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花・挿し木

切花の大菊を挿し木。簡単2ステップでどんどん増える倹約栽培。

お正月の大菊の茎を挿すだけ。

かわいい小菊がどんどん増える!


大菊の花の茎を培養土に挿すだけで菊の花の栽培が出来ます。可愛い小菊の栽培は簡単で楽しくお花の栽培に親しめる挿し木の菊の栽培です。

お正月に生ける花には必ずと言っていいほど菊の花が入っていますよね。

白や黄色、紫色などの立派な一本立ちの大菊やカラフルな小さな花がかわいい小菊などさまざまな種類があります。

私も毎年お正月にお花を購入して仏様に供えています。正月用の仏花です。仏壇に供える花と言っても、お正月には、松や菊、赤い実の万両や南天など縁起の良い花や植物がアレンジされていて賑やかです。豪華なものには金色に着色されたネコヤナギの枝などもデザインされていて立派ですよね。

その中でも、園芸好きの目を引くのは大菊の花は茎です。大菊の茎を培養土に挿し木すると根が出て鉢植えの菊になるからです。花を生ける時に水揚げのために切り取った茎を培養土に挿しておくと春先に芽が出てきます。

お供えが終わった茎も切れ味の良いカッターで茎を切って挿しておくと発根して鉢植えになり、秋になると菊の花が咲きます。捨てるには実に勿体無い大菊の茎というわけです。

大きな菊の花の茎を挿し木にするわけですが、挿し木にしても大きな菊にはなりません。

大きく立派な大菊にするには、摘蕾と言って蕾を間引いたり茎を曲がらないように育てたりとさまざまなプロの技術が必要なのです。

勿論、趣味で大菊を栽培するアマチュアの園芸家の方々もいますが、栽培にはやはり技術や気配りが必要です。

私の父親がかつて団地のベランダで大菊を育てていましたが、その大菊が咲く寸前に幼い私がハタキで叩いて散らしてしまった事件がありました。

父の怒りと落胆は、皆様のご想像におまかせするとして、かなり手間が掛かり大変な作業だと言うことです。

流石に大菊に仕立てるのは無理がありますが、小菊として沢山の花を咲かせることは簡単に出来ます。あなたも菊の花の茎を挿し木にして楽しんでみませんか?

菊はもともと縦に伸びる性質がある

和菊である大菊の茎を挿し木にすると、やがて菊の茎が発根して根付き春に新しい芽(葉)が出ます。

始めは葉っぱだけがキレイな緑色をしてそのまま花が咲くのか?と思っていると茎だけがどんどん伸び始めます。

やがて暑い夏がやってくると暑さで生長が一旦止まり枯れてしまった?と感じる瞬間がありますが、秋の気配が漂うと再び元気を取り戻し、再びキレイな葉を茂らせやがて花が咲くのです。

お正月の大菊を挿し木にした場合の流れは以上のような感じです。挿し木にすると菊の性質上、茎はどんどん伸びるものとお考えください。

一方、お店で売っている丈の短いポットマムと呼ばれる「洋菊」矮化剤という植物の生長を抑制して丈を短くする薬剤を使用して菊の茎の生長を抑えています。茎の長さを薬剤で調節することで花の姿を整えているのです。

勿論、ご家庭でも矮化剤を使用すれば、茎の生長が抑えられ花姿勢が整った菊を栽培することが可能です。大菊も例外ではなく短く栽培することは可能です。

でも家庭での園芸です、ご自身がお花を楽しむだけですので、あまりお金を掛けるのは勿体無いと思います。チャレンジしてみたい方はやってみるのもよいでしょう。

挿し木の菊を細々と楽しむ

我が家の挿し木の菊は数年ものから今年の正月に挿したものまでいろいろとあります。長年育てている菊は、元は普通のスプレー菊(小菊)で丈は短く小さい花の菊でした。

でも栽培を繰り返すうちに茎が長く伸び始めました。要は、購入した時には効果があった矮化剤の薬効が切れたということです。

新たに挿したピンポンマムとは?

