
49歳でも妊娠は可能なの?その方法は?
ミトコンドリアで?卵子の若返りとは?
あのジャネット・ジャクソン49歳が妊娠した?このようなニュースが飛び込んできました。この情報の発信者はNYタイムズの記事です。
ジャネットは既に49歳です。結構、良いお歳頃ですよね。49歳なら平均閉経年齢まであと約一年となかなか妊娠は難しい年齢です。しかし閉経していなければ妊娠は可能です。
本当なのでしょうか、ここ数年日本では早く妊娠する妊活が話題になっています。子供を早く産まないとと焦る女性が急増しているのです。また、婚期を逃したキャリアウーマンも焦っています。
焦れるうちは、まだ大丈夫?既にタイムリミットの女性がたくさんいます。
一筋の光が「卵子の若返り法」とは?
ジャネットの記事と同時に目に入ったのは、卵子の若返りと言う記事です。卵子の劣化じゃなくて若返り?ですよ。若返るのです。本当なのでしょうか?
昨日まで、劣化って言って焦らせておきながら今度は若返りです。早く細かい説明をして欲しいですよね。
この方法を発表したのは、日本産婦人科学会です。妊娠を望む高齢の女性の妊娠率を向上させるために倫理委員会が容認したそうです。
もっと、早くして欲しかったと思います。これまでの方法では、代理母や、他人の卵子の提供を受けたりしなければなりませんでした。
そう、倫理、法的部分で問題があったのは確かです。新しい方法とはいったいどのようなものなのでしょうか?これで不妊に悩む女性は救われるのでしょうか?気になりますよね。
ミトコンドリアを母体から採取、卵子に注入
ミトコンドリアって聞いたことがありますよね。ミトコンドリアとはエネルギーを作り出す器官です。
このミトコンドリアを自分の卵巣組織から抽出します。自身の卵子を体外受精する時にこのミトコンドリアと精子を一緒に注入するというものです。
ミトコンドリアを卵子に入れることで卵子が活性化し若返ると言うことらしいです。若返ると言うより活性化して元気になるってイメージですね。
ミトコンドリアも卵子も自分自身のものなので倫理的に問題がないと言う点も今までの対処療法とは違い非常に進化した治療法です。
自分の卵子なら正真正銘の我が子となりますし自らのお腹の中で育てて出産すれば、法的な問題もクリアできますよね。
これまでの「卵子の劣化」という衝撃的な言葉
卵子が劣化して妊娠力が落ちると言うお話しは衝撃的ですらありました。この卵子の若返り法ひとつで、すべてが解決するかと言えばそう簡単にはいかないと思います。
妊娠出来ないやしにくいは、それだけの問題ではないからです。しかし、一筋の光明ではあります。研究の結果次第で有効になれば助かる人は増えると思います。
ただし、卵巣と子宮が備わっている女性と精子のある男性に限られます。そして、法的に正式なご夫婦であることは言うまでもありません。
どれくらいの人の希望が叶うのかは正直ここでは分りません。旨くいくことを願うばかりです。
未だ容認されただけですし国内での実施例はありません。これから臨床試験に入るようです。
既に海外では200例ほどの実績があり実用化されているようです。少なくても200人の赤ちゃんがこの技術で誕生しているわけです。
妊娠力、20代が一番では、お手上げ状態
妊娠出産には、20代が一番良いと言われても社会人としてのキャリアが積みにくいのは変わりません。
20代の時期を出産子育てで失うと仕事をしっかり覚えることが難しいと感じます。何事も時期と言うものがあります。
勿論、時短勤務や育児休暇などが用意されている企業に勤めていれば、確実にキャリア維持は出来そうです。
でも、多くの女性が非正規での雇用に就いているのも確かなことです。新卒でも派遣スタートの女性は多くいます。
いくら20代が適している年齢だとしても自分ひとりで産むわけではありません。万が一、焦って相手を間違えればもっと悲惨な運命が待っています。
特に20代の若い女性には、しっかり自分のキャリア形成と結婚や出産などの人生設計を考えて欲しいと思います。また結婚だけが幸せではありません。女性は子供を産む機械では無いのです。
そのあたりもバランスを考え人生をエンジョイして欲しいと思います。結婚や出産という十字架を背負っていては楽しめないと思います。
そして、多くの手遅れ女性が未だに独身でいるのも確かなことです。かなりの行き遅れ?おっと失礼しました。ご縁の薄かった女性たちが沢山独身生活を謳歌しています。
決して悪いことではありません。ここで焦っても同じです。こればっかりは、ご縁がなければ始まりません。晩婚化と言っても40歳手前では新しい技術も間に合いません。
それまでは、ある程度キャリアを積んで、三十代の後半で妊娠や出産すれば良いかなぁ~と漠然と考えていた女性たちが多くいます。そして、世間がいきなり騒ぎ出し20代で産めと言うのです。
いきなり10年早く出産しろと言われても
寝耳に水ですよね〜30後半で産めば良いって勝手に?普通に?そう考えていた独身キャリアウーマンたちは右往左往するしかありません。
肝心なパートナーも未だみつかっていないのです。気が付けば、男性は若い女性に向かいます。
婚活しても40代で結婚出来る女性は4%しかいません。よくよく考えると学校でも習いませんでした。
もっとちゃんと教えて欲しいですよ!って人のせいにするのは簡単ですが、過ぎ去った時間は元に戻すことは出来ません。
これまでは、40歳くらいなら普通に妊娠?
