2017年 5月 の投稿一覧

私の梅雨前の腰痛・こわばりは冷えが原因?予防の3つのポイント

朝、体がこわばり腰や関節が痛い

目覚めの腰痛や関節痛の原因は就寝中の冷え?


梅雨入り前になり、何となく疲れが溜まり体が辛く毎年梅雨が憂鬱です。特に私の場合は、長雨や湿気で腰が痛いなどの関節痛や朝の体のこわばりは辛く悩んでいます。あなたはそのような経験はありませんか?

起き抜けに腰が痛くて動きづらい症状や体全体がこわばって硬い感じがして朝トイレに行くのも辛い症状は、いったい何が原因なのでしょう。

起き抜けに体が硬く感じたり腰が痛いのは就寝中の体の冷えの可能性もあります。現にちょっと寝ている間に寒いと感じると症状が出るからです。

 

 

それは梅雨の前になると徐々に雨の日が多くなり湿度寒暖差が体に影響して症状が出る経験から感じるからです。

湿度の上昇や急な気温の低下で体を冷やし神経痛が起こることもあります。また、寝起きに体がこわばることもあります。寝起きに痛い場合は無理をせず楽な姿勢で過ごしています。

また、特定の場所例えば手の指の関節のこわばり関節リウマチの可能性もあります。以前人間ドッグで相談したら、こわばりが続く場合は早めに病院で検査を受けるように医師に忠告されました。

普通の健康な方でも朝の寝起きは体が硬いものです。なので時間とともに回復して長引くことがなければ一時的な冷えや疲労と考えて良いと説明されました。しかし、それが痛みに変わったりいつまでも痛い場合は早めに病院に行って対処が必要だと伺いました。

冷えで起こる症状に多いのは腰痛関節の痛みですよね。何となくお風呂で温めてリラックスするのが良いと言うのは経験的にわかっています。でも、あまり寒くないし温まるのは逆に暑くなりそうでイヤって思っていませんか?季節も未だ梅雨入り前です。昼間は暑いですよね。

梅雨入り前の爽やかな季節なのに梅雨の症状に悩まされているのはイヤですよね~って、これらは梅雨の症状なのでしょうか?体は敏感に季節の移り変わりを感じているものなのでしょうか?

実は、梅雨入り前もかなり気圧配置は変わりやすく低気圧や前線が日本列島を覆います。既に沖縄などは梅雨入りしていますし、5月ももうすぐ終わりです。早いですよね。

既に始まる雨の季節の痛み

「梅雨の走り」と言う言葉をあなたは、聞いたことはありませんか?梅雨が近づくと雨が降りやすく梅雨と同じような気圧配置が生まれては消えます。そうすると体が敏感な人や疲労の蓄積している人、関節の変形などで神経が圧迫されている人は腰痛関節痛の症状が出始めるのです。

また、朝に手の関節がこわばって一時間以上治らない場合はリウマチなどの病気が隠れている可能性があります。万が一、こわばりが数時間続くようであれば、病院でリウマチの検査を受けることをおすすめします。

寝起きの体の硬さは通常起床して30分くらいで消えて行きます。問題はその症状が毎日出たり激痛を伴なう場合の対処です。どちらにしても痛みが続く場合は、早めに整形外科などの専門医を受診し検査を受けましょう。

腰痛や神経痛が起こる梅雨の季節

これから始まる梅雨は一年の中でも雨の多い季節です。雨が降ると言うのは低気圧と高気圧がぶつかる気圧の谷と言われる前線による気象の変化です。

大きな気圧の変化の中で特に低気圧の発生は体の弱い方疲労が溜まった方に体調不良をもたらします。また、過去の怪我や古傷が痛む場合もあります。これらは、過去に受けた神経の損傷が痛みとして出ているのです。

低気圧の状況で代表的なのは台風です。台風は巨大な低気圧で大雨が降ったり強風が吹いたりします。地球温暖化で年々酷い状態になっています。台風以外ても爆弾低気圧と言うのも多く発生するようになりました。

島国の日本列島は台風の通り道で毎年多くの被害がありますよね。実際には直接的な台風による被害だけでなく体調を崩して救急搬送される人も多く出ます。

私が患っている気管支喘息もそのひとつです。また、台風の通り道として有名な県や地域は気管支喘息の死亡率が高い傾向にあると言われています。

低気圧が近づくと人間の体は膨張します

以前「気象病」の記事を書かせて頂きました。気象病とほぼ同じと考えてください。気象病の記事は→こちら

体の膨張とは、体に余分な水分が溜まり浮腫みが発生することです。余分な水分で血管が膨張すれば血管の側にある神経を圧迫します。これが神経痛原因のひとつです。

これと同じ原理で低気圧が近づくと体が膨らみ水分を溜め込みさまざな症状が起こります。気圧が下がると目には見えない体を取り巻く圧力が低下するのです。体の周りにある見えない気圧が緩んで体が膨らむってなんだか見えないだけで不思議ですよね。

低気圧だけではない冷えの浮腫み

また、体の浮腫みは冷えでも起こります。体が冷えると内蔵の温度を保持するために血液は体の中心に集まります。末端の血管が細くなり手足が冷たくなります。冷えで体の末端の血流が悪くなると水分や老廃物が溜まり浮腫むのです。

このような症状の場合は出来るだけ体の芯を温めると良いでしょう。冷えた手足以上に内蔵を温める効果のある食材のショウガやネギなどを使った食事やハーブティーなどがおすすめです。

季節外れですがカイロや湯たんぽでお腹や腰を温めるのも効果的です。また、インナーマッスルを鍛えるなども有効です。

冷え症が女性に多いのは女性の筋肉量が男性よりも少ないからです。無理のない程度に運動をする習慣をつけましょう。

体脂肪率の目標平均値をご存じでしょうか?男性は20%で女性は25%です。女性の方が5%脂肪が多く設定されていますよね。これは女性の筋肉量が男性より少ないことを現しています。

年齢が進むに連れて男女とも筋肉量が減るので意識して運動することが好ましいと言えます。特別なことをしなくても階段を一段飛ばしで大股に上ることや出来るだけ徒歩で移動するだけでも筋力は強くなります。

体液の巡りと浸透圧の影響で体が浮腫む

また、体の巡りが悪いと言う言い方もされますよね。この巡りとは体液の流れです。体液とは間質液のことでリンパ液と同じとも言われます。間質液とは人間などの多細胞生物の細胞を浸している体液のことです。

 

 

この間質液は毛細血管から各細胞に栄養や酸素を供給したり老廃物を取り除く働きをします。

成分は違いますが、血液も同じように体の中を巡って栄養や酸素、老廃物を運搬しています。どちらも浸透圧の関係で体内の水分量で薄まったり逆に濃くなったりします。体に余分な水分が増えてしまうと冷えやすくなります。

腎臓が尿の量を調整している

体の浸透圧は、通常は脳下垂体からのホルモンの働きによって調整されています。ホルモンが腎臓の働きに命令をして体の中の水分を尿の量で調節しています。体の中に塩分が増えると尿を出さないように命令するのです。

塩辛いものを食べすぎると体が浮腫むのはこのためです。体内の塩分濃度が上昇すると体の中の浸透圧も上昇します。同時に血圧も上昇します。

脳下垂体からの命令で体内に存在する水分を引き込み調整します。要は尿で排出すべき水分を抑えて体に再吸収させることでバランスを取ろうとします。すると浮腫みと言う形で症状が現れるのです。

塩分の取りすぎで浮腫んでしまった場合はカリウムを多く含むフルーツやジュースなどを取ると良いでしょう。手軽に取れるものではグレープフルーツキウイフルーツスイカがあります。

私も結構塩辛いものが好きで浮腫みやすい体質です。子供の頃は、塩せんべいや塩辛やさきイカなど酒のツマミをおやつにしていて朝起きると顔がパンパンに浮腫んでいました。

流石にこの歳になってからは塩分は控えめにしています。お酒はほとんど飲めないのに酒のツマミが好きなのです。

体が冷えや低気圧で浮腫んで痛みが出る

雨が降る前に足腰が痛くなる話しは聞いたことがありますよね。この梅雨前にも同じように既に体は梅雨を感じ始めているのです。

辛い症状がある場合は出来るだけ体を冷やさないようにしましょう。また、血流や体液の巡りを良くするために入浴時には浴槽に入り体を温めたり軽い運動も良いでしょう。ストレッチや散歩程度でも動かないよりは効果があります。

就寝時には必ず掛け布団などを掛けて寝ている間の体の冷えを防ぐようにしましょう。通気性の良い夏掛けの他にタオルケットなどを使用するのも良いです。

寝る時だけでも腹巻きをするのも有効です。夏はパイル地でできた通気性の良い腹巻きもあります。ぜひ、お試しください。

体を冷えから守り状況を判断する

冷えを回避するだけで腰の痛みや関節痛が楽になるはずです。しかし、痛みが続く場合は先にも書きましたが必ず専門医に診察をしてもらうことは非常に大切です。ご自分の腰痛の原因をしっかり知った上で対処しましょう。

自己判断は大きな病気のサインを見逃すことに繋がります。万が一ということがあることは、常に頭に入れておくことが重要です。

特に腰痛は腸のガンなどでも起こります。特に40歳位以降で原因不明の腰痛が続く場合は健康診断などで大腸ガンの検査を受けましょう。手のこわばりは関節リウマチの判断基準になります。

 

 

見極めとしては、起床してから手の関節が長時間こわばる状態が続くと言うものです。その場合は病院へ行き検査を受けましょう。

肥満を予防して良い姿勢を確保する

腰痛の原因のひとつは姿勢の悪さも関係します。年齢が進み筋肉量が減少すると体自体を支えるだけでも負担が掛かります。

そこへ肥満でお腹が前に出てしまうと負担に耐えきれなくなった筋肉が痛んだり最悪骨の歪み椎間板の損傷に繋がります。

特に女性は、40代後半からはカルシウム量が体から減る傾向にあります。背骨が知らないうちに骨折してしまう場合もあるのです。

背骨は一本で出来ているのではなく四角い豆腐型の骨が椎間板と言うクッションに挟まれて連結しています。そのクッションが骨折などの骨の変形によって潰れてしまうと「ヘルニア」と言う状態になります。

腰でこの状態が起これば椎間板ヘルニアとなるわけです。そして首で起これば頚椎ヘルニアと言うことになります。

いつの間にか骨折?ってしっていますか

加齢で多いのが背骨の「いつの間にか骨折」と言う骨折です。しらない間に背骨が骨折して潰れてしまうのです。

四角い骨の連続で繋がる背骨のひとつが潰れてしまうと姿勢をキープ出来ないだけでなく連鎖的に骨が潰れ腰や背中が丸まってしまう状態になります。

 

 

加齢と言っても年齢だけではありません。不摂生な生活や食事の偏りなどで40代でもありうることです。

この場合も悪いところは当然痛みます。若干その傾向がある場合も気候変動で痛むことも想像に容易いですよね。カルシウムの摂取や運動で筋力を保つことが大切です。

腰や関節の痛み予防3ポイント・まとめ

①既に梅雨と同じ気圧配置で気候変動をしているので寒暖差に気をつけて生活をしましょう。

②体を温める工夫をして冷えから体を守りましょう。

③病気の可能性を考えて長引く痛みがある場合は早めに病院で検査をうけましょう。

以上が3つのポイントです。特に年齢が上がると、さまざまな骨の変形や病気が出てきます。痛いと感じたら早めに検査を受けて本当の痛みの原因を見極めましょう。

普通の筋肉痛であれば良いですが骨の病気であったりすると大きな問題になりかねません。歳を取ると思いもよらない病気が出てくるものです。自分の体の変化に耳を傾けることは大切です。

