
薬物依存は、断ち切れる?
脳が薬の快楽を覚えてしまうと抜け出せない?
どんな物にも依存症はあります。例えば、買物依存症や嗜好品への依存症です。コーヒーや甘い食品などついつい飲みすぎたり習慣的に口にしてしまう食品など、ありますよね。食品やアルコール、薬品などを口にしたあとの快楽は癖になります。人間の脳は一回でも過剰な快楽を味わうと依存症が起こり、なかなかその快楽を忘れられないのです。
脳が大きくなり知性が発達している人間だからこそ依存症が起るのです。自分にとって気持ちがよいことは、なかなか忘れられないのは当たり前のことです。そして心が弱っていたり辛い時は何かに縋りたいです。誰しもが強い精神力を持って生きている訳ではありません。人間は弱っていると辛いことから逃げたくなる時があるのです。
平静なフラットな状態をプラス・マイナス0と数字に示すと、自分にプラスは、気持ちが良い状態になります。マイナスな場合は、居心地が悪く辛い状態です。それを埋めるために何かに依存したくなるのです。
例えば、過去に味わった逃げ道などです。逃げ道とは、その辛い気持ちを一時的に忘れさせてくれるもののことです。例えば薬物やアルコール、ギャンブル、買物、異性などです。
誰だって大切なひとを失いたくない
失恋して、相手が去ってしまった喪失感や、家族を失った悲しみなどちょっとしたきっかけで、心のバランスが崩れ、大きなストレスになります。大きく空いた心の穴を埋めるためにお薬を飲むと薬物の依存症が起るのでしょうか?一概には言えませんが、そんなに簡単なことではありません。人の心は複雑なのです。
薬を飲むことがクセになるというのは少し違うと思います。依存症になるほどの強力な薬物は、医師の処方箋がなければ手に入りません。そして危険性のある薬物は、通常では大量に処方されません。ちゃんと病院の先生が管理してくださっています。
通常の診察で処方される薬で、酷い依存症になると言うのは、かなり医師にも問題があると思います。もしくは、薬の処方が下手な精神科医ということになります。なかなかわかりにくいですよね。
精神科医の腕は、処方箋でわかる
精神的にストレスを抱え、鬱(うつ)状態になるとは、いったいどんな状態だと思いますか?いかにも病気のように青い顔をして泣きそうな人のことでしょうか?死にたいとか言って泣いている人?
答えは、普通の人です。どのような人にも心の綻びはあるということです。決して特別なことではありません。普通にありがちなことです。性格や個性のようなものです。
ひとそれぞれ受け止め方が違うので、程度を示すことも出来ませんが、同じ量のストレスも人によって感じ方が違うということです。
気合いが足りない、怠けているって思いますか?人間は体だけで生きているのではありません。心(脳)と身体のバランスをしっかりとりながら生きているのです。
生きていれば、不幸にも辛いことは必ず起きます。また、過剰なストレス、例えばサービス残業で疲れ果てて自殺してしまう人も居るでしょう。
そのような場合、心に症状が出る人と体に症状が出る人に分かれます。体に症状が出れば、まず動けなくなります。胃潰瘍や、過敏性大腸炎などは、分かりやすいです。
心の場合は、眠れないとか、息苦しい、怠いなどです。病院で診てもらうのが大切です。ちゃんとした先生なら、怖い薬やクセになるような強い薬を簡単には出しません。
危険なのは、元気そうな人や気が付けない人
心に傷を負っている場合は、目には見えません。その人がどれだけ辛いのかなんて、他人が評価出来ることではありません。もちろん優秀な精神科医もすぐにはわかりません。
同じことが同時に違う二人に起ったとしても、感じ方、感性はぞれぞれ違います。豪快な人は、打ち負かし何事もなかったように振る舞えるでしょう。
もしくは、その悲しみや辛さを理解出来るに値する能力が無い場合もあります。気が付かないうちに心が病んでしまっているのです。
精神的に傷つき易い人は、繊細な感性を持った人だということです。では、それを何処で感じますか。話し方や、声の出し方、歌手の人は、繊細な人とそうでない人がわかり易いです
普通の人でも同じです。細かい感性を持ち合わせていなければ、あまり感じないこともあるでしょう。また、細かな感性を持っていてもそれを感じ取る能力のない人は宝の持ち腐れになります。
何だかわからないけど気になるとか、意味もなく居心地が悪いなどと表現されるかもしれません。これは、感性の問題なので学校の偏差値などでは判断出来ない部分です。
依存症を繰り返す3つの要因とは
人は何故、薬物依存を繰り返してしまうのでしょう。ダメって思っているのか居ないのか水が下に流れるように悪い方向へ行ってしまうひとは多いのです。
①ひとつ目は、薬が手の届くところにあるからです。その流れを断ち切らなければ治りません。お金があれば、個人的に輸入をしたりすることも出来るでしょうが普通はしませんよね。
②ふたつ目は、医師がしているのかも知れません。最大で一ヶ月分の精神安定剤を一気に飲んでも、あまり死ぬことは出来ません。かなり朦朧となり、現実から逃げることは出来るでしょう。どんなお薬もお酒と一緒に飲めばかなりあらゆる面で危険です。