今年のお正月に挿し木した菊はピンポンマムという黄色く丸い花が特徴の大きめの菊でした。

丸いお花がとてもかわいらしかったので挿し木にしました。挿した時は、5本くらい挿して更に家の南側でも一鉢挿して起きましたが、2018年の酷暑でほぼ枯れてしまいました。

なかなか難しいですが一本だけ元気に生長し花芽も着いたのでご紹介します。挿したピンポンマムは黄色の花でした。

現在は、まだ蕾の状態なので色はわかりませんが、挿し木なので黄色だと思います。

菊・ピンポンマムは秋に元気を取り戻したが

秋になって一旦気温が下がりましたが、再び蒸し暑く更に大雨の影響で長く伸びた茎がいよいよ倒れて枯れかけてしまいました。

急遽、ピンポンマムの根を守るべく植え替えをしました。尚且、伸びすぎた茎を挿し木にして応急処置を施します。

なんだか今年は、お天気に振り回されている気がします。性質上、伸び切った菊の茎も地面が土ならば、そのまま茎の節から根を出し這いながら株を増やしていくのです。

下の写真は這っている倒れた菊の茎です。葉と茎の節赤く丸で囲んだところから根が出ます。

でもピンポンマムは植木鉢に植えているので、茎の節から発根することが出来ません。水はけの良い培養土を用意して発根させることにしました。

ピンポンマムを再度、挿し木にする

弱った根を植え替え、更に伸び切った茎を約10センチの長さに切って挿し木にします。切り分けたら一先ず水に浸けて水を吸わせましょう。

水はけの良い培養土を用意して少し斜めに挿して行きます。挿し木をした植木鉢には必ず鉢皿をあてがって水切れしないようにします。暫くは水をしっかり与えて根が張るのを待ちましょう。

下の写真は挿し木作業から一週間後の挿し木の様子です。秋の雨に打たれながら元気に生長をはじめました。未だ根は出ていない可能性が高いですが、水分をしっかり吸い上げながら葉を少し広げたように見えます。

挿した茎から葉が伸びて来れば水分を吸い込んでいる証拠です。いずれ根が張り生長をはじめますよ。わかりやすいですので良く観察して行ってください。

また、せっかく着いた花芽は花瓶に挿すことにしました。一旦切り分け水に浸して水を吸わせます。

かなり蒸し暑いので葉っぱがヨレヨレ状態でした。枯れてしまって色が黄色くなった葉もあります。ダメな葉っぱは、切り取りました。でも茎には新しい芽が出ています。

培養土に挿せば発根すると思います。今年は無理でも来年の秋に花をまた咲かせてくれそうです。

長年育てているスプレー菊は元気です

何故か、植木鉢から出て移動していました。以前植えてあった鉢から出て勝手にトクサを育てていたお隣のプランターに移住していたのです。

トクサはすっかり枯れてプランターの中は、スプレー菊の領地に変貌していました。

非常に生命力が強いスプレー菊にびっくりさせられます。猛暑だった影響もありますが、トクサは可哀相なことになってしまいました。しかし、株分けしてありましたので、他の場所でトクサは栽培しています。

スプレー菊も茎が伸びて倒れていた

スプレー菊は、小さな芽から更に茎が伸びてプランターの中全体に蔓延っていました。若干の雑草に入り込まれながらもとても元気に生長しています。

やがて、倒れた茎の節から根が出て増えて行くと思われますのでプランターの中にあったトクサの根っこや雑草を取り除いて、枯れたトクサの茎などを掃除して、新しい培養土を足しておきました。

また伸び切って更に先が飛び出していたので、先をカットして切った茎は挿し木にしました。

冬に休眠したら株を分ける作業をすれば、またスプレー菊が増えると思われます。それにしても菊はどんどん増えます。

宿根性の植物は枯れたように見えても土の中で生命をリレーしているように生きています。

でもどうやって鉢からトクサのプランターに移動したのか?種が落ちたのかも知れません。もともと菊が植えてあった植木鉢は雑草に乗っ取られていました。

スプレー菊には未だ花芽がありません

スプレー菊にも直に花芽が着くことでしょう。毎年小さなスプレー菊の花が咲くと仏壇に供えています。仏花を花屋さんに買いに行けば良いのですが、家の庭で咲いた花をちょっと一輪お供えするのが習慣になっています。

春にはスイセンやフリージア、ムスカリなど秋には小菊などをお供えすると小さいながらも仏壇が賑やかになります。

せっかく庭があるので出来れば自分の育てている花をお供えしたいと考えています。

菊の花に着く害虫は?