私も一時腰痛があり辛い時期があり病院の先生に相談してCTスキャンの検査を受けました。しかし私が言うほど悪い場所が見つかりませんでした。腰痛の場合は原因がわからないと言うことも確かにあります。

原因不明の腰痛ならそれが「病名」になる

それは腰痛の全てに言えることでまさに腰痛の約八割が原因が不明と先生に説明されました。しかし、大切なのはしっかり検査で悪いところがないと知ることだと思います。痛いのに検査をせずにたかが腰の痛みと片付けるのは良くありません。

 

 

検査の上で原因がわからないなら冷えとか疲労やストレスなどで片付けられます。私の腰痛は結局ペインクリニックの先生に相談したので硬膜外ブロックと言う注射で治しました。

この注射は腰のところにある神経に麻酔を入れて一旦腰の痛みを遮断して痛みの連鎖を断ち切る治療です。

先生の説明では、一旦、脳に「痛いと言う信号」が送られて痛む感覚が生まれてしまうといつまでも連続して痛い感覚だけが残り、どんどん痛くなると言うことです。

なんだか人間の脳の不思議な部分です。痛さの感覚だけが堂々巡りをしている状態だったのです。

約4回くらいこの硬膜外ブロック注射をしました。はじめはその時だけ効いたような気がしていましたが不思議なことに徐々に治り長く辛かった腰痛から開放されました。先生に相談して良かったと思っています。

朝起きて体が言うことを利かないほど腰が痛かったり、体がこわばるなど辛い症状がある場合は早めに病院に行きましょう。

今回も長文をお読み頂きましてありがとうございます。元気に梅雨を乗り切りましょう。香♡


 

 

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家庭菜園で露地イチゴ。真っ赤なイチゴ収穫前の害虫対策3つのポイント

家庭菜園で真っ赤なイチゴの初収穫!

旬の露地イチゴの初収穫と害虫駆除と管理作業


露地栽培のイチゴが赤くなり熟れる頃の管理と作業はとても重要です。露地栽培のイチゴは実が赤く熟れるころ気温が上がるにつれて害虫が増えて管理が難しくなります。初収穫を前に赤く熟した大切なイチゴを害虫に食害されて失わないように管理しなければなりません。

 

 

せっかく大きく赤いイチゴを成らせてもあっという間に害虫に食害されたり水涸れで実が旨く熟せない状態に陥ることがあるからです。まず、あなたのイチゴの変化を確認し毎日のチェックと点検を行いましょう。

露地栽培のイチゴが真っ赤に熟すとその周りは、甘い香りに包まれてとても幸せな気持ちになります。でもこの時季にまず注意すべきことは急な夏の訪れです。住んでいる地域にもよりますが、都心部ですといきなり真夏のような気候になります。人間も毎日熱中症に注意が必要になりますよね。

空気が乾燥して強い日差しが照りつけます。その陽射を浴びてイチゴは赤く熟して葉も元気に育ちます。しかし水やりを忘れたり、あげるべき水が足りないとイチゴの苗は、途端に葉が萎れせっかく着いた大きな実が重く茎が折れてしまったりします。茎が折れると言うことは、その茎の先に成るイチゴが全部ダメになってしまうと言うことです。とても残念ですよね。

通常、イチゴ農園などでは、水を循環させて常に温度調整をビニールハウスの中で行っています。そして、極めつけは斜めに苗を植え実が下にぶら下がるように栽培して茎が折れない工夫が見て取れます。

しかし、露地栽培のプランターではそうは行きません。工夫としては、大きな実がぶら下がって着いた場合は、プランターを斜めがけにして対応出来ますがそんなに都合良く行きませんよね。

下の写真は茎が実の重みで折れています。かろうじて未だ大丈夫ですが、先には幾つかの実が成っているのです〜無念。

せっかく結実したイチゴが残念なことにならないように工夫して出来るだけ茎が折れないように丁寧に水をあげて水涸れを防ぎましょう。また肥料や日照不足でも茎の生長に影響が出ます。茎や葉を丈夫に育てる必要があります。

小さな鉢の場合は鉢自体を斜めに置くなど工夫をすると良いでしょう。状況を見て対処してください。

イチゴの苗への水やりと観察とチェック

丁度イチゴの実は一気に水分を蓄える時季になります。様子を見て薄い液肥を一週間に一度くらいの周期であげましょう。

特に沢山の実を着けているイチゴの苗にはしっかり水やり液肥を与えます。

また、栽培が長くなっているので培養土が流れているものはないかなどのチェックも一緒に行いましょう。冬の苗の植え付けから既に半年以上経っています。

毎日の水やりで鉢の中やプランターの中は、すっかりイチゴの根でいっぱいのはずです。また、水とともに流れ出てしまった培養土の量も結構あると思われます。苗の根本を良く観察してチェックしましょう。

イチゴの苗をよく見るといろいろなことがわかってきます。まず、害虫の存在です。そして、培養土の流出などです。併せてプランターの底を見てナメクジが居ないか?側面にカタツムリは居ないか?を確認しましょう。

実が大きくなり赤くなると食害に注意が必要

これも住んでいる地域によりますが、場所によってはも狙ってきます。その場合は、防鳥ネットを使用するしかありません。通常の町中であれば、さほど鳥の心配はいりません。

しかし、置き場所により地面を這う害虫が出現します。前回の記事でも書いていますがナメクジカタツムリの食害です。多くの場合、これらの害虫は夜間活動し赤く熟した実を食害します。また小動物にも赤く熟した実は格好のエサになります。出来るだけ鉢棚の上などに置くようにしましょう。

害虫が美味しいところを持って行く感じです。明日くらいには収穫かな?って楽しみにしていたら、なんと穴が空いて食べられているなんてことがありうるのです。

 

 

農薬を散布していないので害虫の食べ放題の状態です。どうすれば食害を未然に防ぐことが出来るでしょう。

ナメクジやカタツムリが登れないようにする

まずは、ワイヤーなどで出来た鉢台に載せて高い位置に鉢やプランターを置くようにします。また、ブロックなどを利用してその上に置くのも有効です。高い位置に置かれてしまうとナメクジも登ることが出来ないです。

しかし、載せる前にしっかりとイチゴの苗の周りに害虫がいないかを確認しましょう。一緒に載せてしまえば効果がありません。

私の場合、沢山のプランターがありますので、吊るせるものは壁に吊るします。また花の台の上に載せられるものは載せました。

まず、収穫期を迎えている赤く熟し始まった実を着けたイチゴの苗を優先して避難させます。未だ青い実をナメクジやカタツムリは食べないのです。ほんとうに憎らしいですよね。

出来るだけ夜回りをしましょう

夜の害虫なので出来るだけ夜にチェックすることをおすすめします。夕方の陽のある時間帯に水やりをして、そのままにしていると水分を察知してナメクジカタツムリが動き出します。

基本的に姿はかなり違いますがナメクジとカタツムリは同じ仲間で非常に近い種です。同じように食害をするのでナメクジだけでなくカタツムリも害虫として駆除を心がけましょう。

これらの害虫は、大きいものから小さいものまで既に活発に動き回っています。私のイチゴもちょっとした隙きにナメクジの被害を受けて慌てて対策を講じました。

幸いここ数日は乾燥した晴れた日が続き天候が安定していますのでもともとの壁掛け式に戻しました。壁に掛けると狭い場所でも日当たりが確保出来ますし害虫に襲われにくくなります。

ナメクジに熟したイチゴをまたやられた

避難させた直後の昨夜の点検で巨大なナメクジがプランターの側面を這っているのを発見しました。非常にあたふたしiPhoneを取りに戻るべきか?速攻退治すべきか?とても迷いました。

写真を撮りた~いってブロガー根性が湧き出しましたがここはやはり速攻退治だ!と考えすぐに捕殺しました。いつもハサミで切り取り殺して捨てます。でも、いきなりデカいナメクジの写真を見せられたら読者の方に嫌われそうですよね。

薬剤を使えないので捕殺するのが一番有効です。勿論、気持ち悪いですが放置は絶対にいけませんので心を鬼にして可愛いイチゴをナメクジの被害から守りました。

下の写真が今年の初収穫のイチゴになります。大きいのを幾つか持って行かれてしまいました。

残念なことに今朝今年初収穫をしている時に喰われているイチゴを発見しました。まさに昨夜のプランターの中のイチゴの実でした。

多分、たらふく食べて移動している時に私が発見したのだと思います。なんてこと~って叫びたくなります。丹精込めて育てた真っ赤なイチゴが収穫目前にナメクジに喰われるのは、なんとも言いようなく残念です。

出来れば、置き場所の地面にオルトランを散布

どうしても、地面を這う害虫を全てを一匹ずつ捕殺したり退治したりすることはできません。忙しい時もありますし夜に見回りは無理な場合もあるでしょう。

そのような場合は、出来るだけコンクリートの地面の上に置いて、更に花台の上に置きます。その下にオルトランを散布しましょう。

鉢やプランターが花台の上に置いてあるので薬剤はイチゴの苗には影響しません。そして、下を這うナメクジやカタツムリは近づくことが出来ません。

地面にプランターや鉢を直置きせず地面薬剤散布をすることでナメクジやカタツムリの食害からイチゴの苗と実を守ることがある程度可能です。

実は先日も赤くなりかけた大きな実を喰われた

未だ収穫ではないと思って雨を避けるために軒下に置いて居た時のことです。雨も上がり良い天気になったのでイチゴのプランターを軒下から移動している時に喰われた赤いイチゴを発見しました。

凄い喰われように愕然としました。とにかくこちらが大きい実が成ったと思って楽しみにしているものを食害するのです。

まるでこちらの心を読んでいるような感じすらします。それくらい大きく熟した実を見分けることが出来るということでしょう。

 

 

ナメクジやカタツムリの脳みその大きさはわかりませんがかなりの目利きと思われます。美味しそうなイチゴを食べまくるのです。長い間育てて収穫直前に喰われる悔しさは言葉になりません。

あなたのイチゴの苗は大丈夫でしょうか

イチゴの苗に着いたままお日様の恵みを沢山受けて育った完熟の真っ赤なイチゴを収穫して食べたいですよね。

でも、あなたが楽しみにしているのと同じようにさまざまなモノがあなたのイチゴの熟すのを待っている可能性があります。まさに食うか喰われるかです。防ぐ方法は食害する鳥や害虫を寄せ付けないことにつきます。

鳥の場合は、熟したイチゴの実をつけた鉢などを出来るだけ鳥の近づけない場所に移動しネットなどを掛けましょう。また、害虫の場合もイチゴの苗を害虫から遠ざけることがポイントになります。

オルトランする場合は、薬剤を地面に散布することで更に害虫からイチゴの苗を守ることが可能になるということです。

虫関係は、出来れば見たくないですよね。せっかく芳しい実を目の前にして害虫が一緒にいるなんて想像したくありませんし居たら怖いですよね。でも弱く薄い皮のイチゴの実は熟せば甘い香りで害虫を呼び込むので注意が必要なのです。

