果樹栽培

オリーブ鉢植え・結実と挿木3ポイントで簡単永遠栽培に挑戦

オリーブを鉢植えで楽しむカンタン栽培法

挿し木や実生からもどんどん増えるオリーブ


オリーブは家庭で育てる樹木の中では人気の高い植物です。新築の際に家のシンボルツリーにしたり、観賞用の鉢植えとしても楽しめるのが良いですよね。オリーブはもともとは、地中海沿岸が発祥の地とされる植物で古代では油、いわゆるオリーブオイルを取るために重要な植物でした。オリーブから取れる油オリーブオイルは、まさに古代ギリシャの繁栄の源と言え、古代地中海文明の礎になったと言っても過言ではありません。ちなみに現在ではオリーブの生産国第一位はスペインです。

 

 

日本でのオリーブを栽培は1908年に始まりました。試験的に国内の温暖な地域3カ所で試験栽培がなされました。しかし当初、唯一栽培に成功したのは香川県の小豆島でした。日本でオリーブと言えば小豆島と言われる所以ですよね。現在では熊本県でもオリーブを生産する農家が増えています。

オリーブ栽培には暖かくて過ごしやすい気候が向いていそうですが、家庭菜園でも結実させることは可能ですしマンションのベランダでも鉢植え栽培が可能です。

食べる部分で言えば、有機栽培や国産のオリーブオイルなどが注目を集めています。オリーブオイルは、美味しくて身体に良い健康志向の高い食品の代名詞のようなオイルですよね。

もちろん園芸樹でも人気のオリーブの木。オリーブは常緑の植物ですので一年中緑色の葉を楽しむことができます。また通常5月にはクリーム色が美しい花を咲かせ実を成らすことも可能です。美しい緑色の表面とシルバーの裏面が青空に映え見ていると心が和みますよね。更に花が咲いて実がなるというのも非常に嬉しいものです。家庭菜園の場合オリーブオイルを取ると言うよりは美しい葉や花と結実を楽しむのが一般的ではないでしょうか。実は塩漬けなどで食べることが出来ますが、アクが強く食べるためにはかなり手間がかかります。

オリーブの樹の歴史は古く旧約聖書にも登場します。ノアの方舟から放たれた鳩がオリーブの枝をくわえてノアの元に戻ったことで大洪水が終わり陸地があることをノアが知るというお話しです。鳩とオリーブが平和の象徴とされたのは大洪水が終了したことをノアが知るきっかけになったからと言われています。鳩とオリーブはさまざまな平和のシンボルやマークにデザインされてきました。有名なのが国連のマークです。

平和の象徴ということで新築の際に家のシンボルツリーにする方が結構います。また引っ越し祝いで頂戴する場合もありますよね。条件や地域にもよりますが地植えにすると10メートルを超えかなりの巨木になります。一般家庭で育てやすいのは鉢植えではないでしょうか。鉢植えなら大きさも調整でき簡単に移動の可能です。今回も実例をもとに一緒に栽培を進めていきましょう。細かく栽培の経緯を記事にまとめます。

オリーブ栽培の基本

我が家でも三種類のオリーブの樹を育てており一本はミッションと言う種類です。もう一本はマンザニロで最後の一本は種類がわかりません。最後の種類がわからないオリーブは一番初めに購入したオリーブで値段はなんと100円ほどでした。枝を挿しただけの30センチほどの小さなもので値段に釣られて購入を決めました。

購入に際しお店で名前を聞きましたがわかりませんでした。でもオリーブを育ててみたかったので初チャレンジには丁度良くオリーブがいかにして大きくなるのかを体験することができました。はじめの1~2年はほとんど姿が変わらなかったのに生長に合わせて植木鉢を大きくするとどんどん大きくなってゆくことを目の当たりにできました。

 

 

今では10年以上経ってとても大きく生長し私の身長と同じくらいです。今の大きさで購入すれば値段的には1万5000円くらいするでしょう。オリーブの苗は大きさや種類で値段が変わってきますので予算に合わせて購入すると良いでしょう。値段は大きさと比例すると考えて間違えないでしょう。小さくても50センチくらいの高さがあれば枯れてしまう心配は少ないと思います。

そして実を成らせたいと考えているなら違う種類で開花期が同じオリーブの樹をそばに置くことが良いとされています。でも実際問題として狭い庭やベランダでは何本も置くには限界がありますよね。

実はご近所でオリーブを栽培していれば意外と受粉する可能性が高くなります。半径100メートルほどまで花粉が飛ぶと言う話です。オリーブ自体は人気がある樹木なので一本でも受粉する可能性はゼロではないと言うことです。

栽培に向いているのは温暖な地域ですが関東など暖かい地域なら問題なく栽培は可能です。耐寒温度は約マイナス12~15度と意外と寒さには強いようです。

オリーブを栽培するにあたり特に難しいことはありません。鉢植えならしっかりと水やりを行いましょう。また風通しの良い場所に置けば害虫の心配も少なくて済みます。暖かい気候が好きなオリーブですから出来るだけ日当たりの良い場所に置いて生長を見守りましょう。基本的には乾燥にも強いので育てやすい植物と言えるでしょう。

水やりをしっかりと書きましたが冬の水やりはほとんど気がついた時だけで大丈夫です。昨今の真夏の異常な暑さの方が問題なのであまりに暑い地域の場合は朝や夕方に水を与えると良いでしょう。