一番に思い当たるのはアブラムシでしょう。小さなアブラムシが蕾の周りにぎっしりとつくのです。しかし、今年はアブラムシすらいません。

天変地異が起きるのか?本当に害虫すら目にしないのです。昨日の庭や植木鉢を置いている駐車場の裏にも虫らしき姿はほとんどありませんでした。

老眼だから見えなかった?否、蜘蛛がいました。決して見逃しているわけではありません。

菊につく害虫は他には毛虫などもありますが、毛虫の場合はいきなりやってくる感じで食害されるパターンです。捕殺するのが一番手っとり早く安心です。

大きな虫はなかなか死なないのでスプレー式の薬品を使うと菊自体が枯れることが想定出来るので毛虫などおおきな害虫を目撃したら捕まえて殺すことをお勧めします。アブラムシには根元や葉に散布するオルトラン粒剤が有効です。

菊のように葉が柔らかい植物に缶に入ったスプレー式の殺虫剤を使用する場合は、葉からしっかり離して長時間スプレーをしないように注意が必要です。

長い時間スプレーをするとスプレーした薬剤の低温で枯れてしまうのです。全体が枯れないまでも、せっかくのキレイな花芽や葉が枯れて茶色くなってしまうのは悲しいですよね。

菊の開花は秋。手間なく可愛い花が咲く

年に一度しか咲かない花は非常に多いです。でもさまざまな植物を育てて行くことは、非常に楽しく心を和ませてくれます。

もくもくと作業する時間は、日常の気忙しい心を癒やし豊かな気持ちを取戻すきっかけを作ってくれることでしょう。

スプレー菊もピンポンマムも種からも栽培が出来ます。興味があれば種からの栽培にもチャレンジしてみてください。

勿論、茎から挿し木する技を身につければ、種から栽培して更に茎から増やすことも容易に出来るようになるでしょう。園芸に楽しさが更に深まることは間違えありません。

菊の挿し木2ステップ・まとめ

①元気の良い菊の茎を10センチくらいに切り培養土に挿す。

②水を切らさないようにして発根させる。

たった2ステップで菊の苗が出来ます。そして秋には小さいながらも花が咲きます。大切なことは水やりと害虫駆除だけです。

下の写真は花瓶に挿した一週間後の菊の蕾です。あまり変化はありませんが葉っぱが元気になり、少し蕾が膨らみはじめています。葉にバッタがいました。台風が来るので避難して来たのか?

菊の挿し木や栽培は、あまり園芸に慣れていない方も簡単にお花を育てる楽しみを感じていただけると思います。

何よりもお金が掛からず楽しめるのは良いですよね。あなたも菊の花を手に入れる機会がありましたら挿し木にチャレンジしてみては如何でしょう。

植木鉢に挿し木にしたポットマムも一週間後には元気に生長しています。少し伸びたように見えます。

菊の挿し木は一年中行うことが出来ます。気温によって生育に時間が掛かる時季もありますが、春や秋など雨の多い時季がチャンスだと考えています。

大型台風の後の挿し木の様子

史上稀にみる大型の台風が過ぎ去り一週間が過ぎました。10月になったというのに非常に暑い日曜日です。その後の挿し木の菊のご報告をします。

まず、上の写真のピンポンマムの枝を挿し木にした鉢では、葉が更に大きくなっています。順調に生長しています。

また、当初伸びすぎたピンポンマムの根についた枝は、新しい葉が出てきました。根は健在のようです。

はじめはタダの枝で葉っぱが無く大丈夫かな?と思いましたが元気そうです。

最後にポットマムの挿し木も一層大きく育っています。台風の後も雨が降ったり、気温と湿度の高い日が続いています。

挿し木から一ヶ月目の菊の様子

挿し木にしてから約一ヶ月が経過しました。季節は確実に秋へと移ろっています。朝晩気温が下って更に雨が降る日が続いています。昨夜は雷雨で今日は秋晴れで乾いた風が吹いています。