春イチゴの初収穫を成功させる3つのポイント

①しっかり水やりをして週に一度は②液肥を与えることでイチゴの苗を丈夫に育てましょう。苗自体に適度な栄養があると害虫や病気に強くなります。そして、③点検とチェックをしっかり行って害虫の食害を未然に防ぐようにしましょう。赤くなったイチゴは、出来れば早めに摘んでしまう方が得策です。

あと一日と欲をかくと敵に持って行かれる可能性が大きくなります。また、敵も同じ気持ちだと言うことを忘れないように管理をしましょう。

未だに花を咲かせるイチゴの苗もある

人間側は、すっかり収穫ムードですがイチゴの苗は次の花を咲かせる準備を着々と進めているのです。よく見ると花を更に咲かせているイチゴの苗があります。また、蕾の塊が勢い良く飛び出していました。この時季になると気温がぐっと上がって来ます。イチゴの苗の動きも早く活発になります。

これまで書きました管理やチェックをしっかり行っていれば、今年第二の収穫期を迎えることが出来るでしょう。

二回目の収穫は梅雨に迎えることになります

これから咲くであろう花が結実するのは約30日後になります。その頃は、梅雨の真っ只中になることでしょう。

水やりをしなくて良いかもと思っていませんか?以前にも書きましたが、イチゴの花は水や雨に弱いので受粉が旨く出来なくなります。

また、気温が下がる可能性も大いにあります。梅雨時のイチゴの栽培イチゴの収穫は非常に難しいと言えるでしょう。

今回春に収穫出来た方も次はより一層の注意が必要になります。また、梅雨の晴れ間も苗を疲れさせ害虫の種類も増えます。

暑く蒸し暑い季節は、イチゴの実や葉が腐り易い時季でもあるのでイチゴのプランターや鉢の中がカビや病気に襲われます。

 

 

枯れ葉やダメなイチゴを早めに取り除き常に清潔に保つようにしましょう。今回もダメになった実や葉を切り取りました。

せっかく結実しても形が歪なものは食べても美味しくありません。残念ですが切り取りイチゴの苗への負担を減らします。

ランナーが出て来た苗は?

梅雨の前のランナーを育てて小苗を作ることも出来ます。既に花を咲かせなかったイチゴの苗からは沢山のランナーが出て来ました。一部、花を咲かせ実を着けた苗からもランナーが出てきています。

このランナーを乾燥から守り根付かせればイチゴの小苗が出来ます。ランナーは、まだまだ年内何度も出て来ますので場所がない場合や夏にこまめに水やりが出来ない場合はハサミで切ってしまう方が良いでしょう。

イチゴの苗も増えるためにはエネルギーが必要なので必要のないものは切り取ることでイチゴの苗を疲れさせない工夫をしましょう。

親株の隣に新しい株が増えることもある

環境によってはランナーで増えず株で増えるイチゴの苗もあります。プランターの状況などでスペースに余裕があるとイチゴの苗は親株の隣に子供の株を増やします。自然と増えるので管理が楽です。ただしイチゴ親株のなせる技なので、運が良ければということになります。

今後の記事はまたこのサイトで時系列でお伝えしたいと思います。ぜひ続きをお楽しみにしてくださいね。

まずは、春の収穫を喜び栽培の楽しさを満喫

春の露地栽培のイチゴの苗は冬を乗り越えて長い時間を掛けて花を咲かせ暖かくなる春に花を咲かせ結実します。

 

 

そして、成ったイチゴの実は、開花から寒暖差や春雨、害虫などのさまざまな困難を乗り越えてあなたの努力で大きく生長しました。

美味しくて大きな実に満足されてイチゴを召し上がっていると想像しています。

この春のイチゴの実と夏のイチゴの実、秋のイチゴの実では当然味が違います。春には春の美味しさがあり非常に美味しいのです。

この味や栽培の感覚をしっかり覚えて次のステップに進めば難しい夏のイチゴ栽培も乗り越えて行くことが出来ると思いますよ。

毎回書いていますが、見えにくい葉の裏に産み付けられた蛾の卵や幼虫などは見つけ次第捕殺をしましょう。多分これからの季節はこの作業の連続になると思います。

これからの暑い季節は非常に手の掛る時季に突入することになります。ここを乗り越え延々と続くイチゴ栽培を楽しみましょう。

水やりと害虫駆除をしっかりすれば、あなたのイチゴの苗は季節ごとに花を咲かせ結実してまた真っ赤なイチゴの実を着けることでしょう。皆様のイチゴが真っ赤に美味しく大きくなりますようにお祈りいたします。

今回も長文をお読み頂きましてありがとうございます。香♡


 

 

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キウイフルーツ栽培・土壌改良と定植3年目の満開とミツバチの受粉風景

家庭菜園のキウイフルーツ満開

芳しい甘酸っぱい香りの庭にミツバチが飛来


家庭菜園のキウイフルーツを庭で栽培しています。三年前に苗木を購入して定植したものです。5月の初旬から開花を始めたキウイフルーがいよいよ満開になりミツバチが沢山飛来しましたので記事にまとめました。

我が家のキウイフルーツはメスの苗木はゴールデンキングと言う種類で、このメスにマッチングさせて一緒に購入したオスの苗木は孫悟空と言う種類のゴールドキウイフルーツです。土壌改良から定植そして満開の開花から結実までをご紹介します。

キウイフルーツの実を成らせ収穫するには、雌の木雄の木が要ります。なおかつ同時期に開花する必要があります。ですからキウイフルーツを栽培し、実を収穫するためにはメスの苗木とオスの苗木をマッチングして相性の良い苗木を選定することがポイントになります。

 

 

売り場でしっかり確認して購入しましょう。我が家のキウイフルーツは、ホームセンターで推奨する種類をマッチングして購入しましたので開花の時期がピッタリです。

昨年は一部に開花がありふたつのキウイフルーツを収穫しました。下の写真二点は昨年の結実の様子です。気がつかないうちに実が着きました。

今年は木全体が花にあふれ芳しい香りを放っています。とても芳しく甘酸っぱく柔らかく穏やかな香りです。

私の庭に始めて地植えしたフルーツがこのゴールデンキウイのご夫婦です。以前の家では白桃の種を埋めたら黄色い桃がなった経験があり家庭菜園で果樹栽培をまたやりたいと思っていました。

以前栽培した実生の白桃は食べた桃があまりに美味しくて庭の片隅に種を埋めたら発芽して大きくなり沢山の実がなりました。ただし親とは違う黄色い桃でした。親と色が違いました。でも味は良くとても美味しい桃でした。しかし桃の木は転居の関係で手放しました。

桃からキウイフルーツへ

もう一度、桃を育ててみようとも思いましたが庭の大きさや構造上キウイフルーツの方が良いかと考えゴールデンキウイの苗を購入しました。いろいろ調べてまず土壌改良から着手しました。

キウイフルーツは、水はけを好み水切れを嫌います。しかし、我が家の庭は粘土質なので庭の一部の土を全て取り除いて大きな穴を掘りそこに大量の腐葉土とピートモスを投入しました。

あわせて通常の培養土と鹿沼土、籾殻くん炭、苦土石灰を入れて、大掛かりな土壌改良をして栽培に踏み切りました。

植え穴を掘るだけでも結構大変でした。東京の東側に位置する場所なので軟弱な地盤です。もともと昔は水田だったようで登記簿謄本を遡るとここは、二世代前に畑の記載がありました。

水が湧き上がる土地柄でのキウイフルーツ栽培

水が豊富な土地なので昔は、農業が盛んで用水路が多くあったようです。我が家の前の公道の脇にも以前は、農業用の水路があったと近所の方からお聞きしました。

庭に穴を掘ると約1.2メートルの深さで水が出ます。掘り進むと普通の土の下は厚い粘土質があります。

この粘土質の層は約50センチほどで、その下は砂利と砂でいよいよ水が湧き出します。

この粘土は多分水田の名残だと思われます。粘土は捨てるには惜しいので掘り上げて乾燥して土壌改良の材料にします。

女手ひとつで一気に掘るのは非常に厳しく無理です。徐々に掘り少しずつ作業をして行こうと思いつつも夢中になり結構筋肉痛になりました。

土が粘土だと非常に密度が高く重たいのです。そして水が出れば更に大仕事です。

広さは約畳一枚半くらいのスペースです

広さは横は2メートルで縦は1.5メートルくらいで深さは1.5メートルです。かなり大きな穴となります。一旦、雨が降れば穴はふさがり水たまりになります。

 

 

この工事中にも大雨が降り大きな水たまりになりました。水を抜きながら作業を続けて最後に大量の腐葉土を投入しました。

腐葉土は自分で枯れ葉を集めて作った自家製の腐葉土です。土壌改良をする場合、範囲にもよりますが、とにかく大量の腐葉土が必要です。数年掛けて作った腐葉土を一気に投入しました。

この庭は前にも書いたように非常に粘土質が強いため地下の水脈のある部分まで掘り下げて粘土を取り除く必要があります。庭は約10坪なので全部を掘り返すには無理があります。

植えるものを考えながら徐々に土を作り直しています。既に三分の二くらいは土壌改良を終了しています。

定植場所の整備と工事・土壌改良

今回のキウイフルーツの定植場所は、これまで緑肥用植物のヒマワリ、マリーゴールド・アフリカントール、シロカラシを植えて来ました。また、その隣は腐葉土を作る腐葉土の穴でした。一部庭を作る際に出た石やコンクリート片の仮置き場でした。それらを全て移動して定植のための場所を作る作業を行いました。

下の写真は土壌改良後の定植場所で、大きい穴がメスの植え穴で小さい方がオスの植え穴です。

半分以上は、これまで良い土を作るための腐葉土作りの場所だったのです。しかし、残りは大きな石が沢山ありました。除けて他の場所に移したり割れそうなものは砕いて燃えないゴミに出しました。残った石は、庭造りのために使うことにしました。

全部を全部捨てるには私の力では無理です。重くて持ち上がりません。このような作業をしてやっと場所を確保しました。我が家の庭は土壌改良なくして植物は育たないのです。

定植場所を決めて苗木を植える

植えたのは三年前です。はじめは細く一本しかありませんでした。買ってきて暫くポットに植えたまま水やりだけをしていました。定植時期は秋です。

下の写真は定植時の写真です。腐葉土に籾殻くん炭と元肥はマグアンプkを使いました。大きい鉢を使って植え穴を作りました。

土壌改良した植え穴にプランター用の培養土を入れて植えました。最後にコガネムシの産卵を防ぐためにウッドバーグを入れました。はじめはこのように非常に小さいものでした。

定植してから暫くは水やりを続けて毎日様子を見ます。根が伸びてしっかり根付くまで水はけの良い場所は逆に乾き易く水涸れを起こします

この場所は、地下に水脈があるので夜中になると水が蒸気となって水分が上がってきます。大きくなればほとんど水やりの心配はなくなります。

土壌改良の必要な場合

植物を直に植える場合は、その植物の好みと土地柄により土壌改良が必要です。土壌改良は、時間が掛かり手間もお金も掛かります。趣味で行う場合は出来るだけ自分の手で全てを行いたいですよね。

 

 

どのようなことも、少しずつ丁寧に行うと自然と愛着が湧くものです。秋から冬に枯れ葉を集めて腐葉土を作ります。枯れ葉と米ぬかや油カスを混ぜて作ります。

下の写真は腐葉土の作り方です。穴に要らないビニールを敷いて枯れ葉を入れて米ぬかを播き石灰を入れサンドイッチのように重ねて行き長靴を履いて足で踏み圧縮して行くと良いでしょう。