オリーブが実を着けない問題

我が家のオリーブはこの数年なかなか実を着けなくなっていました。花は沢山咲くのになぜ実が着かないのか?かなり気になっていました。以前、知り合いに開花時に雨が降ると実は成らなくなると言われた言葉が頭の中をぐるぐると回って悩んでいました。雨に当てないと言われても我が家のオリーブを雨から守る術はありません。

 

 

また地植えにしているオリーブ農園などは当然オリーブの花に雨は当たりますよね。地域差があるのか?さまざまな疑問を頭にオリーブの木を眺めながら観察をすることにしました。その前に冬には鉢を大きなものに変えて実を成らすための準備もしました。

オリーブは酸性土を嫌うため鉢植えにする際は石灰を与えましょう。またオリーブ専用の培養土という培養土も売っていますが普通の培養土でも苦土石灰を一握り混ぜ込めば問題なく使用できます。また雨にさらされた鉢植えに牡蠣殻石灰などの天然素材の石灰を与えれば一先ずpHの調整が可能です。ただし間違っても消石灰などを直接鉢植えに与えるのはダメです。よく確認して与えましょう。

オリーブは雨で受粉できないのか?

春が来て気温が上がりはじめるとオリーブたちは徐々に新芽を伸ばし元気に生長をしはじめます。やがて4月の終わりには小さな蕾が姿を現します。近年の4月降雨の傾向は雨が少なくカラッとした若干乾燥気味の気候です。しかし5月の半ばくらいからは徐々に雨の降る日が増えます。いわゆる「走り梅雨」という現象です。

走り梅雨とは、沖縄地方が梅雨入りし暖かい空気が押し上げられて関東も梅雨のような雨が降る現象です。まだ梅雨ではないけれどそれまでの乾いた季節から湿った季節に変化し始めるのです。走り梅雨の季節がここ数年早まっている?もしくは雨の量が増えていると感じています。地球温暖化の影響なのか今後の状態を観察していきたいテーマです。

走り梅雨や開花期の雨がオリーブの結実を邪魔していると考えてみました。対策としては実験的にオリーブの木を雨に当てない作戦を考えました。でも、雨に当たらない場所がなかなかありません。家の軒下を利用して雨宿り作戦を決行しました。開花したミッションの鉢を軒下に避難させたのです。

狭い軒下で雨を避ける日数は約二週間です。開花して大量の花粉が軒下に落ちて結構すごい状態でした。毎年雨に当たって花粉がこれほど出ているとは思っていなかったからです。花の周りの葉っぱは黄色い花粉で粉だらけ状態でした。

徐々に花が終わると小さな実が姿を現しました。やはり雨が当たらない方向だけが結実していました。今後は5月半ばの雨対策が結実を左右すると考えて対策が必要であると感じました。

オリーブを結実をさせるなら雨を避ける

オリーブの蕾が出現してから気温にもよりますが約10日で花が咲き始めます。私の経験では陽当たりの良い部分から花がほころび始めると感じています。花が咲き始まる少し前からオリーブの鉢を軒下や屋根のある場所に移動すると実がなりやすいと考えています。

オリーブの苗の大きさにもよりますがシートで覆うことができれば雨の時だけシートを掛けるのも良いでしょう。しかし、シートを掛ける場合は雨が上がり陽射しが出たらすぐにシートを外し花を蒸れから守ることが肝心です。

 

 

オリーブの花は湿気で腐りやすいので要注意です。濡れて受粉せずに終わった花は地面に落ちて朽ちていきます。確実に花を雨から守るという観点で考えると苗自体の大きさをセーブして移動しやすく雨を避けやすい大きさを保てば雨に濡れる部分を少なくて済み結実が増えると考えています。また、小さければ屋内に避難させることも容易にできますよね。

実験的に軒下に置いて雨を避けた結果いくつかのオリーブの実を成らせることに成功しました。反省点としては軒下に避難させる時期がちょっと遅かったと考えています。またオリーブの木自体が大きすぎて雨に当たる部分が多かったのも反省点です。しかし大きくなってしまったオリーブの木を小さくするのは剪定するしかありません。剪定はあまりしたくないので新たに挿し木で作った小さな苗を使って引き続き雨と結実の関係を検証していきたいと思います。

結実したミッションを実から発芽させる

現在未だ緑色の実がオリーブの木に成っている状態です。大きなオリーブの木をなんとか雨から守って実を着けた訳です。せっかく得た実を大切にして熟成させ発芽を狙います。実は以前にも実生からオリーブの苗を発芽させた経験があるので頑張って実生のオリーブの苗を作りたいと考えています。記事を続けて書いていきたいと思いますので興味のある方はお楽しみに。

オリーブの簡単挿し木法

オリーブを挿し木で苗を作る方法はさまざまありますが基本的には程よい湿度と程よい日照が不可欠です。基本的に挿木した枝からうまく発根させることは難しい植物かと感じています。でも条件さえ揃えば手間なく勝手に発根することもあります。

普通の培養土に挿しておくだけで発根するのです。新しい培養土を用意して少し細長いポットに割り箸くらいの太さの枝を挿して必ず水が多めに入る受け皿を当てがい湿度をキープして発根を待ちます。。

水は挿した鉢の下から2.5センチほどが水に浸かるくらいで大丈夫です。元気な枝を選んで何本か挿してみましょう。先ほど書きましたように難しいので沢山いろんな枝を挿してみることがポイントです。

