
美しく痩せるなら、脳内栄養素の補給が一番。
疲れると甘いものが欲しい。それは何処が?
ダイエットの代名詞である糖質カット。糖質の取り過ぎは体に良くないですが、まったく摂取しないのも体に良くありません。特に脳は糖質だけでしか働くことが出来ません。
あなたは、糖質ダイエットを上手にしているでしょうか?上手とは、ストレスなく適量の糖質を摂取しながらカロリーを取り運動をしながら痩せることです。
女性にとって、気になる肥満のほとんどが、カロリーの過剰摂取と運動不足です。運動と言っても特にスポーツクラブに通ったりジョギングやランニングをするだけが運動ではありません。
日々の暮らしの中でちょっと歩くとか階段を使うなど少しの心がけでも運動になります。体重が増えて一気に減らしたいから急に過激な運動や食事制限をするのは良くありません。このことは、ここに書くまでもなく皆さんご存知のことだと思います。
体重が過剰に増えている状態なので、急激に運動をすれば、膝や腰に負担が掛かるだけでなく心臓にも負担が掛かりますよね。
ダイエットとは、体重を減らすことではなく正しい食事でウエイトコントロールすると言う意味です。では正しい食事とはいかなるものでしょうか?
基本は三食しっかり食べる食習慣のことです。その中で余分なモノを切り落としカロリーを抑えることです。お酒や乱れた食習慣はありませんか?
ご飯と野菜、肉、魚などバランスの良い食事を心がけ運動でのカロリー消費の計算が合えば体重は自然と適正になって来るのは自然なことなのです。
この肉さえなれれば、もっと私はキレイなのにって思っていませんか?痩せていればキレイだと言うのは妄想です。痩せすぎはよくありませんし病気の元です。
食事やお菓子に飲み物そしてお酒も自由に思う存分飲食したいと思っていませんか。飲食がストレスになっている場合は危険な肥満の元となります。
でも我慢だらけで「頭がおかしくなりそう」と思っていませんか?「頭がおかしくなる」そうです。食べられない飲めないということを感じるのは頭、脳なのです。
あなたの「脳」が栄養が足りないと感じているのです。脳の栄養源を絶ってしまうと脳がストレスを感じてが食欲が暴走します。
昨年、買ったお気に入りのパンツも、なんだか凄くキツくなってしまいどうしよう。私ってどんどん太る?だんだんおばさん体型になってきたと気分も落ち込んでしまっていませんか?
ダイエットで「ストレスも限界」甘いもので和みたい。体も心も正直ですよね。疲れたりストレスが溜まると甘いものが欲しくなります。でもあなたは外見を気にして更に我慢していませんか?
だって、薄着の季節も何故か自分だけ暑苦しいし服を買うにも、サイズが気になります。
ゆったり着たいけど。太って見えちゃうし無理して小さいサイズを買うとぴちぴちで格好悪いのはイヤでもどうしたら良いのかわからない。私は我慢しているのに何故こんなにストレスが溜まるのかな?
ドリンクもデザートもカロリーゼロの食品を選んでいるのに痩せないし食べても食べても食欲が止まらない。甘いものが欲しい。
仕方ないから今日も、カロリーゼロのコーラで我慢?ちょっと甘い気がするから気休めにはなりますよね。どうせカロリーゼロなら水代わりに3本飲んじゃおう!なんてやっていませんか。
でも、糖質ゼロのスイーツでは、全くおさまらない欲求はどうしてなのでしょう。甘いものを食べたくて仕方ないのです。
甘いものを欲しているのは誰?
ケーキ、プリン、ゼリー、甘い果汁100%のドリンクなどなど口にしたくてコンビニに飛び込みたい衝動に駆られたりしていませんか。
しかし、お砂糖は、からだに悪い?否、太る。だから食べないし飲まない。ご飯も糖質だから。夕飯にはご飯無し、おかずだけ。
でも、「痩せない」何故私だけ痩せないのかな?
最近は、イライラするほど甘いものが欲しい。たまたま、家にあったチョコレートを一気食いしてやっと欲求から解放される。
でも一時的ですぐにまた食べたくなります。自己嫌悪と太りそうな脅迫感が、更にストレスになり頭がおかしくなりそう。
いったい、あなたの中の「誰が」砂糖を欲しがっているのでしょう。味覚?お腹?肝臓?どこ?