最後は米ぬかで終わり水を掛けビニールシートでしっかり覆います。乾燥しないようにたまに水を掛けて落ち葉で腐葉土を作ります。穴の底はビニールは不要で私はネットを入れておきました。

また自分で食べた野菜などの皮や果物の皮などを穴を作ってどんどん埋めて行きます。

埋めるものは植物だけが良いです。害虫塩害を避けるため調味料を使った料理の残飯や魚や肉類は避けましょう。

埋めたら土を掛けてシートで覆えは飛ぶ虫はほとんど来ません。土の中のミミズや土壌菌が分解してくれます。

私の場合は、トウモロコシやバナナ、クリ、リンゴなど食べた果物の皮などをどんどん穴に入れて行きました。

秋から冬に掛けては、落ち葉を拾い集めて腐葉土を作りました。公園などをボランティアでお掃除をして枯れ葉をもらうのです。東京だと枯れ葉に混ざってゴミが多く捨ててあります。

ゴミはゴミ箱に入れて枯れ葉だけを集めて来ます。腐葉土を購入しても良いですが広い場所や土壌改良となるとかなりの出費になります。ご予算に合わせて行いましょう。

手間が掛かっても嬉しい開花

下の写真は昨年の開花の様子です。昨年は二回目の開花で今年より花数は少ないけれどちゃんと花が咲きました。

実がなることはまったくの想定外でしたので花を見て満足していました。しかし初収穫で2個収穫できました。

今年も何気なく開花しそうだと感じてはいました。そして蕾が出来ているのも知っていました「やけに丸い蕾があるなぁ~」と思っていました。細かい割に呑気な性分なのであまり気にしていませんでした。

はじめ花が咲いたのを見たのは一週間くらい前でした。写メを撮って友人に送りました。そして、先日何気なく下を向いて雑草を刈っていました。

何かの羽音がしていました。蚊だと思い警戒してふと上を見上げたらキウイフルーツが満開になっていてミツバチが大量にやって来ていました。

なんとも凄い光景です。沢山のミツバチが飛来して満開のキウイフルーツの花を受粉させています。

飛び回り忙しそうで私がiPhoneを近づけてもまったく動じません。シャッターの音がしても何喰わぬ顔?顔はわかりませんがキウイフルーツの花の蜜に夢中なのです。

大きな葉を広げるキウイフルーツは、葉の下に垂れるように花を咲かせます。下を向いた花は雌花と雄花が沢山咲いてミツバチが飛び回っていたのです。

気づくと芳しい甘酢っぱい香りに包まれて

何かいい匂いがしていたのですが、まさにキウイフルーツの花の香りでした。何か匂うと感じつつ柔らかな香りなので気になりませんでした。ミツバチの羽音がその存在を知らせてくれました。

ミツバチを良く見るとミツバチの足には「花粉の玉」ピポーレンがついています。ピポーレンとは、ミツバチが自分の唾液で丸めた花粉を足にくくり着けて運ぶ花粉の玉のことです。

本物のピポーレンを着けたミツバチを間近で見るのは初めてだったのでとても興奮しました。赤い矢印で指しているのがミツバチの足につけられたピポーレンです。

それも今まで写真で見た黄色いピポーレンではなくクリーム色のピポーレンなのです。まさにキウイフルーツの花の花粉の色です。花の中に頭を入れて夢中で飛び回って可愛い光景でした。

未だ棚がないキウイフルーツの木

我が家のキウイフルーツの木にはまだ棚がないので雌花が垂れ下がってしまっていました。

急遽丈夫な紐を使って雌花を支えるラインを作ったばかりでした。その時は、まだ蕾ばかりだったのでこのように沢山花が咲くとは思いもよりませんでした。

昨年までは、春になると一気に新芽が出てかなりご近所迷惑な勢いでした。キウイフルーツは樹勢が強く根付くと一気に大きくなります。私の考えが甘く壁の近くに植えてしまったため、隣の家の方まで広がっていて他人の家に絡みつく勢いでした。

 

 

特に雄の勢いが凄く新芽を大量に選定しました。早めに棚を作る計画を立てないとなりませんね。

今年は新芽より花に勢いがある

このキウイフルーツの木は三年目なので木が熟し多くの花を咲かせているのだと思います。これまでの木を熟すから繁殖に切り替わっているように感じます。ミツバチのお陰で既に小さな実が着き始まりました。

元肥をしっかり入れてあるので勢いはとまりません。しかし、今年のこの開花の量は多いです。そして受粉をして実が着き始めています。不思議な光景ですね。

6月に追肥作業をしたいと考えています。その時には記録を取って記事にしたいと思います。お楽しみにしてくださいね。

キウイフルーツの葉の裏に害虫を発見

害虫はコナジラミと思われます。早速、対策を考え水で薄めたフロッシュ(洗剤)を葉の裏に霧吹きで撒いてみました。

一応、家庭菜園用の殺虫剤をお店に見に行きましたが主な成分が界面活性剤だったので自然に優しいフロッシュなら良いと思い洗剤を使うことにしました。

コナジラミは白い羽根のある虫で葉の養分を吸います。通常水に弱く濡れることを嫌います。葉に散水するのが良いのですが、水道から遠いので霧吹きで洗剤を水で薄めたもので実験していました。

コナジラミが居た葉の裏に霧吹きでたっぷり水で薄めた洗剤を噴霧すると飛んで逃げます。また羽根が濡れて飛べないものが水と一緒に落ちました。

次の日に確認すると洗剤の水を掛けた葉には虫が居なくなっていました。葉っぱに変化はありません。どうやらこの方法は効きそうです。暫く続けてみることにします。

葉の裏に雨が当たらないので害虫が来る

キウイフルーツは葉が大きくこんもりと全体が大きくなるので葉が茂ると雨が当たりません。また、風通しも悪くなり、下の方の葉の裏側に害虫がつきやすいのだと思います。飛び回るし気持ちが悪いので下葉の部分だけでも洗剤水を暫く散布することにしました。

コナジラミは、葉の裏に着く害虫で光が当たることを嫌うので早速銀色のシートをキウイフルーツの木の下に敷いてみました。旨く駆除出来ると良いのですが農薬は使いたくないので見たら駆除するしか無いようです。

今回も葉の裏に卵があるのを発見しました。植物を観察して害虫の被害を最小限に防ぐには産み付けられた卵を見つけて始末するのが手っ取り早いです。どうしても下や葉の裏に虫がつきます。良く見て被害が拡大する前に駆除出来るようにしましょう。

秘密の花園のキウイフルーツ

今年はいったい幾つのキウイフルーツ実が成るのか楽しみです。しかし、昨年の秋にはほとんど世話が出来ず肥料もあげていません。今年はしっかり世話をしたいと考えています。

 

 

ひとりでコツコツと作業をしています。しかし実際はひとりではなく無数の益虫が一緒になって植物を育んでいると感じることが出来ました。

キウイフルーツほど大きくなると人工授粉をするつもりでも、なかなか旨く出来ません。でも気がつくとミツバチが沢山飛来して作業をしてくれていました。

満開の花を見ることも素晴らしい体験ですが、それ以上に小さな仲間がお手伝いをしてくれるのは凄く嬉しい光景です。なんだかとても良いものを見させてもらった気持ちになりました。

益虫の他に害虫も来ます。しかし出来るだけ農薬を使わない栽培を続けたいと思います。

沢山実がなると良いのですがどうでしょう?まだまだ小さいキウイフルーツの木です。次回をお楽しみにしてくださいね。キウイフルーツの香る庭にて撮影をしました。

追記:もう少しオスとメスの苗木を離して植えれば良かったと反省しています。どちらの苗木も元気に生長していますが、やはりオスの木は凄い勢いで生長します。剪定などは冬の間に行うのが良いと思います。

今回は、ここまでとさせて頂きます。今回も長文をお読み頂きありがとうございます。香♡


 

 

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露地イチゴ栽培。摘果・防虫で大きいイチゴを収穫3ポイント

家庭菜園のイチゴを摘果で大きくする

露地イチゴの実が着いたら行う摘果と間引き作業


露地栽培のイチゴに花が咲き受粉に成功すると約30日で収穫期を迎えます。しっかり受粉したイチゴの花は徐々下を向きはじめ小さな緑色の実になり下に垂れさがります。あとは、実が大きくなり赤く熟するのを待つのみです。

 

 

しかし、中にはさまざまな理由で受粉に失敗し小さいまま上を向いた未熟なイチゴ歪な形のイチゴも出てきます。

上手く受粉できなかったダメなものは諦めて早めに切り落とす決断をしながら栽培を続けて行くことが肝心です。そして防虫・害虫対策、病気の予防も大切な作業です。

しっかりとした摘果・間引き・防虫対策作業で大きく美味しいイチゴを収穫することが出来ます。

また、小さな花で茎の細いものも上手く受粉しても大きく育だちません。あまりに小さい花は早めに切り取りましょう。小さい花を切り取ることが「摘花・間引き」作業となります。

せっかく成った実を切るのは、ちょっと残念ですが、形の良い実をだけを残してダメな実を間引くのです。しっかり摘果と間引きをすることで、美味しくて大きいイチゴを収穫出来るようになります。

それぞれのイチゴの苗の株ごとにイチゴ実の数を減らしましょう。また株の状態によって実の成りが違ってきます。

沢山花が咲いて多くのキレイな実を着けるイチゴの苗もありますし、逆に多くの花が咲いたにも関わらず、ほとんどが結実出来ないイチゴの苗もあります。中には、まったく花が咲かない未熟な苗ものもあります。

この時季に大切なことは、結実出来なかった花芽を切り落とす「摘果」と受粉が旨く行かなかった実を取り去る「間引き」小さな花を切り取る「摘花」作業となります。

また、暖かい季節になり多くの問題が生じます。その問題をひとつずつ解決して大きな実を収穫する方法をご紹介します。

イチゴの花は雨が当たらないように管理

花が咲いたら雨に当てないように天気予報を見ながらプランターの場所を移動しましょう。

もしくは、はじめから雨の当たらない場所で栽培すれば安心ですよね。この時季は、夜中に霧雨が降って気が付かないうちに花が濡れることがよくあります。

空気中の水分過多によって受粉が旨く行かない場合も多くありますし、急激な寒暖差で花が結実出来ない場合もあります。

下の写真のイチゴの苗は沢山花を咲かせましたが、ほとんど受粉が出来ずダメになってしまいました。茶色い小さいままです。

イチゴは寒いと旨く結実出来ないのです。早く咲いた花が旨く結実出来ないのはそのためです。

摘果して大きいイチゴを育てる

結実出来ない理由は、いろいろありますのであまり一喜一憂せずにダメな場合はダメな花を早めにカットしてしまいましょう。

この作業が摘果です。優位な実だけを大切にして栄養をそちらに向けさせるための作業です。

 

 

そして、未だ花が咲き続けている苗もあります状況を見極めて摘果すれば、確実に良いイチゴの果実を収穫出来ます。また苗自体が弱らずに済みます。花を咲かせて実をならすのはイチゴの苗にとっても大仕事なのです