挿し木に適した時期は3月~5月というのが普通ですが良い枝を得たら挿す。剪定したら挿す。真夏以外なら気づいた時に挿し木をすれば成功率も高くなると考えています。置き場所は半日日陰の場所が良いでしょう。

 

 

私があまり季節を気にしないのは、基本的には挿し木に適した時期はありますが一般的に挿し木に適した時期は花が咲く前の時期にあたるため枝を切るのは忍びなく感じるからです。

せっかく花芽を着ける準備をしている枝を切るのは嫌ですよね。こんなことを感じるのは私だけでしょうか。とにかくチャンスはいつも巡って来ます。無理をしないで観察して増やしてみましょう。

2年目の挿し木のオリーブの苗

2年くらい前に剪定をして出た枝を何本か挿しました。発根したのはわずか1本です。挿して動きがないまま枯れた?枝もありますし生きていそうな枝もあります。生き残っているオリーブの苗は当初わずかに新しい葉が展開していました。

生きている証拠です。いじるのが怖くてそのまま同じ状態をキープして1年が経過しました。当初根が張り出していることも確認できましたので培養土を少し足して様子を見ています。

現在は未だ非常に暑い毎日なので植え替えは控えています。しかし更に生長を促し木自体を充実させ蕾を着けさせるためには植え替えは必要ですので折をみて実行したいと考えています。この小さな苗も雨から守って実らせた実も大切な命の素ですから大切に確実に生長を見守りたいと考えています。

オリーブ栽培と増やす3つのポイント・まとめ

オリーブを増やすためには実を成らせ実生(種)から発芽させる方法とオリーブの枝を培養土に挿して発根させる挿し木の方法があります。もちろん、苗を購入すればすぐに栽培は開始できます。

家庭菜園で行う場合はあまり大きくしすぎないことが一番のポイントです。大きな庭があれば問題はありませんが普通の家の場合はあまりに大木になってしまうとご近所問題になりかねません。まずは植木鉢でチャレンジすることをお勧めします。

また大きな苗は高価なので予算にあった大きさを選ぶと経済的ですし小さめの苗が生長する様子を楽しむことができます。陽当たりの良い場所に置いて美しい葉や綺麗な花を楽しみましょう。

培養土のpHをアルカリ気味に整えてから栽培を開始し鉢植えには天然素材の牡蠣殻石灰などを与えましょう。牡蠣殻石灰が手に入らない場合は苦土石灰を培養土に混ぜて肥料と一緒に与えます。

①培養土は酸性にならないようpHを牡蠣殻石灰などを使って整える。

②実が成らない時は雨を避けてみる。

③良い枝を得たらどんどん挿し木にしてみる。

そのほかは、鉢植えの場合生長を見ながら2年に一回くらいのペースで植え替えをしましょう。大きくなり過ぎたというだけでなく培養土が減ってしまった場合の対応として土を換えてあげるためです。

温暖化で毎年記録が塗り替えられる暑さ対策として場合によっては置き場所を変えることや水やり回数を増やすなどで対応しましょう。オリーブの葉の様子を見れば乾いているのか否かがわかります。葉の様子や根の様子をよく観察しましょう。

今回も長文をお読みいただきましてありがとうございます♡香


 

 

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発芽の瞬間が一番楽しい園芸のツボ

柑橘系果樹や野菜を種からの栽培を楽しむ


野菜や果物を食べながら種を見ているとこの種は発芽するのか?と漠然と感じることはありませんか。実際、食べた種を蒔いて発芽させるのは非常に楽しみではありまが本当に発芽するか不安ですよね。

 

 

でも食べた種を蒔いて発芽させ育てるという3つの基本さえクリアすれば種から園芸を楽しみ更に上手くいけば収穫することは可能なはずですよ。実例を交えながら細かく記事にまとめます。

さまざまな植物の苗や種子は、ホームセンターや園芸店、インターネットで購入して楽しむことは簡単に出来ます。

しかし、種を蒔いて栽培するのは簡単に上手くいかない部分や、困難な部分に魅力があります。特に自身の手で種を蒔いて発芽させ収穫まで成功するという成功体験は植物の栽培を超える楽しさがあるのです。

それも自分が食べた野菜や果物の種子からなら喜びは格別なものとなるでしょう。特に自分の大好きな果物を食べてその種から再び収穫して食べると言うのは果物好きにはとても嬉しいことなのです。苦労や心配の多い分見返りも大きいのです。

これまでに私が種から収穫まで至った果樹は桃の木でした。私は桃が大好物なので食べた大きな白桃の種を眺め「この桃の種は埋めたら芽が出るだろうか?」と母に尋ねると「埋めてごらん」と言われ団地の庭の片隅に植えてみました。今から25年以上前の晩夏のことです。

次の年、種を埋めたことすら忘れたころ花壇に見慣れない芽が出現しました。いったい何?って考え葉をよく見ると桃の葉でした。食べた桃が発芽したのです。私は発芽がとても嬉しくて授かった桃を大切に育てはじめました。私の種からの果樹栽培の原点だと考えています。何となく昔話のような筋書きですが本当のお話しですよ。

その後、桃の苗は大きく育ち高さが2メートルを超える樹木になりました。実生の桃は生長が早くあっという間に大きな木になりました。発芽から2年目からは開花し3年目からは結実もして収穫をしました。栽培の途中さまざまな人から桃の実は成らないと言われましたがめげずに必ず実が成ると信じ栽培を続けました。

 

 

見事に開花し結実した実を収穫した時の嬉しさは忘れられません。収穫した桃は以前自分が食べ種を得た白桃とは全然違う桃でした。色は桃色ではなくオレンジ色の実を持つネクタリンのような大きさの黄桃が成るようになりました。味は甘く酸味もあり美味しくて頑張って世話をした甲斐があったと感じました。

正に園芸の楽しさのツボを実感する体験でした。団地から転居することになり、桃の木とはお別れしましたが心に残る思い出となりました。将来また桃の木を育てたいと考えています。

桃栗三年柿八年?柚子の大馬鹿?