そう40歳くらいなら簡単に妊娠出来ると思っていました。でも、現実はそんなに甘くなかったのです。ここに来て、いきなり崖っぷちに押し出された感じですよね。
既に40歳では、妊娠すること自体が難しいと言うことです。でもあの人40歳過ぎて赤ちゃんを産んだって話しは多く聞きます。
しかし、その場合は初産ではないことがほとんどです。二人目や三人目なら聞かない話しではありません。
ジャネットが本当に妊娠したとすると
何と言っても、あのジャネット・ジャクソンです。スーパースターで、世界的なセレブリティな訳です。欲しいものは、ほぼ手に入れられそうです。
いろいろな方法が考えられますよね。今回のミトコンドリアを使っていなくても多くのさまざまな方法が考えられます。ジャネットは、日本人ではないし普通の女性ではありません。
一般的に20代が一番妊娠しやすい
全体的に妊娠婦の約一割程度はどの年代でも流産すると言うことです。赤ちゃんに問題があって育たないなど問題があれば自然と流れてしまうのです。
私の友人にも流産を経験してその後にめでたくご出産した方が大勢います。ほとんどが30代後半でした。中には非常に苦労をした方もおられます。
20代の次は、10代、30代となっています。とは言え、30代の前半と考えるのが妥当でしょう。10代も後半と言えますね。
普通に自然には、かなりハードルが高い
大学を普通に卒業すると既に23歳くらいですよね。そうなると就活しながら婚活や妊活?活動だらけですよね。めでたく就職しましたと新入社員でいきなり産休も取れません。
更に大学院や海外留学など長期の就学率が高い時代なので大変ですよね。なんとかならないものでしょうか?
やはり大学で学び就職して職場で活躍したい。自由な時間も欲しい。そう思いませんか?早く出産するためにお相手が誰でも良い訳ではありません。
そして、社会問題化する収入格差です。結婚以前に恋愛する暇があってもお金がない男性も多く存在します。逆にお金があっても恋愛する暇がない男性も多いです。
卵子が若返る方法があるらしいと言う今回のお話しです。とは言えミトコンドリアにも確実に限度があります。
卵子がどれくらい若返るかは不明
多分、受精卵が着床するところまでくらいが限界でしょう。でも50歳ではどうにもならないことは確かです。
結論としては、もう少し卵子を長持ちさせる方法が欲しいと考えます。女性の体自体の若返り方があるといいですね。子供を産むためだけではなく全身がリフレッシュ出来ればいろいろな意味で需要がありそうです。
また、卵子の凍結と言う手もありますね。でも、50歳では解凍&出産しても子供が成人するまで責任が持てませんね。どうにか凍結してでもなんとかなる女性には活用して欲しいです。
卵子の凍結いくらかかるのでしょう?
保険も適用して欲しいですよね。ミトコンドリアの若返り効果をもっと活用出来ると良いかも知れません。値段も気になりますよね。良い技術もお金がないと出来ないのであれば何の意味がありません。
国営の精子バンクを作って税制優遇してくれないかな?真面目にキャリアを積んで働いて納税しても子供がつくれないのです。そして男女ともですが、独身の場合何の控除もありません。
通常、相手無しでは子供は望めません。また結婚をしていなければ養子を迎えることも出来ません。
幼稚園の順番待ちすら出来ない?幼稚園がないと叫ぶことも出来ません。崖っぷちの女性は、50代の独身女性より深刻と言えるかも知れません。
50代の女性の未婚率は約4%(全く結婚経験がない女性)この4%はかなり腹が据わっていそうですよね。
そして40代の女性が結婚出来る可能性も約4%です。そのような女性を救って欲しいと思います。
せめて、30代の半ばまでにご自分の希望を叶えて欲しいと思います。それは、産む産まないでなく「どのように生きて行くか」の選択をです。ひとりで生きるのか誰かと生きるのかも含めてです。
あなたは、どのように考えますか?私は、ミトコンドリアで若返りたいなぁ〜と思います。ドリンクとかで何とかなりませんか?って感じです。
勿論、人生もお一人様で結構です。それにしてもジャネットのお腹の中が気になりますね。
皆様のご健康をお祈りいたします。
長文をお読みいただきまして、ありがとうございます。 ♡香
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