葉先から子株が増える不思議な植物「コダカラソウ」

縁起の良い多肉植物を育てよう!


子宝草(こだからそう)という植物をご存知でしょうか?通常の見た目はただの観葉植物ですが条件が揃うと繁殖し子株がたくさん出来るのですが子株の出来方が凄いのです。葉っぱの先に大量の子株がびっしりと着く様は圧巻です。子宝草をご存知の方もそうでない方も最後まで栽培の経過をぜひご覧いただければ幸いです。子宝草(こだからそう)の流通名は「マザーリーフ」「ベンケイソウ」「クローンコエ」などいろいろとありますが、子宝草(こだからそう)が一般的です。

 

 

子宝草(こだからそう)は、カランコエ属の植物の仲間で、多肉の葉を持ち生長すると葉の先に子株が大量に出来繁殖する不思議な見た目の観葉植物です。もともとの原産国はアフリカと言われていますが、東南アジアでも栽培されて来た歴史があります。

要は原産が暖かい国と言うことなので暑さに強く寒さに弱いと言う部分は直ぐに理解できますよね。アロエなどの多肉植物が冬でも屋外で栽培が可能なことに反して子宝草の越冬は寒さ避けが必要な植物です。冬の寒さ対策が栽培の大きなポイントと言えます。

子宝草(こだからそう)の基本的な育て方は水はけの良い培養土を使い土が乾いたらたっぷりと水やりをすることです。東京の気候を基準に考えると真冬の期間は寒さを避け肉厚の葉を凍結から守る工夫が必要です。また東京より寒い地域では陽当たりの良い室内での栽培が適しています。明るい場所が好きな植物です。条件が揃うと花も咲くので頑張って花を咲かせて見たいと思わされる部分も魅力です。

植物の葉に水分が多い場合、葉の中にある水分が寒さで凍ってしまうと葉の細胞が破壊され枯れてしまいます。寒さに弱い植物の特徴として葉が肉厚の多肉植物は全般的にマイナスの気温下では栽培が難しく最悪枯れてしまうと頭に入れておくと良いでしょう。反面、暑さには強く暑い夏も元気に生長を続けます。また葉に水分が多いので生長した株は暑さや乾燥に強く水やりを忘れても直ぐには枯れません。葉についた子株を培養土に植え付けると二週間ほどでかなりの大きさまで生長します。植え付ける培養土は新しければ安いものでも大丈夫です。高価な培養土を買う必要はありません。

今回、私が知人からいただいた子株が2年目を迎え非常にたくさんの子株が増えたことや子宝草を通じて感じたことや栽培のポイントについて記事にします。

花屋さんにはなかなか無い子宝草は縁起の良い植物?

インターネットで調べてみるとわかって来ることがひとつありました。迷信と言いつつも出産した方が育てていた子宝草を分けていただくと子宝に恵まれるというお話しです。幸せのバトンのようでなんだか良い感じがしますよね。幸せのお裾分け的なイメージがありますが子宝を望むことがなくても栽培が楽しい植物です。何しろ見た目が凄く興味深いのです。

また、生育のしかたもタイトルに書いた通りみるみる増えて凄く嬉しくなります。園芸が好きな方なら育てている可愛い植物が枯れることなくたくさん増えて長い期間栽培できることは一番幸せなことだと思います。逆に大切にしてきた植物が何かの原因で枯れてしまうのはとても悲しいことです。

植物を育てるという行為は生命を託されているということを念頭に責任を持って行いたいことでもあります。

 

 

栽培をしていきながら子株を使って新しい株を作れば延々と栽培をすることが可能になります。なにかのトラブルで親株を失っても栽培自体は継続できます。他の記事でも書いていますが園芸を長く継続的に楽しむには増やしながら命をつなぐ作業は欠かせません。

種を播くことなくどんどん増える子宝草は園芸が苦手な方にこそ栽培の楽しみを知っていただくには最適な植物だと感じました。

苗自体は花屋さんでの扱いが少ないため店頭での購入は難しいと思います。インターネットで購入が簡単で良いかと思います。

小さな子株から始まった子宝草栽培

2年半くらい前の春に乾燥したオフィスにあった子宝草の葉の先に着いていた子株をいただきました。はじめに見た時はすごく不思議な感じがしました。葉っぱの先に根っこが出た小さな苗が着いているのです。