さて桃の栽培を経験したあと、引越しを経て庭のある家に住むようになりました。現在もいくつかの植物を種子から発芽させ栽培をしています。食べた野菜の種や果物の種などです。簡単に発芽するものもあればなかなかうまくいかない植物もあります。

今回は、種から栽培を続けている柑橘系植物を紹介しながら記事を書かせていただきます。下の写真は私が長年栽培している実生のユズの木です。

今、一番長く栽培している柑橘類は実生のユズです。種子からユズを育てて15年以上になります。しかし未だに実を成らせた経験はありません。花が咲いたことは二回くらいあります。なんとか花を咲かせようとさまざまな工夫をしました。

実がなかなか成らない実生のユズの木に対しては環状剥皮(カンジョウハクヒ)という方法があります。環状剥皮は非常にリスクが高く最悪の場合木が枯れてしまうこともあります。下の写真は環状剥皮をした跡です。

環状剥皮とは、木の根元から10センチくらい上の部分の樹皮5~10ミリの幅で環状=ぐるっとひと回り樹皮を剥く対処です。カッターなどで樹皮を剥き剥いた部分は保護のテープを巻いて回復を待ちます。

ユズの樹皮を剥くことで、葉から根に行く栄養分を遮断すると木が弱ります。弱った樹木は危機感を持ち子孫を残すようになるのです。木を弱らせることで開花結実へと導く方法なのです。

基本的に果樹は自身が安泰であるとなかなか子孫を増やすことをしません。よく出来ていますよね。

我が家のユズは発芽から15年以上経っているのですが、発芽当初は未だ団地に住んでいて団地ベランダの片隅で園芸をしていました。その頃頂いたユズの種を蒔いて発芽させました。10個以上発芽して当初残った苗は8個ほどでそのうち引っ越しや猛暑などを経て現在は一本が鉢植えで残っているだけです。ユズの種類はオニユズです。

 

 

環状剥皮を行ったのは今から6年くらい前でその当時は未だ3本のユズの木が残っていました。残った3本のユズの中で一番元気の良い一本に環状剥皮処理を行いました。枯れたらどうしようととても不安でしたが未だ二本残っているからと考えて挑戦して次の次の年に花が3個咲いて実らずに終了しました。更に残っていたユズの木も枯れ残ったのは一番元気で環状剥皮をした一本だけになりました。いずれ花が咲き実がなる日を楽しみにして育てています。

諺に「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」というのがあるほど実を成らすまでには非常に長い年数が掛かります。挿し木の苗を買って来ればすぐに実を成らすことが可能です。しかし、やはり種から芽を出させて園芸を楽しみたいと言う園芸好きには食べた種から収穫するという行為は特別なことなのです。

種子からの栽培は敷居が高そうに感じるかも知れませんが種を取っておいて蒔いて発芽させる3つの行程を経れば簡単に栽培が始まります。

ミカンや柑橘類を食べて種をとっておく

ユズをはじめ柑橘系の果物の種というのは案外種らしくここが種ですというのがわかりやすいですよね。身近な果物だとミカンや伊予柑、オレンジなどです。手始めに実践するなら柑橘系の植物がお手頃だと思います。果物からとった種はきれいに水で洗ってからキッチンペーパーの上で一旦乾燥させておきましょう。乾燥してから培養土に蒔くと発芽しやすいです。

実は、最近はじめた柑橘系の植物の苗がだいぶ大きくなり不思議な状況になっています。名前は「愛愛柑」です。ポンカンとオレンジを掛け合わせた新種のミカンですが美味しかったので種を蒔いてみました。

はじめは発芽は無理かと思いましたが家の東側の大鉢に20個以上の種を蒔いて鉢の底には鉢皿を置き水分を出来るだけ保って放置していました。すると数ヶ月後に何かが発芽?すっかり忘れ去っていたところに発芽したので思い出しました。

愛愛柑の種の発芽を確認しました。種を蒔いたり育てるのが好きなので蒔いたことを忘れて発芽してから気がつくことがしばしばあります。

食べて発芽させた愛愛柑の苗の栽培を開始

私のやり方ですが大きめの鉢を使って沢山の種を一緒に蒔き保水や水やりに気を使うことで発芽しやすくなると感じています。

また発芽直後は害虫のナメクジなどに食われやすいので注意が必要です。

季節によりますが柑橘系の植物の葉には、アゲハチョウが産卵をするので卵を産み付けられたら早めに駆除する必要があります。空を舞うアゲハチョウが如何にして柑橘系の植物を見極め産卵するのか?とても不思議です。似たような植物は沢山ありますよね。でも必ずアゲハチョウの幼虫が成長するために必要な柑橘系の植物に産卵します。