開花時期の苗の管理の記事でもご紹介しましたが、よく観察して毎日チェックすることが一番大切です。

イチゴの病気害虫など多くの問題は、早めに気がつくことで回避出来るだけでなく最小限に留めることが出来るのです。

我が家のイチゴの5月のはじめの状況です。我が家は、東京の東側で寒暖差の少ない地域です。しかし、今年は全体的に寒暖差が激しく人間も風邪をひく人が多い感じでした。

夜露や夜中の霧雨が影響します

昼間は真夏の暑さなのに夕方から急に冷え込む日が続いていました。また、深夜には海からの風が入り込むと霧雨が降ることがあります。この霧雨はインターネットでもキャッチ出来ないほど微量の水分です。

しかし、イチゴの受粉の時季には大きな問題なので夜は夜露を避ける意味でも出来るだけ軒下に置くことやビニールシートを掛けて栽培するなどの雨対策をしましょう。

勿論、遅れて咲いたイチゴの花の人工授粉も必ず行いましょう。柔らかい筆を使って花をこちょこちょするだけです。勢いのあるイチゴの苗は実を着けながらも新しい花芽を次々と出します。

沢山の緑色のイチゴの実が垂れる

いよいよイチゴの花の受粉が旨く成功すると小さな緑色の実が重そうに垂れ下がってきます。

旨く受粉出来た実が徐々に下を向きイチゴの姿が現れます。とても可愛く栽培した人しか見ることが出来ない瞬間と言えるでしょう。

実が垂れ下がると実と苗の間の茎が伸び始めます。この茎は細く折れやすいので注意して扱いましょう。せっかく実っているのに茎が折れたり切れてしまえば、一巻の終わりです。

実が着いたらしっかり水やりをしましょう

徐々に暑くなるこの時季は、水涸れをしないように毎日様子を見て水やりをしましょう。

プランターや鉢の大きさにもよりますが、また、プランターの下に水が貯まる水涸れ防止のプランターの場合は貯まった水が腐敗します。出来るだけ水をしっかりあげて古い水が貯まらないようにたっぷり水やりをしましょう。

また、小さく貯水出来ない鉢や素焼きの鉢を使っている場合もこまめに水やりをしましょう。新しい花芽や新芽が枯れる原因になりますし、成った実の茎が枯れて実がダメになることもあります。

 

 

イチゴの実はほとんど水分ですので水が枯れるとせっかく成ったイチゴの実も大きくなれずドライフルーツ状態になってしまいます。

葉の色や実の数を見て液肥や追肥を与える

葉の様子や実の数を考えて液肥を与えましょう。また、花がいっぱい咲いた鉢には追肥の化成肥料をあげましょう。弱っている苗は葉を見ればわかります。

葉っぱの色が黄緑色になり深緑のイチゴの葉とは違って見えます。下の写真の葉は、色が抜けて葉脈が見えています。追肥をして栄養を与えました。

毎朝、人工授粉をする傍ら葉の状態も良く見てチェックしましょう。毎日見ると問題が起きた時に対処が早く済み被害を拡大させずに済むのです。

では、どのような問題が起きるのでしょう。害虫や水涸れによる新芽の枯れや花芽の枯れ、雑草の侵入などいろいろあります。葉や実の急激な肥大による肥料切れも見かけます。

いよいよ敵が姿を現します

徐々に暖かくなり敵が姿を現します。葉の裏に蛾などが産卵すればたちまち毛虫などが発生します。

毛虫は成長とともに一枚の葉からどんどん広がりすべてのイチゴの苗が食害される危険性があります。そうならないためにチェックが必要なのです。

葉っぱの裏や表面の色をよく見ましょう。怪しいなと思ったら葉の裏などをチェックします。また、何かに喰われた形跡がある場合も必ず犯人を突き止めましょう。

蛾や蝶を見たらイチゴの苗を総点検します

今の時季に多いのはイチゴの葉に着く蛾の産卵と幼虫の食害です。今回もひとつ被害を見つけました。昨日までなかったのにあっという間に産卵され、なんと毛虫がいました。

幸いまだ卵が孵ったばかりだったので葉を一枚処理して終了出来ました。しかし、食害の速さはものすごい勢いです。葉っぱが茶色く網のような状態になってしまいました。

毛虫の付いた切り取った葉は放置せず必ずビニール袋に入れてしっかり口を締めて燃えるゴミに出しましょう。

 

 

ポイントは、昼間に蛾や蝶が飛んでいたり夜に蛾を発見したらイチゴの葉の裏を総点検することです。全部見るのは面倒くさいと思われるかも知れません。

でもあくまで無農薬の家庭菜園ですから細かい作用も楽しみながら行うことでイチゴの栽培のツボを学ぶことが出来ます。

この時季にどのような問題があり如何に回避するのかはご自分の手で行うことで習得出来るのです。そうすれば今年はダメであっても来年は旨く行く可能性が大きくなります。

栽培は一年中続く栽培期間の長いイチゴ

特に四季成りのイチゴ栽培は一年中続く長い栽培期間が特徴なのでいろいろな体験をすることで栽培を旨く出来るようになりますよ。イチゴを可愛がりながら大切に育てましょう。

下の写真は、葉の一部がエカキムシらしきものに食害され茶色く変色しています。

また、気がつくと雑草が芽をだしていました。これも処理しました。栄養を雑草に持って行かれないようにします。

雑草もあっという間に生えてきます。毎日見ていても見逃したり、ちょっとした油断で大きくなります。雑草を見つけたら直ぐに始末しましょう。

摘果のタイミングと見極め方

沢山花が咲いていっぱいのイチゴが成るのは嬉しいですよね。しかし、大きくて美味しいイチゴが食べたいのです。受粉が出来ていなそうな花や実を切り取りましょう。

指で切り取ることも出来ますが、引っ張ると苗ごと抜けてしまうこともあるので、優しく行うようにしましょう。

ハサミを使っても良いでしょう。うっかり間違って大きい実の茎を切ってしまわないようによく見て行いましょうね。

写真は、結実しなかった花です。このような花殻を取り除き栄養を旨く結実出来た実に集中させます。

受粉が旨く行かなかった実はこのようになり形がいびつです。大きくなるものもありますが硬かったり大きくならず種が気になり食べても美味しくありません。

このような実は諦めて早めに切り取ります。もしも、苗がひとつしかないこれが最後の一個というのであれば、多少いびつでもそのまま育てて食べて見るのも良いと思います。

収穫する楽しみを知ることが出来ますよね。失敗してもこれからの季節まだまだチャンスは巡ってきます。

緑から白そして赤く熟すイチゴ

このまま雨を避けて虫を退治しながら実が大きくなるのを待ちます。緑色の小さな実は徐々に大きくなりやがて白くなります。

緑色から白くなった実は太陽の光を浴びて赤く熟します。白くなりながらもどんどん肥大して行くので水やりは欠かさないようにしましょう。

 

 

次第にプランターの周りは甘いイチゴの香りに包まれるでしょう。収穫を終える頃に再び花芽が着き始めるイチゴの苗も出てきます。

また、前回は花芽が着かなかったイチゴの苗にも花芽が着きます。夏に向かいどんどん生長しますので肥料を切らさないようにしましょう。

ランナーが出る苗もあります

イチゴは、種からの栽培も出来ますが、通常は親株から伸びるランナーと言うツルで子苗が増えます。春の収穫を目前にするとこのランナーが出てきます。

また、今回花を着けなかったイチゴの苗もいち早くランナーを出します。夏を前にランナーで子苗を育てることも出来ますが小さい苗は乾燥に弱く害虫の餌になりやすいので夏場は手が掛かります。

どうしても増やしたいと言う場合以外は、ランナーを切って増やさない方が無難です。増やす場合は毎日水やりをしてしっかり管理しましょう。

まもなく季節は湿った梅雨になる

季節は梅雨に入りますます害虫への注意が必要です。特にナメクジやカタツムリは赤くなった実を食害しますので要注意です。出来るだけプランターの周りを掃除してナメクジやカタツムリを呼ばないようにしましょう。

対策としてはプランターを土の地面の上に直に置かないようにします。また、ワイヤーのスタンドなどを使って地面から這い上がれない工夫をすると被害が少なくて済みます。

ナメクジやカタツムリは見かけたら必ず捕殺しましょう。少し気持ち悪いですが心を鬼にして頑張りましょうね。俗に言うナメクジにを掛けると言うのは塩自体が植物に良くないのでやめましょう。

枯れた葉や古い葉は早めに始末しましょう

新しい葉が出ると同時に古い葉は、徐々に下に張り付き小さくなって行きます。下の写真のように葉が下にさがり徐々に枯れて行きます。黄色くなる前に早めに取り除きましょう。

枯れ始めたら根本から抜き取り鉢の中がいつも清潔な状態を保ちましょう。枯れた葉を放置するとカビてしまいイチゴの苗が病気になります。

今回は、こんなに古い葉を抜き取りました。イチゴはキレイ好きなのでプランターや鉢の中はいつもキレイにしておきましょう。

大きいイチゴを収穫する3つのポイント・まとめ

①摘果や摘花と間引き作業を行う

摘果と間引きのやり方はわかりましたでしょうか?未熟な実や受粉が出来なかった実を切り取り良い実を充実させるための作業です。また小さすぎる花を切り取り、寒さや雨で受粉出来ない花芽も切り取ります。栄養を良い実に集中させるために行いましょう。

②イチゴの苗を良く観察する

良く見ることで害虫雑草をいち早く発見して多くのイチゴ苗を病気や害虫から守りましょう。枯れた葉は早めに抜き取りプランターや鉢の中は常に清潔に保ちましょう。

特に暖かくなると毛虫の類が増えてきます。早く見つければ最小限の被害で食い止めることが可能ですので、ぜひ毎日チェックしてみてください。

③水枯れ・肥料切れを未然に防ぐ

これも日々のチェックが不可欠な作業になります。水がちゃんと足りているか葉の色が悪くないかをチェックして対応しましょう。

如何でしょう毎日実行出来るでしょうか?朝と晩にチェック出来るとベストですが時間がなければ、一日一回でも良いと思います。ただし明るい場所で良く見て観察してくださいね。

趣味のイチゴ栽培ですので無理をせずに行いましょう。また経済的であることが好ましいので道具や培養土は値段が高ければ良いわけではありません。何よりも必要なことは、しっかり管理して毎日面倒を見ることにつきます。せっかくのイチゴの苗が枯れてしまえばそこで終わりです。しかし手を掛けることで何十年も続けることが出来るのもイチゴ栽培の楽しいところです。

実際にイチゴ栽培を行い続けることで、大きなイチゴや美味しいイチゴにたくさん出会う喜びも得ることが出来ます。上手く行く年と上手く行かない年や季節もありますがしっかりと気長に頑張りましょうね。

皆様のイチゴが大きくキレイに育つことをお祈りしています。

今回も長文をお読み頂きましてありがとうございます。香♡


 

 

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確実に発芽を狙うショウガ栽培3つの秘訣・プランターで大収穫する方法

プランターにショウガを植えるだけ

カンタンに発芽するショウガ植え付けの秘訣をご紹介


家のプランターでショウガを栽培する秘訣をご紹介します。超カンタンで手間いらずです。ご家族が少なければショウガはワンパック買って植えるだけで家族みんなで楽しめる量が収穫できます。種のショウガは?スーパーマーケットや八百屋さんで購入します。

身近な八百屋で買ったショウガを種に使うのです。芽が出そうにないと思っていませんか?大丈夫です八百屋で芽が出そうな種ショウガを選び購入するのです。高くても130円前後で購入できますよ。

 

 