その答えは、脳。直ぐに気が付く方も多いかもしれません。脳は、糖分でしかエネルギーを得ることが出来ない贅沢な器官なのです。だからいくら食べても糖質が入って来ないと食欲が収まらないのです。
贅沢な器官。脳には、糖分が必要なのです
誰しも脳の活動でからだを動かし物事を考え生きています。その脳に栄養が行き渡らないとしたら、そのまま脳みそがおかしくなりそうになるのは当たり前のことです。
いきなりそのようなことは、ないかも知れません。しかし、精神的なストレスが、あなたをイライラさせます。
甘いものが、食べたいという欲求が強くなるのです。
私も甘いモノが好きで疲れると甘いものが欲しくなります。私の場合は肥満はありませんが、胃腸があまり丈夫ではないので量を決めて砂糖を摂取します。
甘いものと言うよりは、脳が糖を要求しているのです。巷には、甘いお菓子がいっぱいありますよね。
見て見ぬ振りは辛いです。モノが溢れる世の中。何不自由ない良い時代だからこそ自制心が必要になります。
生きているだけでも労働でも脳を使うし、彼氏と喧嘩してストレスが溜まるし人間の脳は常に働いています。
当然、疲れた脳にも、栄養 = 糖分補給が必要なのです。でも、甘いものが欲しいのに太るからと糖分を極力取らないでいたり人工甘味料のジュースや、ゼリーなどで小腹を満たして我慢していると脳だけでなく体にも良くないのです。
人工甘味料は、栄養源として吸収されない
カロリーがない素敵な人工甘味料ですが、如何なものでしょう。太らないし、からだに吸収されない。甘いのに太らない?素晴らしいものなのでしょうか。
毎日、甘いドリンクや、デザートが沢山食べられるので一見、理想的な気がします。
だって、我慢しなくて良いのですからありがたいですよね。コーヒーにも人工甘味料を使ってゼリーなどお手軽なデザートにもたっぷりの人工甘味料を使うのは健康的?
でも、それでは脳に栄養が、まわらないですよね。
しっかり食事をして普通に糖質を取った場合
お腹がいっぱいになり、食欲が満たされると眠くなりますよね。大体、20~30分くらいで怠くなります。食事のあとは、血糖値が急激に上昇します。
そうすると、膵臓からインシュリンが放出されます。インシュリンは、ホルモンの一種で上昇した血糖値を下げます。
食事で、急激に上昇した血糖値を下げる役割のインシュリン。インシュリンが血糖値を下げることで、倦怠感や眠気が出るのは極めて自然な反応です。
口から入った栄養価の高い糖質や栄養素は、胃で消化されます。約1~4時間くらい胃の中に留まり、消化されたものが、十二指腸、小腸に達し、吸収された栄養素は、肝臓に送られます。
肝臓から栄養素は、血液に流れ込み全身に供給される仕組みです。食事からの栄養素は、約10時間で、からだに吸収?摂取した食物の栄養が、からだに吸収されるまでに約10時間掛る?
でも、血糖値は食事と同時に急上昇しはじめます。約20分なので時間が、かみ合いません。
何故?食物が、栄養となり血液に流れ込むまで約10時間かかるのに、血中の血糖値の上昇には、約20分しか掛からないのでしょう。
それは、食べたものが、直ぐに血糖になる訳ではないからです。食物が、口から摂取された段階で肝臓からグリコーゲンが出始めるのです。
肝臓に貯蔵されているグリコーゲンが糖質に分解され糖分として血中に放出される仕組みなのです。
これにより血糖値が急上昇するのです。通常は、血糖値が上昇するとそれ以上食べたくありません。
お腹がいっぱいになるのです。そして、インシュリンが膵臓から出て血糖値は下がり始めます。
今、上昇している血糖値は前の食事の血糖
食事で糖質を取ると、その糖質がブドウ糖に分解されます。ブドウ糖は小腸から吸収され肝臓に蓄えられるのです。これも、インシュリンの働きなのです。
余分なブドウ糖をグリコーゲンにして肝臓に貯蔵するのです。肝臓がグリコーゲンを貯蔵出来る量は決まっています。
要は、新たに食事で入って来た糖を感じて肝臓内の古いグリコーゲン=糖を素早く血液中に出すのです。
新たに入って来た、新しい糖を再び肝臓に貯蔵するためにです。そして脳に「もうお腹がいっぱいだよ」って教えるのです。
こうした働きによって体内の血糖は、一定に保たれたいるのです。このような仕組みが、しっかり働くことで、食事からの糖と肝臓内に貯蔵される糖質のバランスをとっていますし、体内の血糖値も安定します。
でも、食べ過ぎや呑み過ぎで、このシステムが崩れると糖尿病や、逆に低血糖症のリスクが増えます。
肝臓に蓄えられるグリコーゲンの量には限界があり、それを越えると、血中に糖が残り血糖値が上昇します。
すべては、脳の働きによって調整されている
例えば、人工甘味料の甘いものを食べます。すると、脳は糖質が入って来たと勘違いします。早速、肝臓内のグリコーゲンを糖に分解、血中に流し込みます。当然血糖値が上昇します。
でも、人工甘味料は、糖ではないので小腸で吸収出来ません。肝臓の中は、グリコーゲンが不足してしまします。
このような場合、糖質コルチロイドなど、さまざまなホルモンを使い糖新生をします。
糖新生?なんだか難しいですが、からだの中のホルモンから糖を作り出し肝臓に補填するのです。
人工甘味料で、糖を抑えたつもりでも、血中の糖は上昇します。しかし、この生理現象には、大きな問題があります。
分泌されるホルモンは、グルカゴン、チロシン、アドレナリン、成長ホルモン。これらのホルモンは、血圧上昇、心拍数、体温の上昇、緊張、不安など特に糖質コルチロイドは、副腎疲労という状況を招きます。
副腎疲労ってどんな症状?