調べたところアゲハチョウは空を舞いながら、まず柑橘系と思われる植物を発見すると近づいて葉の味見をするのです。味見と言っても食べる訳ではなく足にある感覚機関を使いお目当ての植物が柑橘系の植物であることを確認するのです。ちょっと目を離すとあっという間に産卵され新しく柔らかい葉が食われてしまします。防御したい場合は、親のアゲハチョウが近づけないようにネットを掛けるのが良いでしょう。

薄い黄色の半透明な卵が葉についていたら、早めに取り除きましょう。家の近くでアゲハチョウを目にしたら柑橘類の植物の葉、特に柔らかい新芽をよく見て早めに卵や幼虫を発見し駆除しましょう。卵は擦れば取れます。

また幼虫は割り箸などで取り除けば殺虫剤を使う必要はありません。殺虫剤を使いすぎると葉が傷む原因になりますので出来るだけ害虫は捕殺しましょう。とにかく観察あるのみです。

 

 

大木であればあまり気にする必要はありませんが、小さな苗や発芽当初は要注意です。アゲハチョウの幼虫は独特の姿をしており食欲が旺盛です。下の写真は幼虫でも既にかなり大きく成長した姿です。

卵から孵ったばかりの姿は真っ黒な細い毛糸クズのような姿をしていて存在がわかりにくく発見が遅れます。葉が食われてから見つかるケースが多いです。黒いゴミのようなものが葉についていたら要注意です。

あっという間に食い荒らされ丸坊主にされてしまいますよ。果樹にとっては葉は大切な光合成を行う器官です。栄養を作り出すためにはしっかり葉を守り育てることが肝心なことです。

いよいよ柑橘系の果樹の苗を育てる

愛愛柑が発芽してから様子を見て元気な芽を選んでポットに植え直しをしました。季節は暑さが過ぎ去った秋11月のことです。

なんとなく栄養不足で早くポットに分けて欲しそうな感じを受けました。長く植物を育てていると植物が何をして欲しいのかがわかってくるのです。

プラスチックのポットを用意して新しく清潔な培養土植え替えて行きます。ポットに植替えを行い寒い季節を日当たりの良い場所で栽培を続けていると春には新芽が沢山出て来ました。

青々として非常にきれいな緑色をしています。とても柔らかいのでここでも害虫に注意です。農薬を使えば害虫の被害は簡単に防げますが出来るだけ目で見て被害を食い止めましょう。

春に出た新芽は当初ナメクジとアゲハチョウの産卵、幼虫の出現で若干被害を受けましたがすぐに対処してなんとか元気に生長を続けています。毎日水やりをすることと極力アゲハチョウの成虫を寄せ付けない工夫をして栽培をしています。

愛愛柑の苗に白い何かが?もしかして蕾

ところで最初に書きました不思議な現象について書いて行きます。未だ高さが10センチほどの愛愛柑の苗ですがなんと蕾らしきものが着いています。

柑橘類の蕾の着き方は新芽の先に白い蕾が着いて開花するのですが我が家にある苗は未だ小さい苗で幼木にもなっていませんがやはり蕾だと思われます。ほぼほぼ開花しても結実には至らないと考えています。でも、なんだか楽しみでワクワクします。園芸の楽しみはやはりこのワクワクにあるのかと思います。

記事を書いてから約一週間が経過しました。ここ数日は夏日の良いお天気が続き気温も上がりました。例の白い蕾は開花しましたので追記します。

ちょっと歪ですがミカンの良い香りのする小さな花です。愛愛柑は意外と開花しやすい種類なのかも知れません。先の生長が楽しみです。自分で種を蒔いて収穫したミカンを食べたいです。愛愛柑の花はどうなるのでしょう?

数日後愛愛柑の花は枯れました。やはりまだまだ小さい苗なので今しばらくの辛抱です。そのうち沢山の花が咲いて実を収穫することが出来ると信じています。

それにしても日差しが眩しい季節になりアゲハチョウが我が家のユズや愛愛柑に産卵する機会を狙っています。ユズには相変わらず今年も開花の形跡なしです。アゲハチョウから守る為に防虫ネットを被せています。今朝も2頭のアゲハチョウがユズの木にまとわりついていました。実は私は蝶が苦手です。

食べた果物の種の末路=同じ果物は成るの?

愛愛柑はもともとはポンカンとオレンジの交配によって生まれた品種です。しかし基本的には食べた愛愛柑の種から同じ愛愛柑が出来るかというとそれは違います。始めに書いた白桃のお話しと同じで基本的に食べた果物の種子から同じ果実が成る樹木を生長させることは非常に難しい問題があります。

 

 

プロの農家の方が開発して美味しい果物を生産しているのですから簡単に種が同じ性質を受け継ぐことは稀です。

万が一、種が生長して何かしらの実が成っても同じ味や形は求めることは、ほぼ不可能というしかありません。

そんな簡単に同じ美味しい蜜柑が出来るならミカン自体が農業のお仕事として成立しませんよね。素人の楽しみとしての園芸と言うことで種の生長を楽しみましょう。

沢山の種から沢山の植物が生まれて来た

種を蒔いて園芸を楽しむことはやはり非常に楽しい趣味だと言えますよね。私の経験の中ではピーマンやトマト、小玉スイカ、パプリカなど沢山の野菜や果物を食べた種から育てて収穫する楽しみを味わって来ました。