処方薬の薬物依存は、知らずしらずのうちに貰った数日分の薬を、一気に大量に飲んでしまう人がいます。一日二回の薬を一日に4回も5回も飲めば誰でも体調を崩します。
③三つ目は、精神安定剤や、依存症になり易い薬剤は、飲み忘れではなく。飲んだことを忘れてしまう傾向があるのです。よく言われることは、寝る前に一錠と言われて飲んだのに、また飲んでしまうのです。
薬で気持ちが、鈍感になります。イヤなことも忘れます。良いことにも鈍感になります。薬のせいで薬の回数も飲んだかもわからない状態になるのです。そうすれば、朝起きることが出来ませんし、公の場に出られる状況ではなくなります。時間の感覚もおかしくなります。
お年寄りが曜日ごとに薬入れに薬を入れて飲むようにしないと間違えてしまうアレと似ていますね。でも、若い人は薬に慣れれば治ります。
もしくは、辛いあまりに薬を持ち歩き、何かあるごとに飲んでしまうのです。経験のない人には考えられないことかも知れませんが、あり得ることです。私の知っている限りでは、物事を浅はかに考えるタイプの女性に多いと思います。
自分の感性の細かさに気が付いていない
自分の繊細さを理解する能力が乏しい場合です。昔の報道で、女性芸能人が薬をラムネ菓子のように食べていたと言うものがありました。そして、救急搬送されて大騒ぎになったのです。
実際に私も同じような女性を見たことがあります。普通の人です。女性芸能人と共通するのは、男性に依存するタイプの女性だったと記憶しています。
朝から頓服の精神安定剤を、7錠服用して会社に出社して倒れました。あり得ません。しかし、救急搬送された時に家族への連絡先を調べるために、彼女のバッグの中を見て、なんてキレイなバッグの中なのだろうと関心しました。
しっかりと必要なのだけをきちんとキレイに入れてありました。とても几帳面な性格だと感じました。
しかし、探し出した定期入れに入った旦那の名刺を見つけ、電話した時点で、彼女の不幸を感じました。非常識なバカ夫に苦しんでいたに違いありません。
薬だけでなくバカ夫にも依存症になっていたように思います。今は、もうお付き合いがないのでわかりませんが、元気にしていて欲しいです。
依存症を克服するための3つの方法・まとめ
① 薬や依存する物・人を遠ざける
② 本人に感性の豊かさを再認識させる
③ 病院へは、家族が付き添い薬を管理する
薬物の依存症の克服には、家族の協力が大切です。焦らず、少しずつ修正していきましょう。また、辛いことは病院の先生に相談して薬やお酒に依存しないようにするのが大切な部分です。
一人きりで悩むのはいけませんよ。辛い時は家族や友人と話しをするように心がけましょう。きっと気持ちが楽になると思います。辛いと言う話しだけを相談するのではなく美味しいものを食べたとかたわいない話しが心の疲れを癒やしてくれるでしょう。
ストレスの原因を断てば、症状は時間とともに無くなります。また、失ったものの喪失感も時間が解決します。人間は忘れる生き物だと言うことをお忘れなく。希望を持ちましょう。
もし、失恋が原因だとしたら、ふられてバンザイと思えるように前向きに生きましょう。世の中にはいい人が沢山いますよ。私が思うに過去に好きだった人も時間が経てばタダの人になります。
タバコもお酒も依存症になります
また、薬物以外での依存症についても、精神的な問題が関係していることが多くあります。家族が判断して医師に相談することも検討すると良いでしょう。
まぁ、今どきの禁煙は病院で保険適応されますので手っ取り早く病院で治療しましょう。タバコ代以下の治療費で禁煙ができるそうですよ。
アルコールや、タバコに関して言えば、本人の意志が一番大きいと思います。なんでタバコを吸うのか?私には理解不能です。
喫煙問題は、社会問題でもあります。タバコをやめるために何故保険が適用されるのかは若干腑に落ちません。保険を使っても止めた方が身体に良いと言うことでしょう。
また、お酒に関しては、暴力問題を起こすようであれば、家族と言えども警察への相談も重要なことです。
暴力に至らずとも、子供に暴言を履くなどする場合は、虐待となります。子供が被害を受けてしまわないよう守る義務があります。意外とお酒を飲んで、弱いものに当たるケースがあります。
素面で言えないこともお酒が入ると言えるのでしょうか。弱い人が増えています。
依存症は、自分一人の問題ではありません。家族が居る場合は、特に子供への悪影響が出てきてしまいます。早い段階で対処しましょう。万が一、夫婦二人で同じように依存症になってしまえば、テレビのニュースで取り上げられる事件になりかねません。時間の問題です。早い段階で気が付き修正が必要です。
今回も長文をお読み頂きましてありがとうございます。
何事もほどほどが良いと言うことでしょう。タバコ止めましょう。百害あって一利無し。タバコ駄目です。♡香
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