約一ヶ月前に切り取って花瓶に挿した切花のピンポンマムの蕾が徐々に色づいてきました。更に良く見ると根っこが沢山出ています。

花瓶の下の方を写真に撮りました。根がグルグルと伸びています。

今暫く様子を見て培養土に定植したいと思っています。蕾が膨らみいよいよピンポンマムの丸い菊の花に出会えると思うとワクワクします。

また、挿し木を培養土にした枝も非常にいきいきと生長しています。若干害虫の被害がありましたのでオルトラン粒剤を与えました。

こちらにも小さな蕾が着いています。小春日和の穏やかな日差しの中、菊の小さな蕾に癒やされます。徐々に蕾が膨らみ始めたので写真をアップします。

ピンポンマムがいよいよ開花

蕾の着いたピンポンマムを花瓶に挿しておいたら根が出て来たことを書かせていただきましたが、いよいよ黄色いピンポンマムの花が咲きました。下の写真は11月はじめの状態です。ピンポンマムの名前の通り丸い花が開きました。

花瓶に挿して玄関先の温かい場所で栽培を続けていました。既に根は沢山伸びています。花が終わり次第鉢植えにするつもりでいます。

また、記事のはじめの方に出て来た棒のようなピンポンマムの苗にも葉が茂り菊らしくなってきました。

夜になると寒くなりますが、植物たちは元気に生長を続けています。今後も大きな変化を感じた時に追記させていただきますね。ぜひブックマークして、続けてお読みください。

今回も長文をお読みいただきましてありがとうございます。♡香


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キク科の可愛いオステオスペルマム

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オステオスペルマムと聞くと難しい感じがしますがキク科の植物の名前です。商品としてはサントリーフラワーズから「キララ」と言う名前で販売されています。

季節によって花の量の違いはありますが365日花を楽しむことの出来る多年草の植物でオステオスペルマム=マムとついていることからキクの仲間と言う意味です。マムとはキクの洋名です。

特に黄色いオステオスペルマム(キララ)は花が沢山咲くと非常にパワーがもらえ元気になれる気がします。私は黄色いキララを育てていて同じ株でもう5年以上栽培中ですよ。

一株から既に何株も増やし花の季節には沢山の黄色い花を楽しんでいます。増やす方法は挿し芽(挿し木)です。

オステオスペルマム(キララ)の花は、マーガレットに非常に似ていて色が違うだけなのかな?と思われがちですが、実際は原産国が違います。

オステオスペルマム(キララ)はアフリカ南部の熱帯アフリカが原産です。また、マーガレットはカナリア諸島が原産です。しかし同じキク科の植物であることから栽培の方法は大筋では同じで大丈夫です。ただ越冬の栽培の注意点は若干違います。

敢えてオステオスペルマムとマーガレットの違いを探すなら葉っぱの硬さや色が違うと感じています。また耐寒性もオステオスペルマムの方が強く氷点下6℃くらいまで耐えることが出来ます。

一方、マーガレットは比較的暖かい地域でないと冬を越すことが難しい植物です。

ここ数年温暖化で暖冬が続いていましたが2017年の冬は非常に寒く我が家のマーガレットは枯れてしまいました。

通常の東京の海沿いの地域なら簡単に越冬出来たであろう植物が枯れたので気候変動を感じます。

しかし非常に寒さの厳しい土も凍る庭でオステオスペルマムはしっかりと冬を越しています。

通常の非常に乾燥する東京の冬にも耐え真夏の暑い時期にも元気に花を咲かせます。非常に丈夫な植物と言えます。

オステオスペルマム栽培のポイント

オステオスペルマムの苗の大きさに適した鉢と水やりと害虫からの防御です。どのような植物とも共通することですよね。

また梅雨時などは出来るだけ葉を剪定して風通しを良くして蒸れから苗を守りましょう。

乾燥した季節にはしっかりたっぷりと水をあげることを忘れないようにしましょう。

冬・縮こまりながらも春を待つ健気なキララ

春になると一斉に目を醒ますように新芽が出てくるのもオステオスペルマムの栽培の楽しい部分です。

オステオスペルマムの茎は始めは緑色の単なる茎なのですが時間が経つにつれて木質化します。

木質化とは緑色の草の茎が木のようになり茶色くなることです。マーガレットなどの仲間にも見られる現象です。

木質化すると苗自体は丈夫になります。木質化した部分から新芽が出ますし、しっかりとした苗になります。

木質化した大きなマーガレットを見たことがありますが、地植えにするとかなりしっかりと巨大化するので栽培が楽しいですよね。一方、オステオスペルマムはあまり巨大化しない種類です。