野菜用のプランター深さ30センチくらいの物が良いですが最近ある水やりを忘れても大丈夫と言う下に水が溜まるタイプのプランターは避けた方が良いと思います。

水やりが面倒そうですが下に水が溜まるとショウガが腐敗する可能性があります。実際失敗したことがあるのでおすすめしません。普通の安いプランターの方が良いと思います。

併せて新しい培養土を用意します。腐葉土があれば腐葉土も用意してください。

植え付けの段階では、元肥だけを用意しましょう。培養土に肥料が入っている場合は特に未だ必要ありません。

使用する培養土の袋の説明を読んでください。培養土はホームセンターなどで購入しましょう。

そして、食材のお買い物のついでに安売りのショウガを買いましょう。高価なものは必要ありませんが出来るだけ色艶の良い芽の出そうなショウガを選んで購入してください。勿論、国産のショウガを選びましょう出来るだけ高知産が良いでしょう。

では、芽が出そうなショウガとは、いったいどういうものなのでしょう。わからないですよね。ショウガは普通トレーに入ってラップされて売られています。中が良く見えないような気がします。

でも大丈夫です。ラップの上からでも発芽しそうな部分が見えます。モノによっては芽が欠かれているものがあります。それはダメです。芽が出ると生産者側で芽をカットしている場合があるのです。

必ず芽が出そうなショウガを買ってください。また、濃い茶色になってしまっているものは避けましょう。鮮度に問題があります。新鮮であれば家で使いかけの残りでも発芽します。

要は、ショウガの生命力にかかっているのです。新鮮そうなショウガであれば安心して種ショウガにすることが可能です。

旨く育てば買ったショウガの5倍くらいの大きなショウガを収穫することが出来ますよ。

栽培期間は、約半年ちょっとです

4月~5月の始めに植えれば10月半ばには収穫出来るでしょう。栽培期間の手間はほとんど掛からないのがショウガ栽培の楽な所です。たまに様子を見る程度でことが済みます。

大切なポイントは、水はけと水やりでしょう。またショウガは暑い国が原産と言われていますが本当の所はわかっていないようです。ただ暑くないと育ちません。夏が寒いと失敗します。

出来るだけ日当たりが良く水はけの良い場所で栽培しましょう。昨年は駐車場のコンクリートの上で育てましたが立派なショウガが収穫出来ました。

ほとんど何もしないうちにショウガを収穫して楽ちんでした。今年も頑張って大きなショウガを収穫したいと思います。

八百屋でショウガを買う

種にするショウガがないと始まりません。近くの八百屋でショウガを選びます。スーパーでも良いでしょう。あまり値段が高くない日に買いましょうね。家庭菜園なので無駄遣いは厳禁です。

見切り品でも腐ってなければ大丈夫です。一般的なショウガ栽培では発芽が難しいと言われています。

しかし、ちょこっと芽が出ているショウガを購入すれば確実に成功への一歩となります。じっくり選んで購入してください。

 

 

良い種ショウガが売っていなければ違う店に行くくらいの気持ちでお願いします。私も今回は、かなりいろいろな店を周りました。お買い物のついでにショウガ売り場を物色しましょう。

芽を確認して買いましょう

芽があるのがわかりますでしょうか?白くちょこっと芽が出ています。この芽があればあるほど簡単に芽が出るでしょう。八百屋さんで選んでください。大きさは小さい卵より小さいくらいの大きさで良いです。

今回は2個入りパックをひとつ買いました。一個のトレーにふたつ入ったものです。

大抵は、大きなショウガと小さいショウガがセットになっていますがバランスの良さそうなふたつ入りで芽が出ているものを探して買いました。

プランターと培養土を用意しましょう

ホームセンターで一番安い培養土を購入しました。25リットルですが半分くらいしか使いませんでした。

あれば腐葉土も入れると良いでしょう。培養土も値段がさまざまあります。高いものは結構なお値段ですよね。あまり高いものは必要ないと思います。

私はいつも栃木県鹿沼市の刀川平和農園の培養土を使っています。リーズナブルなうえ品質が良いと思っています。

この腐葉土は、自家製の腐葉土です。枯れ葉と油かすで作った腐葉土で三年ものを約3リットルほど用意しました。

かなり砕けています発酵も止まっているので完熟状態です。この腐葉土に鶏糞を良く混ぜてプランターの底に入れました。

腐葉土を入れたのには訳があります。このプランターには専用の底用ネットがありません。一応別売りのネットを入れましたが培養土が流れ出ないようにしたいので腐葉土を入れました。

また、腐葉土に鶏糞を混ぜたのは鶏糞が肥料になり効果が出るのにはひと月ほど時間が掛るのでショウガの発芽時季に合わせて考えました。多分ひと月後に発芽します。その頃には根も出始めているので丁度良いはずです。

なければ鶏糞は使用しなくても大丈夫です。また、培養土に肥料が入っているので最初の段階では肥料は入れなくても大丈夫です。ただし培養土は必ず新しい物をご用意ください。

発芽後に追肥として化成肥料を使用しますので今しばらく肥料は必要ありません。

種ショウガの上に新しショウガが成る

プランターに腐葉土入れて培養土を深さ三分の一くらいの所まで入れましょう。そこにショウガの芽を確認して上に向けて置きます。

置く場所のバランスを良く見ましょう。大きなショウガが出来た時の想像をして種ショウガを置きます。

 

 

種ショウガの芽を上にして置きましょう。白い芽が確認できますよねぇ〜ここがポイントです。既に出ているこの芽を育てて行くので成功率が非常にアップします。

下の写真の種ショウガにもちゃんと芽がありますね。ちょっと真上になってしまい見えづらいですが、こちらの種ショウガには沢山の芽が着いていますよ。期待できそうでワクワクしてきます。

種ショウガを置いたらその上に培養土を更に入れて行きます。残り三分の二くらいですが、写真のように八分目までです。口切りいっぱいにならないようにしましょう。

ショウガは、種ショウガの上に新しいショウガが着くので種ショウガは真ん中より下に位置するように植えましょう。

はじめは少なめにして発芽して育った段階で培養土を追加します。なので余裕を持ってプランターの八分目くらいまで培養土を入れるようにしましょう。これで植え付け作業は終了です。あとは発芽を待つのみです。

植え付け後は水やりはしない・発芽を待つ

発芽するまで水やりは不要です。培養土の中には水分があります。ショウガは未だ土の中です。置き場所は雨が当たる露天大丈夫です。

また、雨も降りますのでショウガ自体が乾燥することはほぼありません。植え付け時点で水やりはしないようにしてください。ここもポイントです。

万が一、植え付け直後に大雨が降るようならプランターを一旦、軒下などに避難させるか、雨除けのビニールシートを掛けてください。大量の水は未だ不要なのです。

追肥はしっかり発芽した時点で化成肥料を上からあげましょう。ハイポネックスのマグアンプkを使います。中粒で良いでしょう。

大粒や小粒もありますが栽培期間が半年と短いので小粒か中粒で良いでしょう。多くの肥料を揃えなくてもこれひとつでいろいろな植物に使うことが可能です。

家に他のものがあるならそれでも良いと思います。わざわざ買わなくても良いですよ。出来るだけお金を掛けないようにしましょう。

発芽してから梅雨までの雨の降らない日は水やりを忘れないようにしましょう。

また、梅雨時も雨が少ない時は土の様子を見て水やりをします。逆に雨が多い時期は水やりは控えてくださいね。

どれくらいのショウガが成るか知りたい方は下の記事を先にご覧頂き収穫の様子をご確認ください。

昨年のショウガ収穫の様子

昨年のショウガ収穫の記事をご紹介しておきます。昨年の5月から栽培を始めて10月の半ばに収穫しました。とても大きく立派なショウガを収穫した様子の記事にしています。併せてお読みください。

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いかがでしょう大きさはわかりましたでしょうか?昨年の種ショウガはスーパーで購入しました。今年ほど芽がはっきりしていませんでした。しかし、ちゃんと発芽しました。

 

 

栽培当初の芽が軟弱だったので非常に心配でしたが虫に喰われることもなくとても大きく良いショウガが収穫出来ました。

年に一度このように栽培するだけで料理に使うショウガが賄えます。炒め物や煮物にも使うことが出来ます。

収穫したショウガは新鮮なうちに酢漬けにしておきます。そうすれば、ほとんどの料理に使えますし保存が可能です。

料理の薬味や魚や肉の臭みを取るためにいちいち購入しなくても済むので経済的です。また、そのまま食べても美味しいです。寒い日に一枚だけご飯にのせて食べると体が温まります。

とにかく使えるのです。酢に漬けて保存しても加熱すれば酸味や酢の味は消えます。豚肉のショウガ焼きにしても美味しいですよ。

一回の収穫で一年分のショウガを確保出来る

ご家族の人数にもよりますが、ひとつでひとり分以上ありますので例えば4人家族ならショウガ2パックで一年分のショウガが確保出来ます。プランター2個ですね。

ショウガの保存方法は、焼酎につけたり水に漬けるなどいろいろな方法がありますのでご自分の方法でされれば良いと思います。

私は酢漬けが一番良いと感じています。酢漬けと言うとお寿司のガリを想像しますがガリほど薄切りではないのでかなりショウガの存在感があります。

冷え症や寒い日に体を温めるショウガ

ショウガの効能はなんと言っても体を温める作用でしょう。寒い冬には非常に役に立ちます。

胃腸を温めて体の中から温まります。ちょっと風邪を引いたかなと思った時にも旨く使えば体にも良いです。

この効能は、生薬としてのショウガの役割を考えれば周知の事実ですよね。

昔、ショウガは生薬として中国から日本にやって来ました。日本では栽培もされ多くの人が薬として使用してきました。

そして実はヨーロッパでも薬として珍重されていました。ただし、ヨーロッパは栽培に適さず、インドやアフリカから運ばれていたようです。大昔から生薬としても世界中で利用されて来たのです。

今でも漢方薬などに入っています。そのショウガを一年中少しずつ食卓にのせることが出来れば食生活からも健康に良さそうです。

収穫は10月半ば、寒くなる前に手に入る

今から冬の準備のようですが今年の5月から栽培したショウガは10月に収穫して来年以降も保存出来ます。

次の収穫まで長く保存が利くので一年中切れ目なく使えますよね。家で栽培すれば無農薬で栽培出来ますし安心して使えます。

プランターでのショウガ栽培・まとめ

種ショウガは八百屋での購入品で可能です。購入時には芽が出そうな新鮮な国産のショウガを買いましょう。また、芽が確認出来るショウガなら尚可ということです。

プランターは、野菜用で深い物を用意しましょう。水はけの良い安いプランターで充分です。

保水機能などがある物を使うと種ショウガの腐敗を招きます。水はけの良い状態を保てる工夫をしましょう。

プランターは日当たりの良い場所に置きましょう。発芽して暑い時期は水やりを忘れずにしましょう。

どのような植物もそうですが、水はけの良いと言う状態は、水やりをした時にプランターの下から水が出る状態を指します。

古い水分や要らない養分など根の老廃物や不要なガスなども一緒に流すようにたっぷりと水を与えます。

 

 

例えば、土が濡れるくらいでは足らないということです。また、雨が降る予報だから水やりを省くのも危険です。

雨が降ると言ってもプランターの中心までしっかり水が行き渡るほどの雨となるとかなりの雨量です。

霧雨のような雨では到底足りません。雨の予報でも土が既に乾いている場合は、水やりをしましょう。常に土の状態を見た時点の状況で管理しましょう。

いかがでしょう確実に発芽を狙ったショウガ栽培プランターに植えるだけで大きなショウガを収穫することが可能です。

その他・ショウガ栽培の注意事項

種ショウガをプランターに植え付けたら発芽までは野良猫にほじくられないようにワイヤーネットを掛けて置きましょう。これは重要なポイントです。

特に猫の徘徊する地域にお住まいの方はプランターの上に猫除けになるものを設置しておくことをおすすめします。

支柱を固定して置いておくなど工夫をお願いします。猫に糞尿をされてしまいますと確実にショウガは腐ってしまいます。

何より不衛生で培養土も使えなくなってしまいます。せっかくお金と時間を掛けたのですから最後のツメをしっかりしましょう。

私は、上の写真のように100円のワイヤーフェンスを載せて防御しています。プランターのような四角い箱を見ると中に入り用を済ませたくなるのが野良猫の本能です。確実に発芽させ大きいショウガを収穫する3つのポイントは理解出来ましたでしょうか?