暖房による過酷なオフィスの環境下でさらに殆ど水やりもされていない状況でも数個の子株を着けていた子宝草で茎は伸びて、今考えるとかなり普通の状態ではありませんでした。持ち主の許可を得て子株を3~4個もらって帰ってきました。季節は春で桜の咲く時期でした。

 

 

植木鉢に植えて様子を見ていたらひとつの子株が見たこともない形に生長して葉の先に子株が出来ていました。乾燥したオフィスにあった株とは全然違う状態でした。

さまざま調べて今現在栽培しているのが正常な状態だとわかりひと安心してさらに栽培を続けました。オフィスにあった子宝草はほとんど水やりもされていない状況でした。枯れかかっていたのかも知れませんが無事に我が家で繁殖しています。

子宝草は夏に子株を採取し苗を作る

子宝草(こだからそう)の子株を採取して増やすには培養土と植木鉢や育苗ポットなどがあれば簡単に始めることができます。まず、親株の葉の先に着いているできるだけ生長していると思われる子株を手でポロリと取ります。ハサミなどを使わなくても熟している子株は簡単に取れますので、硬くてなかなか取れない場合はもう少し待ちましょう。また生長しきってしまった小苗は自然と親の葉から外れて地面に落ちます。

時には風に乗って遠くへと繁殖地を増やしていく抜群の繁殖力です。親株の葉の先に着いたまま生長をかせねしっかり根が出て土の上に落ちる日を待っているように見えますよね。

親株の植木鉢の中、親株の根元にも落ちて根を下ろすこともあります。出来ればヨーグルトやアイスクリームのスプーンなどで掘り出して新しい植木鉢に移植してあげましょう。

私の感じでは限界はあるにしても植木鉢の大きさで株の大きさが違ってくると思います。大きくしたい場合ば少し大きめの鉢を使用すると良いでしょう。

どこをどうやって移動したのかバラの植木鉢の中にまで根を下ろし大きく生長した苗を発見しました。この苗も早めに他に移植します。とにかく増えるどんどん増える。増やそうとしなくても増えちゃいます。すごい繁殖力で困ってしまう場合もありそうです。

子宝草の水やりと追肥など

先も書きましたように多肉植物である子宝草は乾燥や暑さに強い植物です。水やりは鉢の中の培養土が乾燥してからしっかり与えましょう。しっかり水やりをするとは?意外と多いのが表面だけに水をあげて満足してしまう残念な人です。

植木鉢という狭い空間で植物は根を張って生長をしているので根から出る老廃物や空気の入れ替えも兼ねて水は植木鉢の下から滴るくらいあげましょう。特に猛暑の時期はしっかりと水をあげて鉢の中にこもった熱も下げましょう。

 

 

通常どのような植物も共通して言えることは真夏の気温が高い時間帯に水をあげることは根に負担が掛かり良くないとされています。しかしながら現在の日本の危険な猛暑では高温の場所に植物をそのまま放置すれば枯れてしまいます。暑い時期は出来るだけ半日日陰の場所に置いてあげましょう。また暑さで弱っている場合は時間に関係なくすぐに水をたっぷり与えて日陰に移動して管理しましょう。ちょっとした気配りで猛暑から大切な植物を守ることが出来ますよ。尋常ではない夏の暑さが続いていますが工夫して植物を猛暑から守りましょう。

時に天気予報で雨が降るから水やりはパスと手抜きをしたい場合もあると思いますが、短時間の雨や小雨では植木鉢に必要な水分は確保出来ない場合が往々にしてあります。また、あくまでも天気予報なので雨が降らない場合もありますよね。毎日観察して乾燥させ過ぎないように注意しましょう。