大きめの10号前後の鉢での栽培が丁度良いと感じています。また私の経験上寄せ植えよりは単独で大きめの鉢に植える方が苗が弱らず長く楽しめる種類だと思います。

根が張り易い植物だからです。根が張りやすい植物は寄せ植えにすると枯れやすくなる傾向にあると感じています。

オステオスペルマム(キララ)の挿し木

挿し木のタイミングは5月~6月がベストとされていますが、花姿勢が崩れた時に剪定して出た枝で元気なものがあれば季節を問わず挿し木は可能だと感じています。私は剪定した時に良い枝をみつけては挿し木にしています。

挿し木をするのに適した枝は、ある程度の太さがあり先が木質化した枝が良いでしょう。あまり細すぎると根を出すほどの養分がありません。

切り取った枝は一先ず水に挿して水揚げをしましょう。そのあとピートモスか培養土に挿していきます。植木鉢に鉢皿を当ててしばらくの間水分を切らさないように注意します。

オステオスペルマムの根は水に強く簡単には腐らないのであまり神経質にならず水を多めにして半日日陰の場所に置きましょう。しばらくすると葉が茂り始めます。

葉が茂って来たと言うことは、根が張り始めたと言う合図です。植木鉢を用意して植木鉢に定植することが出来ます。

植木鉢に移した後もしばらく鉢皿をあてて水を枯らさないようにしましょう。徐々に根が張れば鉢皿も不要です。

挿し木で増やすことが出来る植物は沢山あり枝から根を出し易くする薬剤も市販されています。

でもお金を掛けなくても何本か挿し木することで根付く茎もあるのであまり気にせず枯れてもまたトライしてください。

コツが掴めれば薬剤なしでも簡単に挿し木で増やすことが出来るようになりますよ。

オステオスペルマムの植え替え

冬を越したあとの苗もしっかり剪定して暑い季節に備えます。寒さに強く暑さにも強い長期間栽培できるオステオスペルマム(キララ)ならではの特性を考えると地植えより鉢植えが合っていると思います。

暑い時季は、半日日陰に置いて冬の寒い時季は暖かい日向に置くなど置き場所を工夫すればより管理が楽になり苗の生長も良くなるでしょう。

植え替え時季は春先のあまり苗が動いていない時季が良いと思いますが、鉢が根でいっぱいになって培養土が少なくなってしまっている場合は根鉢を崩さないようにすっぽりと古い鉢から抜いてひと回り大きな鉢にそのまま入れ替えて培養土を足すだけでも元気を取り戻すことが出来ます。

オステオスペルマムの葉の様子を見ながら元気がないと感じたら鉢の中の根の様子を見てみましょう。

苗を植え替えてから伸びすぎた枝を剪定します。根もとの茎から小さな葉が出ているのを確認しながら剪定しましょう。

細い支柱などで培養土の部分を刺してみて固くなっているようなら植木鉢が小さい可能性があります。二ヶ月後には下の写真のようにこんもりします。

また、鉢の中に害虫が居る場合もあります。オルトラン粒剤を与えて様子をみましょう。コガネムシの幼虫が根を喰っている可能性があります。

殺虫剤を使わず鉢の中の害虫を駆除

鉢の大きさにもよりますが植木鉢ごと水を張ったバケツに30分から1時間ほど浸けておくと培養土の中に巣食った害虫は溺れて死にます。殺虫剤を使わなくても対応が可能です。買い置きの殺虫剤がない時はお試しください。

しかし、葉の部分など巣食う害虫にはバラ撒く粒状の殺虫剤やスプレータイプの殺虫剤が有効です。

普段から葉の状態を良く観察することで害虫からの大きな被害は防げますが、どうしても気がついたらやられていたと言うことはあります。

万が一に備え、普段から予防的に培養土の上に撒くタイプのオルトラン粒剤などの殺虫剤を散布しておくことをおすすめします。

培養土の上に撒くことで鉢の中の植物の根から薬剤を吸い上げ葉も花も根も薬剤がしっかり回ると言うのが粒状の殺虫剤の特徴です。難点は植物の背丈が1メートル以内でしか作用出来なと言う部分です。