3つのポイントをまとめました

①芽が出ているショウガを用意する。

②水やり水はけなど水の管理をしっかりする。

③日当たりの良い暖かい場所にプランターを置く。

※追加ですが害獣(野良猫など)からプランターを守る。

ショウガ栽培で感じる季節の香り

初夏から秋まで暑い季節に栽培するショウガはあなたの庭に爽やかな香りを運んでくれます。

また、秋に大きなショウガを抜くときの快感はひとしおです。夏に栽培する植物ですが、害虫の害もほとんどなく栽培できます。

無農薬の採れたてのショウガを食して、また保存して楽しんでみませんか?保存したショウガは一年中楽しむことが可能な保存食になります。

ぜひ、あなたもプランターでショウガ栽培を体験してください。あなたの楽しい夏の家庭菜園を応援いたします。

2018年10月ショウガを収穫しました

酷暑だった2018年の夏を乗り越え10月の半ばにショウガを収穫しました。毎年ショウガをプランター栽培していますが、今年も立派なショウガを収穫することが出来ました。

10月になり空気が冷たくなって来るとショウガの葉が枯れはじめます。プランターからショウガを引き抜いて、収穫したショウガの大きさを見て今年の出来を判断します。

2018年はちょっと小さいかなぁ〜と感じましたが、種のショウガも腐らず元気な状態で収穫出来ました。

来年も栽培したいと思わせるショウガの爽やかな香りを楽しみながら収穫をしました。


2021年もショウガの栽培

昨年来のコロナ禍ですが家庭菜園で日々は通常と変わらず園芸を楽しんでいます。皆さんはどのようにコロナ禍での家庭菜園を行っておられるでしょうか。

我が家の庭には私しか入れないのでもっぱらマスクも無しで気持ちよくひとりでのびのびと野菜や花の栽培と庭の手入れを行っています。また家にいる時間も増えてますますどっぷりと園芸を楽しんでいます。

さて、今年はショウガの植え付け時期である4月になる前に良い種ショウガを八百屋でみつけました。ちょっと早いかと心配でしたが3月の半ばにショウガの植え付けをしました。種ショウガにするのは発芽しそうな芽があることが重要です。国産で発芽しそうで新鮮なショウガ。これにつきます。今年も高知産のショウガをなんと税込100円で購入しました。

なかなか良い種ショウガをゲットするのは難しいと思いますが、日々のお買い物のついでに目配りをすると良い種ショウガを購入することができますよ。

これまでの記事でショウガの発芽した写真がなかったので今回撮影してアップします。どんな風にいつ頃芽が出るのか気になりますよね。発芽したのは5月の末頃でした。そろそろかな?と思い見に行くと小さな芽が出ていました。下の写真は発芽を確認してから一週間後くらいの状態です。種ショウガは2個だったのでまず二つ芽がでています。今後また芽が増えると思います。

ショウガは発芽まで結構時間がかかる植物なので芽が出るまで種ショウガが腐ってないか?ってとても心配になるもの。今年は植え付けを早めにしたので私もドキドキしていました。3月の中旬に植え付けた直後に結構な雨が降ったのです。うっかり雨に当ててしまい腐るかもしれないと内心心配でした。元気な芽が出てひと安心です。秋までこの状態で少し大きくなった頃に追肥と土寄せをする予定です。

世の中はさまざまな制限や心配の多い時ですが身近な園芸を通じて心の癒しを行っていただければ幸いです。

今回も長文をお読みいただきありがとうございます。♡香


 

 

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新発想!楽ちん雑草対策・春と初夏に始末する雑草3種類ピンポイント除草

季節ごとの除草作業は面倒くさい

春〜初夏ピンポイント除草で草むしりが楽になる


雑草の対策は面倒くさいですよね。出来るだけ回数を減らし楽に済ませましょう。時季と種類を見極めて除草をすれば自然と作業は少なく済みます。選んで抜くだけで除草作業が楽になるのです。また、見て不快感のある雑草もあります。これらの雑草をどう駆除すれば良いでしょう。

 

 

除草剤を使いますか?でも、庭や自宅の敷地内に除草剤を散布するのはちょっと心配ですよね。薬剤を使わなくても雑草の生態を知れば簡単に駆除出来るのです。

一括りに雑草と言っても住んでいる地域や状況によって違って来ます。また、同じ家でも家の方角によって生える雑草が変化しますので条件に合った雑草駆除をするのがポイントです。

当たり前のようですが、南側は、日当たりを好む雑草がはびこります。逆に北側や日陰には、湿気を好む苔や日陰に強い雑草がはびこります。

ようやく手に入れたマイホームの庭も雑草を駆除しないとあっという間に草むらになってしまいます。害虫も来るので雑草を駆除することは、快適な暮らしには大切な作業です。

今回は、一般的な都市型の住宅地で見かける繁殖力が旺盛な雑草をピンポイントで駆除して快適に暮らせる除草方法をご紹介します。

雑草の駆除は、梅雨に入る前に一通り済ませておけば、気温が上昇してからの雑草の駆除作業が少なくて済みます。

蒸し暑い季節に低い姿勢での除草作業は疲れます。また、熱中症の原因にもなりますよね。出来るだけ暑くなる前に少しずつ済ませるようにしましょう。

 今回は、春から初夏に生え繁殖力が強い雑草3種類をピックアップして説明します。ピンポイントで駆除するだけで作業効率が非常にアップします。

この季節はイネ科の雑草エノコログサヒメシバは未だ小さい状態です。その代わり急激に増える雑草があります。

下の写真はエノコログサの芽です。春は未だ小さいです。

しかしこれを放置すると下の写真のように大きく生長して種を着けます。この状態は確実に避けなければなりません。雑草の種を着けさせないことを念頭に作業をしましょう。

このように生長する前に早めに除草しましょう。しかし、今回はこれは次のステップで大丈夫です。余裕がある場合だけ先に摘んでおくのも良いと思います。現状なら簡単に抜くことが出来ます。

徹底的に駆除したい第一候補はカタバミ

まず、目につくのはカタバミの類です。カタバミとは、ハートの形をした小さな葉を三枚持ち球根で増えます。

春から黄色い花を咲かせ独特な形の種を着けます。種の鞘から大量の種子を弾き飛ばし増えるのです。下の写真には既に種が着いていますよ。ここから無数の種が飛び出します。

また、匍匐して茎が伸びどんどん大きく広がります。夏が近くなるとカタバミの根には小さな大根のような根が着きます。

その上には徐々に球根が出来ます。葉のすぐ下にある丸い球根とその球根を育てるために栄養分を蓄えた大根状の根その全部を根こそぎ抜き取らなければなりません。先日カタバミを抜いた際に立派な大根が着いた株を見つけたので画像をアップします。

赤く丸をした部分が球根で下に大根が栄養を蓄えて更に葉の方には花が咲き種が出来ます。栄養たっぷりの大きな根で大繁殖をするのです。

春の段階では、球根はなく夏から秋に掛けて球根が出来ます。このカタバミは球根ごとしっかり駆除をしないと抜いても抜いても増えます。また、日当たりなどの条件が良いと春でも球根を持っているものもあります。この生命力と繁殖力の強いカタバミを見つけたら根ごと駆除することがポイントと言えます。

立派な大根を見れば異常なほど増える雑草だということが理解できますよね。また根を残すことや球根をバラバラと土に蒔いてしまうことは極力避けなければならないのです。

種と球根で二重に増える開花前に撤去する

カタバミ駆除は、土が柔らかい雨上がりなどに抜くというよりは、掘り出す感じで根ごと撤去しましょう。根が深く地面の下の方まで伸びていることがよくあります。その場合もしっかりと根まで取ることが肝心です。

カタバミは葉っぱを引っ張ってしまい葉だけを抜いてしまうと根が残り再び生えて来ます。そうするとイタチごっこになってしまいます。

春に抜いたのに再び夏に抜かなければならなくなります。ですから一回で仕留めるつもりで作業をしましょう。あとが楽になります。

カタバミの生き残り戦略は?

カタバミは、生体として抜かれても繁殖出来る構造を持っているのです。カタバミ以外でも、雑草の多くの種類は、抜かれても旨く生き残るすべを持っています。

茎が柔らかく抜こうとすると途中で切れて根を生き残らせる構造や、根を抜いた瞬間に球根がバラバラになり土にバラける性質などです。とにかく生き残る力が強いのが特徴です。

カタバミをピンポイント駆除

カタバミを駆除する時は、カタバミだけをピンポイントで狙うと駆除しやすいです。抜いたカタバミは、葉も根もすべてバケツなどの容器に入れて集めます。集めたカタバミはすべて燃えるゴミとして撤去しましょう。出来れば根元の土もまとめて捨てます。球根の欠片が少しでも残ると再び芽をだすからです。

カタバミのすべてを庭から追い出す心構えで頑張るのです。徹底的に追い出す気構えが大切です。なぜなら先程も書きましたように種子でも球根でも増える異常な程の繁殖力を持っているからです。

 

 

たかが一株が条件次第で100にも200にも増えるのです。見たら必ず撤去することを徹底しましょう。

そうすることで大きく増えるカタバミが排除され抜くべき雑草の数が大きく減り草抜き作業量が減ります。

植木鉢などにも入り込むカタバミ

あなたが大切にしている鉢植の鉢の中にまで繁殖します。多くの雑草が植木鉢に生えることがあります。カタバミも植木鉢の植物に同居するように入り込みます。

下手をすると植えている植物を抜かないとカタバミを除去出来ない状態になってしまうこともあります。

その場合はカタバミ花が咲かせ実を着けないように常にカットして対処し時季をみて植え替えをしましょう。

防草シートの上にでも生える生命力

雑草よけの防草シートと言う商品が100円ショップにあります。お使いの方も多いと思います。私も庭の雑草除けや土を保護するために使用しています。

このシートは、土の上に敷いておくだけで雑草が生えないと言う代物ですが生命力の強いカタバミは、シートの上のほんのひとつまみの土でも発芽して根をシートの下にまで差し込んで繁殖します。

防草シートを使用して玉石を置いても生えて増えるのです。見つけ次第掘り出すしかありません。とにかく繁殖力と根の強さは最強です。しかし、根気強く駆除すれば、ほぼ見なくなります。

気がつくと一面に広がるチドメグサ

雑草の種子は、どこからともなくやって来て根付きます。そして少しの土でも大量に繁殖します。気がつくと大量のチドメグサが生い茂っていることがあります。

我が家の庭にも、以前は生えていなかったチドメグサが、今年の春から沢山生えて来ました。

昨年の秋から体調が悪くあまり庭の手入れが出来ずにいました。結果、春になるとチドメグサと思われる丸い葉を持つ薄緑色の群れが茂っていました。湿気のある場所を好むようで、隣家の影になる場所に沢山生えているのです。