小さな家庭菜園ですからあまり沢山の種類を一気に育てることは出来ませんがその年年で育てて行く楽しさは何物にも代えがたい経験になります。

下の写真はトマトの種です。食べた時に種をキッチンペーパーなどの上に置いて乾燥させ乾いたら培養土に蒔くと発芽します。

特に食べた種というキーワードは不滅の楽しみが詰まっていると考えます。あなたも食べた野菜や果物の種から栽培をする楽しみをぜひ味わってください。

また銀杏(ギンナン)を土に埋めたらイチョウの芽が出ました。

栽培と言うより偶然の発芽なのですが、実は埋めたというより、もう食べられないと思って庭の肥やしにしたゴミから発芽したイチョウなのです。

庭を掃除していて銀杏から芽が出ているのを見つけて植木鉢に植えて栽培を開始しました。

一応、イチョウなので秋には黄色く紅葉して更に冬には葉が落ちて枯れ木のようになります。

春になり新芽が吹き出し更に大きくなりました。今は未だ小さいですがこの先このイチョウは大木になるのか?非常に将来が心配なひと鉢です。

私のブログのサンカウントの中では、さまざまな植物の栽培風景をご紹介していますが多くの植物に囲まれ栽培を続けることを皆様と共有出来ることを経験し、これからもいろいろなことに挑戦していきたいと感じています。

栽培方法や種のとり方などは記事にまとめていますのでそれぞれの記事も併せてお読みくださいね。今回も長文をお読みくださいましてありがとうございます。♡香


 

 

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キウイフルーツ栽培・土壌改良と定植3年目の満開とミツバチの受粉風景

家庭菜園のキウイフルーツ満開

芳しい甘酸っぱい香りの庭にミツバチが飛来


家庭菜園のキウイフルーツを庭で栽培しています。三年前に苗木を購入して定植したものです。5月の初旬から開花を始めたキウイフルーがいよいよ満開になりミツバチが沢山飛来しましたので記事にまとめました。

我が家のキウイフルーツはメスの苗木はゴールデンキングと言う種類で、このメスにマッチングさせて一緒に購入したオスの苗木は孫悟空と言う種類のゴールドキウイフルーツです。土壌改良から定植そして満開の開花から結実までをご紹介します。

キウイフルーツの実を成らせ収穫するには、雌の木雄の木が要ります。なおかつ同時期に開花する必要があります。ですからキウイフルーツを栽培し、実を収穫するためにはメスの苗木とオスの苗木をマッチングして相性の良い苗木を選定することがポイントになります。

 

 

売り場でしっかり確認して購入しましょう。我が家のキウイフルーツは、ホームセンターで推奨する種類をマッチングして購入しましたので開花の時期がピッタリです。

昨年は一部に開花がありふたつのキウイフルーツを収穫しました。下の写真二点は昨年の結実の様子です。気がつかないうちに実が着きました。

今年は木全体が花にあふれ芳しい香りを放っています。とても芳しく甘酸っぱく柔らかく穏やかな香りです。

私の庭に始めて地植えしたフルーツがこのゴールデンキウイのご夫婦です。以前の家では白桃の種を埋めたら黄色い桃がなった経験があり家庭菜園で果樹栽培をまたやりたいと思っていました。

以前栽培した実生の白桃は食べた桃があまりに美味しくて庭の片隅に種を埋めたら発芽して大きくなり沢山の実がなりました。ただし親とは違う黄色い桃でした。親と色が違いました。でも味は良くとても美味しい桃でした。しかし桃の木は転居の関係で手放しました。

桃からキウイフルーツへ

もう一度、桃を育ててみようとも思いましたが庭の大きさや構造上キウイフルーツの方が良いかと考えゴールデンキウイの苗を購入しました。いろいろ調べてまず土壌改良から着手しました。

キウイフルーツは、水はけを好み水切れを嫌います。しかし、我が家の庭は粘土質なので庭の一部の土を全て取り除いて大きな穴を掘りそこに大量の腐葉土とピートモスを投入しました。

あわせて通常の培養土と鹿沼土、籾殻くん炭、苦土石灰を入れて、大掛かりな土壌改良をして栽培に踏み切りました。

植え穴を掘るだけでも結構大変でした。東京の東側に位置する場所なので軟弱な地盤です。もともと昔は水田だったようで登記簿謄本を遡るとここは、二世代前に畑の記載がありました。

水が湧き上がる土地柄でのキウイフルーツ栽培

水が豊富な土地なので昔は、農業が盛んで用水路が多くあったようです。我が家の前の公道の脇にも以前は、農業用の水路があったと近所の方からお聞きしました。

庭に穴を掘ると約1.2メートルの深さで水が出ます。掘り進むと普通の土の下は厚い粘土質があります。

この粘土質の層は約50センチほどで、その下は砂利と砂でいよいよ水が湧き出します。

この粘土は多分水田の名残だと思われます。粘土は捨てるには惜しいので掘り上げて乾燥して土壌改良の材料にします。

女手ひとつで一気に掘るのは非常に厳しく無理です。徐々に掘り少しずつ作業をして行こうと思いつつも夢中になり結構筋肉痛になりました。

土が粘土だと非常に密度が高く重たいのです。そして水が出れば更に大仕事です。

広さは約畳一枚半くらいのスペースです

広さは横は2メートルで縦は1.5メートルくらいで深さは1.5メートルです。かなり大きな穴となります。一旦、雨が降れば穴はふさがり水たまりになります。

 

 

この工事中にも大雨が降り大きな水たまりになりました。水を抜きながら作業を続けて最後に大量の腐葉土を投入しました。

腐葉土は自分で枯れ葉を集めて作った自家製の腐葉土です。土壌改良をする場合、範囲にもよりますが、とにかく大量の腐葉土が必要です。数年掛けて作った腐葉土を一気に投入しました。