大きな植物の場合は葉に対してはスプレー式の殺虫剤を部分的に使用しなければなりません。

また害虫を増やさない工夫では風通しの良い場所に置くことも肝心です。あまり密集して置くのも良くありませんし壁際なども蒸れや害虫を増やす原因になります。

ベランダでの栽培の場合は、出来るだけ植物を置く間隔をあけて風通しを良くして置くこととエアコンの室外機の前などに置かないように注意しましょう。風通しが良い方がよいのですが、エアコンの室外機からの強風があたるような環境は植物栽培には適しません。

ひとつの種類の植物を挿し木で増やす

沢山の花鉢を並べると非常に豪華な雰囲気になりますよね。花壇でも沢山の花が楽しめれば素敵です。沢山欲しいなら花屋さんで沢山の苗を購入すれば良いと言う発想もあります。

しかし、同じ花苗を沢山買うのも何だか勿体無い気がします。挿し木で増やせるものは、挿し木で増やすと花を愛でるだけでなくもう一味違った楽しさを感じることが出来るはずです。

花の苗も結構なお値段がします。でも挿し木で上手く増やすことに自信がないと言う方もいるでしょう。園芸を始めたばかりだから挿し木で増やせる植物かどうかわからないと言うこともあるでしょう。

確かに挿し木では上手く育たない植物も多く存在します。逆にポピュラーな植物で挿し木や挿し芽が楽しめる植物も多く存在しますよ。

挿し木や挿し芽が出来る植物とは?

一番ポピュラーなのは、キク科の植物です。キクは簡単に挿し芽が出来ます。オステオスペルマムもキク科の仲間です。

例えば、お正月の生花で使った大菊も挿し木で増やすことが出来ます。正月の切り花を飾り終わった茎を葉っぱの節ごとのカッターなど切れ味の良い刃物で切り培養土に挿すだけで根が出ます。

お正月の切り花まで挿し木にするというのもかなりのケチ?と思われるかも知れませんが元気な茎を見ると挿し木にしたくなるのです。これは行けそうだと見るだけでわかるようになりますよ。

また植えてあるキクも春先に伸びて来た芽を切り培養土に挿すと増やすことが出来ます。増やすだけでなく切った元のキクのにも脇芽を増やし花芽を多くすると言う作用があります。

通常植物には上に伸びると言う習性のようなものがあります。途中で切れると脇から芽を出してさらに枝葉を増やすと言うものです。花自体は小さくなりますが沢山の小菊を咲かせることが出来ます。

挿し芽にした方の鉢にも苗が増えるので沢山のキクを咲かせることが出来るのです。

同じくキク科の植物のマリーゴールドも挿し芽で増やすことが出来る植物なのです。マリーゴールドは簡単に増やせます。

バラも挿し木が出来る植物の代表格ですよね。バラの場合は茎を切り清潔な鹿沼土に挿して発芽を待ちます。種類によってかなり難しいものもありますが、挿し木が可能です。

頂いたプレゼントの花束のバラから挿し木を作ることも可能ですよ。切り花ではすぐにダメになってしまうバラも鉢植えに作り直せれば長く楽しむことが可能ということです。

身近なところではビオラも挿し芽が出来る植物です。切って挿すだけで根が出ます。花は見るだけで心が和みますが更に育てて増やすことで小さな生命を慈しむことを学ぶ機会をもらえると考えています。

挿して増やす園芸の楽しみ

挿し芽や挿し木なら親株と同じ性質を持った苗を増やすことが可能です。茎を切って水や培養土に挿して置くと根が出てやがて花が咲くと言う部分は非常に不思議な感じがします。

人間で言うならiPS細胞?的な感じすらします。茎から根っこが出て育ち花が咲くのです。人間ほど複雑ではないにしろ不思議な部分です。

そんな不思議な世界感を体験出来る園芸の奥深さや楽しさをあなたも体験し実験してみてください。毎日の生活が更に楽しくなることでしょう。

今回も長文をお読み頂きましてありがとうございます。♡香


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