんで生きることはとても大切です。

楽しい家庭菜園でもガーデニングでも、好きなことを好きなように出来ることに感謝したいですよね。

今年もキュウリを沢山成らしキュウリ大臣になっちゃいましょうかねぇ〜。

皆様の健康な毎日をお祈りいたします。

長文をお読みいただきまして、ありがとうございます。 ♡香


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