肥料は、緩効性の化学肥料を与えます緩効性の肥料の特徴は年単位で徐々に栄養分が溶け出すというものです。私が使っているのはマグアンプkです子宝草はあまり肥料を必要としないので少し与えて様子を見ましょう。子株が着いたあとなどにお礼肥として少しだけ与えれば充分です。もちろん家にある肥料や液肥でも大丈夫です。使い方をよく読んで与えましょう。また害虫の被害は少ないものの何かに喰われた跡を見たことがあります。害虫が心配な方はオルトラン粒剤を根元に散布しておけば安心です。

肥料や殺虫剤はいろいろと買わなくてもさまざまな植物に使えるものをひとつ揃えておけば経済的です。野菜や植物などに使えるオールマイティな化学肥料が初心者にも慣れている人にも使い易いでしょう。

子宝草の秋の管理

夏は元気に生長します。暑さに気をつけて生長を見守りましょう。ここ数年の猛暑で怖いのは秋の残暑だと私は感じています。植物も暑い夏を過ごしかなり疲弊しているはずです。また植木鉢の中に害虫や雑草などが入り込み易い季節でもあります。まず、残暑に対応するため少し植木鉢の土を上に足すことやオルトラン粒剤を与えて土の中から害虫を退治しましょう。秋になると子宝草は一段と生長をします。様子をよく観察してしっかりと元気に育てましょう。

 

 

暑さが収まる時期に生長を再開する植物は多く存在します。特に酷い猛暑の夏のあとは植物も元気を取り戻します。水やりも引き続きしっかりと行います。台風や大雨の心配な季節ですから天気予報を確認して台風の場合は軒下や室内などに避難させましょう。

ここ数年は猛暑のあとは一気に寒くなるケースもありますが、気候変動が予測出来ない状況下ですので注意が必要です。

子宝草の冬の管理

冬になってもある程度の寒さには対応できます。しかし、葉は徐々に赤くなり気温が0度を下回ると枯れてしまします。葉が肉厚で水分を多く蓄えているためマイナスの気温で葉の凍結が始まります。

子宝草の葉が凍結してしまうと先にも書きましたように葉の細胞が破壊され枯れてしまいます。葉が一枚枯れたところで株自体は直ぐには死にませんが、注意が必要です。室内に入れたり日当たりの良い軒下や夜露を凌ぐ場所に移動しましょう。

小さい鉢ならジップロックに入れて日向に置いて冬をやり過ごすことも可能です。

また、大きくなり過ぎた親苗ほど凍結で枯れ易い気がします。冬の気配を感じたら寒さ対策をしましょう。

子宝草の花

子宝草には花が咲きます。残念なことに私はまだ子宝草の花を見たことがありません。我が家の子宝草に花芽が着き開花しそうになりましたら記事を追記したいと考えています。

子宝草の栽培の経過やお花が気になる方は、ぜひブックマークして引き続き子宝草の生長をお楽しみくださいね。記事は進行形で追記していく予定です。

子宝草の栽培3ステップ・まとめ

①栽培自体は簡単で基本的な植物の育て方と同じで初心者でも安心。

②寒さに弱いので氷点下では屋内に避難させるか寒さ対策をする。

③水やりの基本=培養土が乾いたら鉢底から水が滴るくらいあげる。

基本的にはほぼ手間の掛からない簡単な植物ですが寒さに弱く葉が凍結して枯れる可能性があるので注意が必要です。問題は冬を如何に越すかというところでしょう。室内に入れることが出来ないといった事情がある場合の対処などです。

室内に入れる場合は陽当たりの良い場所に置きましょう。でも室内に入れられず屋外に置く時はどうすれば良いでしょう。屋外でも軒下や陽当たりの良いベランダなど子苗をいくつかに分散し栽培場所を変えて置くことで生き残る可能性が高くなります。夏に子苗がたくさん取れるので元気の良い苗をいくつか選んで冬越しをしましょう。

いかがでしたか?子宝草を栽培したくなりましたでしょうか?見てみたい栽培してみたいと感じていただければ幸いです。今後も記事を随時アップしていきたいと思いますのでぜひお楽しみに。

今回も長文をお読みいただきましてありがとうございます♡香


 

 

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