一見して、繁殖力が強い割に乾燥などに弱い感じがしました。未だ花も咲いていないので駆除の好機と感じ早速駆除を開始しました。

インターネットで調べるとやはり繁殖力とはびこると言う部分で徹底的に駆除したい種類ではありますが、未だ花がないので刈り取り土に鋤き込む作戦をとりました。

雑草も堆肥の材料になる

葉っぱだけであったり種がない状態なら土に混ぜ込んでその場で堆肥化させた方が土が痩せません。下の写真はチドメグサを抜き取ってすき込んだ地面です。何もなかったようになりました。

葉を刈り取ったら、穴を掘って埋め込んだり、かき集めた土にそのまま混ぜておくと自然と枯れて土に返ります。

下の写真は鋤込んだ直後です。赤いバケツに入れておきました。土に混ぜただけです。

下の写真は4日後です。見てみるとかなり枯れています。少し緑色の葉が見えたのでかき混ぜておきました。

刈り取って土に鋤き込んだ場合は、日をあけて再度かき混ぜて完全に枯らすようにしましょう。5分も掛かりません。

土に混ぜられてしまえば、柔らかい葉の植物は枯れます。土の中には土壌菌がいます。菌によって分解されて、通常は葉も根も枯れてしまいます。

雑草の中には、根だけでも生き残るものがありますので心配な場合は、米ぬかなどを混ぜて腐らせると良いでしょう。

この場合の米ぬかは、生の米ぬかを使います。小売の米屋さんで安く譲ってもらえます。また、米ぬかほどの力はありませんがコメの研ぎ汁でも代用出来ます。

もしご自宅に石灰窒素があれば撒いて置くだけで植物の種子も枯れます。

石灰窒素は、肥料農薬の役割があります。はじめ毒性があり植物を枯らせ害虫の駆除になります。二週間くらいで毒性が消え窒素系肥料になります。雑草の種子が気になる場合は使用すると良いでしょう。

 

 

除草剤としても使えますが、粉状なので広範囲に撒くには問題があります。また、人体にも影響があるので慣れない方は使用しない方が良いでしょう。

胞子で増える苔のゼニゴケ

ゼニゴケの類は、葉状態と言う苔の一種です。見た目が気持ちの悪い苔の仲間のゼニゴケは日陰や湿った場所に繁殖します。メスとオスがあります。まるでキノコのような傘があり下に器のような受け皿があります。オスとメスの胞子で繁殖します。

見た目が気持ちが悪いので嫌われ者です。住宅地にも生えている繁殖力の強い苔植物と言えるでしょう。弱点は乾燥に弱いことです。駆除は簡単で草刈り鍬で土ごと掻き取り裏返して日向に置いておくだけでも枯れてしまいます。

日向に出さなくても裏返すとほぼ退治出来ます。乾燥に弱いので土が乾くと枯れます。緑色の方を裏返し陽に当たらないようにして根を乾かします。空気が乾いている梅雨前ならゼニゴケは裏返すだけですぐに枯れてしまいますよ。

ただし、掻き取っても雨が降ってしまうと復活する可能性があります。天気を見て作業するなど、掻き取ったらまとめて乾燥して枯らしてから穴に埋めるなど工夫が必要です。

ゼニゴケも米ぬかなどを旨く利用すれば安全に腐らせることが出来ます。米ぬかと石灰ですぐに枯れます。

コケ類はアルカリ性に弱い

ゼニゴケはアルカリ性に弱いので石灰を使ったり薄い漂白剤を散布するのも効果があります。

http://www.kao.com/jp/haiter/より

石灰や薬剤を使用する場合は、その周りの植物の状況を見て植物に掛からないように行いましょう。コンクリートブロックやレンガの苔には水に薄めた漂白剤が有効です。

この場合、建物などには使用しないようにしましょう。単体のブロックに限ります。また、人体に影響があるのでマスクやゴーグル、手袋などを着用しましょう。

湿った場所を好むゼニゴケなど苔類

ゼニゴケは、一度増えると水分のある日陰にどんどん増えます。見た目が悪く気持ちの悪い雑草の代表格と言えます。

春は比較的ゼニゴケの繁殖に適した状態です。見つけたら出来るだけ早めに掻き取り処理をしましょう。放置するとどんどん増えてしまいます。また、少しの土でも増えるので厄介です。湿った場所に生えてしまった場合、一度掻き取った場所に川砂などを撒いて乾燥した状態にしておくのも工夫のひとつです。

基本的には、生えているゼニゴケを剥がし取って土の表面を乾燥させることが大切です。梅雨に入る前なら剥がし取るだけで十分効果があります。しっかり乾いたら防草シートを使い土をむき出しにしない工夫をする。

砂や砂利を播き更に乾燥しやすい場所にする工夫も有効です。出来れば風通しを良くするともっと効果的です。

我が家では、湿った粘土質の上に砂と砂利を入れて乾燥した状態を保つようにしました。雑草は生えますが根が張れないので抜きやすいです。ゼニゴケは一切生えない状態です。

アスファルトの隙間に生えるツメクサ

家の西側の敷地と公道の境目など土が少ない場所でも繁茂するツメクサと言う雑草があります。丁度、我が家の玄関先の地面、コンクリートとアスファルトの間に生えます。

雑草は、ほんの少しの隙間を見つけては生えてきます。人間の目には見えないほどの小さな種子がばらまかれて土と水と太陽の光といった条件が揃うと発芽するのです。

毎年同じ場所にツメクサが生え、その間に違う雑草が入り込むような構成になっています。地域柄もあると思いますが、こういった蔓延る雑草は抜いても抜いても生えて来ますし、抜いて空き家になった場所には違う雑草が再び生え、延々と雑草駆除をしなければならなくなります。

この悪循環を断ち切るには、雑草を完全に除去して隙間をコンクリートなどで埋める作業が良いと感じますが、コンクリートを買ってきてわざわざ作業するのは手間です。

それに公道と私有地の境目ですからなんでこちらが時間と費用を掛けてやらないとならないかと考えると何となく腹立たしい。

このような場合は、ツメクサの花芽を刈り込むと言う作業が適していると思います。ハサミで白い花芽の部分を芝を刈るように刈り込むのです。花さえ咲かなければ種子は出来ません。

上の白い花がツメクサの花です。花を一本ずつ切るのではなく葉っぱも刈り込むのです。ハサミを上手く使って刈り込んだらホウキでさっさと掃いておけば終わりです。

花を一回刈り取ってしまえば、しばらくの間、時間稼ぎが出来ます。また花芽が出来る頃に刈り込むだけで最後は、ツメクサの季節が終了します。

ツメクサの草と根の部分だけを残すメリットは、他の雑草が生えにくくなります。ツメクサの根が張っているので他の雑草は容易には発芽出来ないと言うことです。簡単だし、見た目も悪くありません。一石三鳥です。

雑草のピンポイント駆除・まとめ

生えている雑草は、土地柄、土質条件で違います。同じ住宅地でも土地の形状や風通しや土質などで生える雑草も種類が変わります。

今回は比較的ポピュラーな種類を書きました。見極めは、花が咲き実が成るもなのか球根で増えるのかをよく見ることです。雑草の場合両方のものが多いです。

また、ゼニゴケのように湿気の多い場所に胞子で増えて行くものなのかを確認することが大事です。

 

 

日陰に生えているものは、比較的乾燥に弱いことはひと目で理解できますよね。また日向に多いカタバミなどは日向を好みます。カタバミは少ない土でも、コンクリートの上でも繁殖します。

見かけたらすぐに駆除して撤去することをおすすめします。見逃しは面倒の元です。すぐに大きくなり花を咲かせ種を撒き散らします。カタバミは、一番厄介な雑草なのです。

また、春の時季には、未だ小さいイネ科の雑草のエノコログサなども梅雨になると一気に大きくなり花が咲いて種を飛ばします。そうなる前に駆除しましょう。

この時もイネ科の植物だけピンポイントでどんどん抜くと素早く作業出来ます。そして夏の作業が格段に楽になります。

時間が無い時に見つけた場合は、花や実だけを切り取り捨てても良いでしょう。葉や茎は抜き取ってハサミで刻んで土に返せば簡単に土が肥えます。

草だけの場合は、穴を掘って埋めても大丈夫です。要は出来るだけ庭に生えたものは庭の土に返すと言う考えを頭に入れておいた方が土が痩せずに済むと言うことです。

すべてを捨ててしまうと土に栄養素がなくなり土壌菌が育ちません。出来るだけ土から栄養を摂って生まれたものは土に返すようにすることを心がけましょう。

雑草よけに緑肥・クローバーを植える

雑草を抜くと土がむき出しになり乾燥してしまいます。どうしても何かを植えておきたい場合は、緑肥クローバーを植えておくと良いでしょう。

マメ科の植物のクローバーは、空気中の窒素を取り込むことが出来る根粒菌と言う菌と共生しています。このことによって、土を栄養豊富に出来る能力があるのです。

クローバーは、一度植えると越冬して次の春にも大きく増えます。非常にリーズナブルな植物であり緑肥と言えます。

我が家の庭にも昨年からクローバーの種を撒いて育てています。春には沢山の葉を茂らせます。そして、白い花が咲きます。休耕田の緑肥の目的で植えましたが、漉き込まずにそのままクローバーを楽しんでいます。

梅雨になると害虫に喰われましたが、刈り込んで葉を土に返すと再び葉が茂りだし、真夏には益虫が増えて害虫が減りました

益虫を呼びこむ庭を作りましょう

農薬を使っていない庭と畑なので徐々にバランスが良くなって来ていることが目に見えました。カマキリやヤモリなどの虫を食べるものが出現したのです。

不思議です害虫も益虫もヤモリなども何処から来るのでしょう。家が建ったばかりの頃は、ぺんぺん草も生えないような空き地状態だった庭が約10年ほどで命がいっぱいになりました。約10坪の小さい庭ですが沢山の命が棲んでいます。

 

 

生えたものは極力持ち出さずに土に返し良い循環を保っていきたいと思います。植物も虫も生体を知り旨く対応することで、作業が楽で楽しくなります。

我が家の庭には、ここ数年シダ類が生えて来ました。不思議ですよね。いろいろなものが生えて来ます。シダは根っこで繋がって増えているようです。

ある意味シダが生えていることで他の雑草が生えないので、そのままにしています。観葉植物にも使われるシダなので何となく庭に趣が出てきました。しかし増えすぎて目障りな場合は根ごとしっかり抜き取りましょう。

かなり根が深く力仕事になりますので体力のない方は葉を切り取って時間稼ぎをしましょう。冬になると勢いが弱まります。暑い季節は無理をせず涼しい季節に作業しましょう。

雑草の駆除や草取りは目をさらにするより同じ色や形を探した方がよく見えます。雑草の迷惑加減を見極めて一番効率の良い時季にピンポイントで抜くことをおすすめします。

お庭のお手入れの問題でよくある野良ネコの糞害被害対策の記事をまとめました。ぜひお読みください。

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皆さんの除草作業が楽ちんであることをお祈りいたします。庭の作業の時は、水分補給をお忘れなく。

今回も長文をお読みくださりありがとうございます。♡香


 

 

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