この庭は前にも書いたように非常に粘土質が強いため地下の水脈のある部分まで掘り下げて粘土を取り除く必要があります。庭は約10坪なので全部を掘り返すには無理があります。

植えるものを考えながら徐々に土を作り直しています。既に三分の二くらいは土壌改良を終了しています。

定植場所の整備と工事・土壌改良

今回のキウイフルーツの定植場所は、これまで緑肥用植物のヒマワリ、マリーゴールド・アフリカントール、シロカラシを植えて来ました。また、その隣は腐葉土を作る腐葉土の穴でした。一部庭を作る際に出た石やコンクリート片の仮置き場でした。それらを全て移動して定植のための場所を作る作業を行いました。

下の写真は土壌改良後の定植場所で、大きい穴がメスの植え穴で小さい方がオスの植え穴です。

半分以上は、これまで良い土を作るための腐葉土作りの場所だったのです。しかし、残りは大きな石が沢山ありました。除けて他の場所に移したり割れそうなものは砕いて燃えないゴミに出しました。残った石は、庭造りのために使うことにしました。

全部を全部捨てるには私の力では無理です。重くて持ち上がりません。このような作業をしてやっと場所を確保しました。我が家の庭は土壌改良なくして植物は育たないのです。

定植場所を決めて苗木を植える

植えたのは三年前です。はじめは細く一本しかありませんでした。買ってきて暫くポットに植えたまま水やりだけをしていました。定植時期は秋です。

下の写真は定植時の写真です。腐葉土に籾殻くん炭と元肥はマグアンプkを使いました。大きい鉢を使って植え穴を作りました。

土壌改良した植え穴にプランター用の培養土を入れて植えました。最後にコガネムシの産卵を防ぐためにウッドバーグを入れました。はじめはこのように非常に小さいものでした。

定植してから暫くは水やりを続けて毎日様子を見ます。根が伸びてしっかり根付くまで水はけの良い場所は逆に乾き易く水涸れを起こします

この場所は、地下に水脈があるので夜中になると水が蒸気となって水分が上がってきます。大きくなればほとんど水やりの心配はなくなります。

土壌改良の必要な場合

植物を直に植える場合は、その植物の好みと土地柄により土壌改良が必要です。土壌改良は、時間が掛かり手間もお金も掛かります。趣味で行う場合は出来るだけ自分の手で全てを行いたいですよね。

 

 

どのようなことも、少しずつ丁寧に行うと自然と愛着が湧くものです。秋から冬に枯れ葉を集めて腐葉土を作ります。枯れ葉と米ぬかや油カスを混ぜて作ります。

下の写真は腐葉土の作り方です。穴に要らないビニールを敷いて枯れ葉を入れて米ぬかを播き石灰を入れサンドイッチのように重ねて行き長靴を履いて足で踏み圧縮して行くと良いでしょう。

最後は米ぬかで終わり水を掛けビニールシートでしっかり覆います。乾燥しないようにたまに水を掛けて落ち葉で腐葉土を作ります。穴の底はビニールは不要で私はネットを入れておきました。

また自分で食べた野菜などの皮や果物の皮などを穴を作ってどんどん埋めて行きます。

埋めるものは植物だけが良いです。害虫塩害を避けるため調味料を使った料理の残飯や魚や肉類は避けましょう。

埋めたら土を掛けてシートで覆えは飛ぶ虫はほとんど来ません。土の中のミミズや土壌菌が分解してくれます。

私の場合は、トウモロコシやバナナ、クリ、リンゴなど食べた果物の皮などをどんどん穴に入れて行きました。

秋から冬に掛けては、落ち葉を拾い集めて腐葉土を作りました。公園などをボランティアでお掃除をして枯れ葉をもらうのです。東京だと枯れ葉に混ざってゴミが多く捨ててあります。

ゴミはゴミ箱に入れて枯れ葉だけを集めて来ます。腐葉土を購入しても良いですが広い場所や土壌改良となるとかなりの出費になります。ご予算に合わせて行いましょう。

手間が掛かっても嬉しい開花

下の写真は昨年の開花の様子です。昨年は二回目の開花で今年より花数は少ないけれどちゃんと花が咲きました。

実がなることはまったくの想定外でしたので花を見て満足していました。しかし初収穫で2個収穫できました。

今年も何気なく開花しそうだと感じてはいました。そして蕾が出来ているのも知っていました「やけに丸い蕾があるなぁ~」と思っていました。細かい割に呑気な性分なのであまり気にしていませんでした。

はじめ花が咲いたのを見たのは一週間くらい前でした。写メを撮って友人に送りました。そして、先日何気なく下を向いて雑草を刈っていました。

何かの羽音がしていました。蚊だと思い警戒してふと上を見上げたらキウイフルーツが満開になっていてミツバチが大量にやって来ていました。

なんとも凄い光景です。沢山のミツバチが飛来して満開のキウイフルーツの花を受粉させています。

飛び回り忙しそうで私がiPhoneを近づけてもまったく動じません。シャッターの音がしても何喰わぬ顔?顔はわかりませんがキウイフルーツの花の蜜に夢中なのです。

大きな葉を広げるキウイフルーツは、葉の下に垂れるように花を咲かせます。下を向いた花は雌花と雄花が沢山咲いてミツバチが飛び回っていたのです。

気づくと芳しい甘酢っぱい香りに包まれて

何かいい匂いがしていたのですが、まさにキウイフルーツの花の香りでした。何か匂うと感じつつ柔らかな香りなので気になりませんでした。ミツバチの羽音がその存在を知らせてくれました。