元来、副腎は、ストレスを緩和する働きを持っています。不規則な食事や強いストレスで副腎が疲労し働きが鈍るのです。そして副腎疲労症候群に陥るのです。
副腎疲労症候群になるとストレスに対する耐性が弱くなり、うつ病などの精神的な病気も併発します。
また、アレルギーや、月経前症候群が酷くなるなど、ちょっとした刺激でストレスを感じやすい体質になってしまいます。
疲労感や睡眠障害や気分の落ち込みなども含まれます。精神的な病気に罹るリスクが増えるのです。
甘いものを我慢して、ストレスがいっぱいなのです。そのストレスを緩和する副腎も血糖の不足で疲弊の状態です。あなたの体は、踏んだり蹴ったりな状況ですよね。
人工甘味料を控える。代わりは少しの砂糖
いろいろな食べ物に人工甘味料が使用されています。炭酸飲料も0カロリーと表記されたものが多いですよね。
新しい商品のほとんどが、糖質を控えたものが主流になっています。では、どうすればよいでしょう。
水分は、水で摂取しましょう。カロリーが気になるなら、はじめから水か、お茶など甘くないものを飲むのです。
もしくは、人工甘味料を使用していない水分補給飲料など簡単な選択肢です。
そして、甘いものが欲しいときは小さい缶のコカコーラや小分けになっているチョコレートやキャンディーなどちゃんと砂糖を使用しているものを選びましょう。
砂糖を使っていても、しっかり食べた量を確認します。少しでも気持ち的に充分なお砂糖を取ることが可能なのです。
大袋に入っていると全部食べたくなります。出来るだけ小分けのものを、一日分の個数を決めて食べるのが良いでしょう。
キャンデーもノンカロリーではない砂糖を使用したものを少し食べましょう。冷蔵庫に保管しておけば、日持ちがします。
例えば「コーヒーが好き」でも砂糖を入れたい。なら一日一杯と決めて甘いコーヒーを頂くのです。
自分の中に明確なルールを作る
朝、お砂糖を入れたコーヒーを飲む。とびきり良い豆を使います本当に美味しくて高品質なものをしっかり飲むのです。
お気に入りの味を覚えると、もう他のものは要らなくなります。お安いインスタントコーヒーは、飲みたいとは思わなくなるし、缶コーヒーも飲みたいとは思わなくなります。
食事も出来るだけ外食は避けるようにします。一気に炊いて、ちいさいお茶碗一杯分をラップして冷凍しておけば毎回同じ量が食べられます。
この場合も、美味しいお米を買いましょう。新潟のコシヒカリなどです。美味しいと満足感があります。そして、食べ過ぎがなくなり逆に経済的になりますよ。
お米を炊く電気代も節約出来ます。少しだけ炊くなら、多めに炊いて炊きたてをラップして冷凍などで保存します。
キレイなからだは、ルールの中から生まれると思います。とても、数学的で食べた分、動いた分が明確に現れます。
ダイエットは足し算と引き算だけなのです。でも、体質的に厳しい。ストレスが溜まるという場合は、出来るだけビタミンCを取りましょう。
サプリメントでも、良いです。でも、いつも書いていますが旬のフルーツが一番良いです。
日本にあるフルーツは、どれも栄養もビタミンも豊富です。野菜不足も、フルーツで補えます。
なにより甘く美味しいです。甘いものを食べると落ち着きます。せっかくですから、旬のフルーツでストレスを回避しましょう。
スタイルも、希望通りになるように食べて、運動も徐々に増やしましょう。歩くだけでもカロリーが消費されますしラジオ体操でもやらないよりはやった方が良いです。
人工甘味料は出来るだけ控えましょう。中には毒性を指摘されているモノもあります。カロリーがゼロと言う表書きに騙されないようにしましょう。
わからない場合は、ミネラルウォーターをチョイスします。お水ならカロリーは、間違いなくゼロカロリーです。
いかがでしたか?あなたのダイエットのお手伝いが、できたら嬉しいです。無理は禁物なのです。
健康でキレイなからだには、運動、栄養、休養が大切です。
皆様のご健康をお祈りいたします。
長文をお読みいただきまして、ありがとうございます。 ♡香
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