ミツバチを良く見るとミツバチの足には「花粉の玉」ピポーレンがついています。ピポーレンとは、ミツバチが自分の唾液で丸めた花粉を足にくくり着けて運ぶ花粉の玉のことです。

本物のピポーレンを着けたミツバチを間近で見るのは初めてだったのでとても興奮しました。赤い矢印で指しているのがミツバチの足につけられたピポーレンです。

それも今まで写真で見た黄色いピポーレンではなくクリーム色のピポーレンなのです。まさにキウイフルーツの花の花粉の色です。花の中に頭を入れて夢中で飛び回って可愛い光景でした。

未だ棚がないキウイフルーツの木

我が家のキウイフルーツの木にはまだ棚がないので雌花が垂れ下がってしまっていました。

急遽丈夫な紐を使って雌花を支えるラインを作ったばかりでした。その時は、まだ蕾ばかりだったのでこのように沢山花が咲くとは思いもよりませんでした。

昨年までは、春になると一気に新芽が出てかなりご近所迷惑な勢いでした。キウイフルーツは樹勢が強く根付くと一気に大きくなります。私の考えが甘く壁の近くに植えてしまったため、隣の家の方まで広がっていて他人の家に絡みつく勢いでした。

 

 

特に雄の勢いが凄く新芽を大量に選定しました。早めに棚を作る計画を立てないとなりませんね。

今年は新芽より花に勢いがある

このキウイフルーツの木は三年目なので木が熟し多くの花を咲かせているのだと思います。これまでの木を熟すから繁殖に切り替わっているように感じます。ミツバチのお陰で既に小さな実が着き始まりました。

元肥をしっかり入れてあるので勢いはとまりません。しかし、今年のこの開花の量は多いです。そして受粉をして実が着き始めています。不思議な光景ですね。

6月に追肥作業をしたいと考えています。その時には記録を取って記事にしたいと思います。お楽しみにしてくださいね。

キウイフルーツの葉の裏に害虫を発見

害虫はコナジラミと思われます。早速、対策を考え水で薄めたフロッシュ(洗剤)を葉の裏に霧吹きで撒いてみました。

一応、家庭菜園用の殺虫剤をお店に見に行きましたが主な成分が界面活性剤だったので自然に優しいフロッシュなら良いと思い洗剤を使うことにしました。

コナジラミは白い羽根のある虫で葉の養分を吸います。通常水に弱く濡れることを嫌います。葉に散水するのが良いのですが、水道から遠いので霧吹きで洗剤を水で薄めたもので実験していました。

コナジラミが居た葉の裏に霧吹きでたっぷり水で薄めた洗剤を噴霧すると飛んで逃げます。また羽根が濡れて飛べないものが水と一緒に落ちました。

次の日に確認すると洗剤の水を掛けた葉には虫が居なくなっていました。葉っぱに変化はありません。どうやらこの方法は効きそうです。暫く続けてみることにします。

葉の裏に雨が当たらないので害虫が来る

キウイフルーツは葉が大きくこんもりと全体が大きくなるので葉が茂ると雨が当たりません。また、風通しも悪くなり、下の方の葉の裏側に害虫がつきやすいのだと思います。飛び回るし気持ちが悪いので下葉の部分だけでも洗剤水を暫く散布することにしました。

コナジラミは、葉の裏に着く害虫で光が当たることを嫌うので早速銀色のシートをキウイフルーツの木の下に敷いてみました。旨く駆除出来ると良いのですが農薬は使いたくないので見たら駆除するしか無いようです。

今回も葉の裏に卵があるのを発見しました。植物を観察して害虫の被害を最小限に防ぐには産み付けられた卵を見つけて始末するのが手っ取り早いです。どうしても下や葉の裏に虫がつきます。良く見て被害が拡大する前に駆除出来るようにしましょう。

秘密の花園のキウイフルーツ

今年はいったい幾つのキウイフルーツ実が成るのか楽しみです。しかし、昨年の秋にはほとんど世話が出来ず肥料もあげていません。今年はしっかり世話をしたいと考えています。

 

 

ひとりでコツコツと作業をしています。しかし実際はひとりではなく無数の益虫が一緒になって植物を育んでいると感じることが出来ました。

キウイフルーツほど大きくなると人工授粉をするつもりでも、なかなか旨く出来ません。でも気がつくとミツバチが沢山飛来して作業をしてくれていました。

満開の花を見ることも素晴らしい体験ですが、それ以上に小さな仲間がお手伝いをしてくれるのは凄く嬉しい光景です。なんだかとても良いものを見させてもらった気持ちになりました。

益虫の他に害虫も来ます。しかし出来るだけ農薬を使わない栽培を続けたいと思います。

沢山実がなると良いのですがどうでしょう?まだまだ小さいキウイフルーツの木です。次回をお楽しみにしてくださいね。キウイフルーツの香る庭にて撮影をしました。

追記:もう少しオスとメスの苗木を離して植えれば良かったと反省しています。どちらの苗木も元気に生長していますが、やはりオスの木は凄い勢いで生長します。剪定などは冬の間に行うのが良いと思います。

今回は、ここまでとさせて頂きます。今回も長文をお読み頂きありがとうございます。香♡


 

 

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